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既存の政党・政治家による政局からは何も生まれてこない
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2015年9月1日 天木直人のブログ 新党憲法9条
橋下徹の賞味期限が終わったかどうか私は知らない。
しかし、橋下徹が仕掛けた新党づくりは瞬く間に政局の中心となっ
た。
そのあまりのタイミングの良さに、国会周辺10万人規模デモつぶし
のために、安倍・菅政権が仕組んだ芝居ではないか。
そう思ったのだが、どうやらそうではないらしい。
きょう発売の週刊朝日9月11日号が「橋下劇場の最終幕」と題し
て、その歩合裏を解説している。
もともと維新の党は橋下人気でできた党だ。
その橋下人気に、みんなの党を離れた江田憲司や民主党を離れた松野頼久が
便乗して、どんどんと勝手な動きを見せた。
それを見限った橋下が、みずから身を引くと言い出したのは、その通
りだろう。
しかし、自民党と合流したい松井と、あくまでも中央政治と一線を画す
橋下とは、考えが違う。
その橋下に、新党結成を決断させたのは、松野、柿沢、江田と民主党代表の
岡田の密談だったというのだ。
こともあろうにオーナー社長の橋下が身を引いたとたんに庇を貸した
連中に母屋を取られた。
しかも、よりによって橋下が最も嫌う、労働組合に牛耳られた民主党
との合流だ。
これにブチ切れて橋下が新党結成を宣言したというのだ。
しかし、その週刊朝日の記事は橋下の負けだとこう書いている。
政党助成金を握ったほうが選挙でも指導権が握れるから勝ちだ。それ
を手放さなかった松野や柿沢のほうが一枚上手だと。
しかし、週刊朝日の記事は一言も触れないが、渡り鳥のような松野・
江田と、いつまでたっても内部に政策不一致を抱えている岡田民主党と
の合流など、うまくいくはずがないのは誰が見ても明らかだ。
しかも、政党助成金狙いで政党を離れられない議員を抱えている元祖は民主党だ。
既存の政党・政治家による政界再編劇は国民から乖離したまま、絶望的である。
しかし、残念ながら参院選挙まで、この国の政局は、政策不在のま
ま、自らの生き残りのための政界再編劇一色になるだろう。
どんなに安倍政権がだめでも受け皿はない。
やりきれない思いの国民はますます増えて行くだろう(了)
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