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政界地獄耳 五輪組織委こそ「戦後レジーム」だ
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1532561.html
2015年9月3日9時46分 日刊スポーツ
★首相・安倍晋三が言う「戦後レジームからの脱却」は戦争史観や安全保障における憲法解釈の変更だけではない。まさにそれを実践するのが、20年の東京五輪・パラリンピックの国立競技場建設費問題や五輪のエンブレム選定などだろう。1964年の東京五輪では起きなかった問題が露呈した。1つは大会関係者は名誉職ではなく、本気で成功させなければ国の恥だと感じ、命を懸けて関わるすべての人たちと心を1つにして成功を願い進めていったこと。ここまで復興した日本を世界に見せるという目的があった。
★確か、この五輪も東日本大震災からの復興を世界に示すなどの目的があったように思う。しかし政治家とゼネコンの駆け引きやコントロールできず仕切り切れない専門外の名誉職として迎えられた五輪組織委員会の面々は現場の役人や広告代理店が成功に導くと思い込んでいたのだろう。1人1人のスキルが高く、覚悟をもって仕事にあたっている人も多いだろう。しかし、指導者に恵まれなければその覚悟もあらぬ方向に向かう。
★「1回決めたものを撤回すると、国際的な信用問題になる」とこだわりを見せた五輪組織委会長・森喜朗や事務総長・武藤敏郎(元財務事務次官)はまさに戦後レジームそのものではないのか。天下り、名誉職、癒着、なれ合い、クローズドな環境や談合体質、戦後の大規模プロジェクトのたびに肥大化したこの政官財の体質にこそメスを入れなければならないのではないか。指導者が小粒になり、大局観を見据えて物を動かし、まとめ上げる能力を有する者がいないときに今までのやり方では通用しないことに注力すべきだ。実は今、我が国は五輪を開催する国力はあっても、人的資源は乏しいのではないか。そんな危機感を覚える。(K)※敬称略
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