http://www.asyura2.com/15/senkyo192/msg/104.html
Tweet |
http://mewrun7.exblog.jp/23631811/
2015-09-04 03:30
【本当は、これらの件に関しても記事を書きたかったのだけど・・・。野田聖子氏には、何とか総裁選に立候補して欲しいな〜。自民党には、目先の出世をあきらめても野田氏を推薦するような、国民を思う良識と勇気ある議員が20人もいないってこと?(**) 進次郎くんは、ガンバれないのかしら?
あと維新の大阪系はどうせ党を出て行くのだから。維新には彼らをぶった切ってでも、野党の矜持として、内閣不信任案の提出&賛成に協力して欲しい。(・・)】
前記事に、共産党が新たなの自衛隊の内部文書を入手して、その中身に関して国会で追及をしているという話を書いたのだけど。(『安保審議がまた紛糾〜中谷が答弁撤回&共産党が新内部文書から自衛隊の暴走を追及』http://mewrun7.exblog.jp/23628475/)
この記事では、その内部文書に関する続報を・・・。
この自衛隊の内部文書には、昨年12月17〜18日に自衛隊TOPの河野克俊統合幕僚長が訪米して、米軍の幹部たちと行なった会談で話した内容が記録されているのだが。
昨日の記事には、河野幕僚長が米陸軍参謀総長に安保法制の整備に関して、「与党の勝利により来年夏までには終了するものと考えている」と語ったことを記した。(・・)
『安全保障関連法案を審議する参院特別委員会は2日、一般質疑を行った。共産党は防衛省の内部資料として、河野克俊統合幕僚長が昨年12月に訪米した際の米軍幹部との会談記録とされる文書を提示。その中で河野氏が安保法制は夏までに終わる見通しを伝えていたことを指摘した。政府は文書の存在を確認した上で今後回答するとした。
同党の仁比聡平氏が示した文書によると、昨年12月17〜18日に河野氏が米国防総省で米軍幹部らと会談。河野氏は米陸軍参謀総長との会談で「(12月)14日に衆院選があり、与党が圧勝した」と説明。新しい日米ガイドライン(日米防衛協力のための指針)や安保法制の進み具合を問われ、河野氏は「与党の勝利により来年夏までには終了するものと考えている」とも述べたという。
また、河野氏は米国防副長官との会談で、日本の防衛予算は「今後も増える傾向にある」と語った。(朝日新聞15年9月2日)』
* * * * *
そして、この内部文書によれば、河野幕僚長は、この他にもオスプレイや辺野古基地などに関しても米軍の幹部と話をしていたとのこと。(++)
オスプレイに関しては、「オスプレイの不安全性をあおるのは一部の活動家だけだ」と発言。 (゚Д゚)また(自分勝手な見通しで)国民の不安が「以前に比べ、低減した」という意見まで述べていたとか。^^;
辺野古基地移設に関しては、「普天間移設反対の候補者が当選したが普天間は地方の問題ではなく国の問題だ」として、地方選の結果にかかわらず、基地移設を進める意向を示すうと共に、問題のある発言を重ねていたという。(-"-)
さらに自衛隊が海賊対策のために作ったジブチ基地を、「海賊対処のみならず他の活動における拠点にしたいと考えている」という発言などなども行なっていたらしい。(>_<)
『防衛省の河野克俊統合幕僚長が昨年12月18日、米国防総省でワーク米国防副長官と会談した際「オスプレイの不安全性をあおるのは一部の活動家だけだ」と述べていたことが2日、分かった。オスプレイは開発段階から墜落事故が相次ぎ、2013年には全41市町村長らが配備撤回を求め政府へ建白書を提出するなど県内では配備への反対が強い。制服組トップの民意を顧みない発言に強い反発が上がるのは必至だ。
発言が記載されているのは防衛省が作成したとされる「統幕長訪米時の会談の結果概要」と題する内部文書。2日までに共産党が入手した。2日の参院平和安全法制特別委員会で仁比聡平氏(共産)が文書の存在をただしたのに対し、中谷元・防衛相は「資料は確認できていないのでこの時点での言及は控える」と述べ否定はしなかった。
文書では、オスプレイへの日本国民の不安が低減したか尋ねたワーク氏に、河野統幕長は「以前に比べて低減したように思う」と返答。ワーク氏は「初期の事故で不公平な評価を受けることは残念だ」と安全性に不安を持つ国民世論に不満を示している。((沖縄タイムス15年9月2日)』
* * * * *
『また、河野統幕長は昨年11月の知事選の結果に触れ「普天間移設反対の候補者が当選したが普天間は地方の問題ではなく国の問題だ」と述べ、示された民意を無視する形で、基地建設を進める考えを伝えた。
同日、ダンフォード米海兵隊司令官と会談した際には「県知事選時にはリバティーポリシー(行動規範)の実施、地域情勢に配慮して頂き感謝する」と述べ、知事選の結果が有利になるよう米側の協力を得たともとれる発言をしている。
さらに、河野統幕長は「キャンプ・ハンセン、シュワブでの共同使用が実現すれば米海兵隊と陸上自衛隊との協力が一層深化する」と共同使用を積極的に進める意向を示している。共同使用に関して、今年3月の衆院予算委員会で中谷氏は「(シュワブの)代替施設での恒常的な使用は考えていない」と否定しており、統幕長と防衛相の発言が食い違う形となっている。
共産の小池晃参院議員は「民意を米国へ売り渡すかのような発言だ」と批判し、今後、国会への河野統幕長の証人喚問も視野に追及していく構えをみせた。』
* * * * *
『米軍普天間飛行場の辺野古移設計画に関連し、昨年12月17〜18日に訪米した自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長が米海兵隊のダンフォード総司令官に対して「普天間移設反対派の知事が就任したが、辺野古への移設問題は政治レベルの議論であるので方針に変更はないとの認識である。安倍政権は強力に推進するであろう」と述べ、米側に日本の辺野古移設推進堅持の方針を伝えていたことが明らかになった。新基地建設反対を訴え当選した翁長雄志知事が昨年12月10日に就任してから、わずか数日後に自衛隊トップが辺野古移設を米側に「約束」していた格好で、今後の議論を呼びそうだ。
河野統幕長の会談内容を記した統合幕僚監部の機密資料を共産党が入手した。資料は「取扱厳重注意」とした上で「統幕長訪米時のおける会談の結果概要について」との件名で、2014年12月24日に作成されている。
河野統幕長が訪米し、ダンフォード氏のほか、ワーク国防副長官、オディエルノ陸軍参謀総長、スペンサー空軍副参謀総長、グリナート海軍作戦部長、スイフト海軍作戦部幕僚部長、デンプシー統合参謀本部議長らと相次いで会談した際の会議録が記されている。
河野統幕長はダンフォード氏との会談で「沖縄県知事選時にはリバティーポリシー(行動指針、米軍の夜間外出・飲酒規制)の実施、地域情勢に配慮していただき感謝する」などとも述べ、米側に選挙時の対応を感謝するなど、選挙への介入とも受け止められかねない発言もしている。
ダンフォード氏は「このような問題には忍耐力が必要であり状況が好転するまで待つことも必要である」と述べた上で、移設計画の推進を求める考えを示した。(琉球新報15年9月3日)』
<知事選の時、米兵が何か問題を起こして、米軍&その基地への反発が強まらないように、(=仲井真前知事にとって不利にならないように)米兵の行動を規制して、間接的に自民党政権に協力していたってことだよね。(-"-)>
* * * * *
『海上自衛隊のジブチでの活動について「海賊対処のみならず他の活動における拠点にしたいと考えている」という発言もあります。(TBS15年9月2日)』
『陸上自衛隊と米陸軍がともに強化できる分野として、「離島奪回に際し、いかに戦力を投入するかといったエア・アサルトについて議論」することの重要性に言及。「ストライカー部隊をいかに投入するか」など、戦術面のテーマについて積極的に発言している。
また、「オスプレイ導入は輸送能力向上の観点から重要であり、陸軍としてはオスプレイ等を使用した離島防衛などの防御要領について支援して参りたい」(オディエルノ氏)とする発言も見られる。
言うまでもなく、「離島奪還」「離島防衛」は自衛隊が中国の軍事力増強を念頭に重視しているものだが、米軍幹部がこれに積極的にコミットする姿勢を見せたものと言えるかもしれない。
一連の会談ではほかにも、日中関係やロシア軍の動向、北朝鮮のサイバーテロ、エボラ出血熱対策が話し合われている。(高英起 | デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト15年9月3日)』
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 ☆
しかも、中谷防衛大臣は、2日の国会で、この内部文書に関して「防衛省が作成したか否かもコメントできない」として、共産党議員の質問にきちんと答えようとしなかったのだが・・・。
何と河野幕僚長本人も、3日の会見で、内部文書の存在を「確認中」だとして、ごまかそうとしていたという。<書類には幕僚長の「了」という印も押されていたのに。それも「確認中」だって。(>_<)>
『自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長は3日、防衛省で記者会見した。(中略)
河野氏は昨年12月の衆院選直後に訪米し、オディエルノ陸軍参謀総長との会談で安全保障関連法案の今夏までの成立について伝達したとされる。河野氏は会談の事実は認めたものの、「資料は確認中。(発言の)内容は差し控える」と繰り返し、詳しい説明を避けた。
河野氏の訪米時点では、安保法案の与党協議すら始まっておらず、シビリアンコントロール(文民統制)を逸脱する発言との批判が出ている。これに関し、河野氏は会見で「法案が成立するかしないかは国会の判断だ」と述べるにとどめた。(時事通信15年9月3日)』
『河野氏は、昨年12月に訪米して米軍幹部らと懇談したことは認めたものの、資料に記載された会談内容については「確認中なのでコメントできない」と強調した。その上で、安保関連法案の成立時期についての認識を問われたが、「国会の判断による」とだけ答えた。米軍オスプレイについては「相当数の方々から理解を得られていない」との認識を示した。(毎日新聞15年9月3日)』
* * * * *
このブログには、90年後半の日米ガイドラインを機に、日米軍の一体化計画が着々と進んでいて。陸海空の自衛隊と在日米軍の陸海軍の司令部が同じ場所に移動したことや、日米軍幹部が近い将来、一緒に活動することを想定して、国内外で様々な訓練を行なっていることなどを書いて、警告を促して来たのだが。<ジブチが自衛隊のアフリカ・中東地域で活動する拠点基地として作られたこともね。(-"-)>
昨日もこんな記事が出ていたばかりだ。(~_~;)
『自衛隊は米カリフォルニア州南部沖で1日(日本時間2日)、米軍とともに、敵軍に占拠された島を制圧するための実弾を使った砲撃訓練を実施し、報道陣に公開した。
海から陸地に兵力を送り込む水陸両用作戦の訓練「ドーン・ブリッツ(夜明けの電撃)」の一環。敵が部隊を展開する島に潜入した陸自と米海兵隊の部隊の情報をもとに、沖合の海自イージス艦や米海軍艦が上陸作戦に備えた艦砲射撃をした。陸自隊員が英語を使い、無線で米海軍の砲撃を誘導する場面もあった。
離島防衛が専門の陸自西部方面普通科連隊など、陸海空の3自衛隊あわせて約1100人が訓練に参加している。自衛隊は、尖閣諸島をめぐる緊張の高まりを受けて2013年に初参加し、今回が2回目。離島防衛をめぐる日米の連携ぶりをアピールする。(朝日新聞15年9月2日)』
米軍との協議や共同訓練を繰り返すうちに、自衛隊の幹部や隊員の中には、どんどん米軍の幹部や兵士と同じくらいの権限を持ったような気分になっている人がいるのではないかと察する。(-"-)
* * * * *
それでも、政府や国民の代表である国会がきちんと自衛隊をコントロールできていれば、そして主権者たる国民にもきちんと情報が伝えられ、国民が全体をウォッチできていれば、まだマシなのだけど。<シビリアン・コントロールは重要なのだ。>
自衛隊と米軍の幹部の間で、だんだん勝手に話を進めたり決めたりして、政府や自衛隊がその意に沿って動くようになるほどアブナイことはないだろう!(**)
日本が、第二世界大戦の際に、軍部の暴走によって、戦略や終戦時期を誤り、自国民も含めて多くの人々の犠牲を招いたことを思えば尚更、自衛隊(軍部)の暴走を決して許さないように、今国会でも、厳しく追及して行くべきではないかと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK192掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。