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橋下維新離党を「何とも分かりづらい内紛」ととぼける読売の笑止
http://new-party-9.net/archives/2578
2015年8月28日 天木直人のブログ 新党憲法9条
すべては6月14日の安倍首相・菅官房長官と橋下・松井悪役コンビ
の都内の高級ホテル密談で決まっていた。
つまり橋下・松井の安倍政権に対する忠誠とその証(あかし)として
の維新の党の分裂だ。
こんなことは政治評論家ならずとも、誰でもわかることだ。
そのシナリオに、柿沢未途という三流の世襲議員の軽率な行為が格好
のを口実を与えただけの話だ。
これで野党はますます分裂し、一強多弱の政治が進む。
安倍首相にとってはしてやったりとほくそ笑んでいることだろう。
ところが、きょう8月28日の読売はなんという社説を掲げたか。
この内紛はわかりづらい、国民の支持は得られない、と橋下・松井コ
ンビの離党を非難してみせている。
こんなとぼけた社説はない。
ナベツネの読売が橋下・松井の離党の意味を知らないはずはない。
おまけに読売は解説記事の中で、この離党劇が安保法制成立に悪影響
を与える事を危惧すると書いている。
真逆だ。
これで強行採決をしなくても安保法案を成立させられる可能性がぐっ
と高まったのだ。
それにしても、松野頼久というこれまた三流世襲政治家は、親父譲りの度し難い政界渡り鳥だ。
こんな議員が柿沢と一緒になって民主党を分裂させることになる。
野党は総崩れだ。
安倍首相は笑いが止まらないだろう。
それを知っていながら橋下離党を批判する社説を掲げた読売新聞は、
みずからを恥じるべきである(了)
◇
橋下氏維新離党 何とも分かりづらい内紛だ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20150828-OYT1T50005.html
2015年08月28日 03時01分 読売新聞社説
維新の党の内紛が創業者のダブル離党に発展した。この経緯には、多くの国民が首をかしげているのではないか。
維新の党の橋下徹最高顧問(大阪市長)と松井一郎顧問(大阪府知事)が、そろって離党を表明した。
橋下氏らは、11月の大阪府知事選・市長選に向けて「国政政党から離れ、大阪の地方政治に軸足を移す」と語った。背景には松野代表ら執行部への不信感があり、党内対立は分裂含みとなった。
発端は、柿沢幹事長が来月の山形市長選で、民主党などが推す立候補予定者を応援したことだ。松井氏は問題視し、柿沢氏の辞任を要求したが、拒否された。このため、「永田町ボケしている」などと柿沢氏らを激しく批判した。
市長選では、党の地元組織に別の立候補予定者を支援する動きがあり、党本部は特定候補の支持を見送った。そうした事情に配慮しなかった柿沢氏の行動が軽率だったのは否めないが、辞任するほどではないとの見方が一般的だ。
橋下、松井両氏が今回、離党に踏み込んだのは、あまりに唐突であり、責任ある態度ではない。
野党第2党の運営に強い影響力を持つ政治家の振る舞いとしては疑問視せざるを得ない。特に橋下氏が柿沢氏の留任を容認しつつ、離党するのは分かりづらい。
松野氏も、今回の騒動を収拾できず、指導力不足を露呈した。
橋下氏らは安倍首相と近く、政権に「是々非々」の姿勢を取ってきた。一方、松野、柿沢両氏は民主党などとの連携を重視し、路線対立が続いていた。
11月に代表選を控えているが、発信力が高い橋下氏に「大阪系」の国会・地方議員が追随し、大量離党に踏み切る可能性もある。安易に離合集散を繰り返すだけでは国民の支持は一段と離れよう。
維新にとっては正念場だ。
気がかりなのは、安全保障関連法案の審議への影響である。
維新は対案5本を参院に提出しており、与党と修正協議に臨む予定だ。領域警備法案などの民主党との共同提出も検討している。
対案と政府案の隔たりは大きく、修正協議は難航が予想されるが、様々な論点について建設的な議論を行う意義は小さくない。
橋下氏は、「安保法制で重大な局面の時に内紛をやっている状況ではない」と強調している。
松野氏ら執行部は、修正協議に真摯(しんし)に対応してもらいたい。維新が「責任野党」に踏みとどまれるかどうかも問われている。
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