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「内橋克人「戦争を知らない軍国少年」らが政治を牛耳り、改憲を唱えています」:watanabe氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18206.html
2015/8/28 晴耕雨読
内橋克人(経済評論家)「私は二度にわたる神戸大空襲で、降り注ぐ火塊の下を逃げ惑い、身近な人を多く失いました。戦争を知る者が少数派になった今、「戦争を知らない軍国少年」らが政治を牛耳り、改憲を唱えています」東京新聞2007年6月22日http://bit.ly/YIerXx
内橋克人(経済評論家)「改憲論者は世界市場化を進める米国の真意を見抜けず、そもそも経済に明るくない。絶えず軍拡に頼ろうとしてきた日本経済の過去の構造も知らないようです」
内橋克人(経済評論家)「日本経済は戦前から供給過剰・需要不足の構造をひきずり、国民の購買力が追いつかない。国内の消費力は弱いまま。絶えざる需給ギャップ経済です」
内橋克人(経済評論家)「昭和恐慌は軍事費を大幅に増やし、見せかけの好況と失業者の徴兵によって切り抜けた。しかし、肥大化した軍部や量産した兵器はどうなったか。待っていたのが十五年戦争でした」
内橋克人(経済評論家)「戦後は需給ギャップを外需と公共事業で埋めてきたが、政財界は深刻な不況のたびに軍需産業に頼り、「第3の市場」によって需給の安定化を図ろうとする誘惑にかられてきました」
内橋克人「米軍の発注で潤った朝鮮戦争での特需が終わったころ、次に第2次石油危機と円高ショックが同時に来た1970年代後半、そしてバブル崩壊後の90年代不況下−の3回です。しかし、憲法9条が歯止めとなって、彼らは日本経済の軍需経済化をおおっぴらには進めることができなかった」
内橋克人「中国やアジア諸国も9条を信頼しているからこそ、日本企業の工場進出を受け入れた。改憲論者は9条の果たした役割の大きさを全く理解していない」
内橋克人「(憲法改正への)国民投票をやってみればいい」という一部の護憲派の意見も、「文民統制だから大丈夫」という改憲派の考えも甘すぎる。安倍晋三政権(2007年当時)は米国主導の現実が変わればまた変わる、まさに稚拙な「刹那主義」です」
内橋克人「「憲法押しつけ論」を説く改憲論者は、今の改憲論こそ米国の「押しつけ」であることを、どうして見抜けないのか。米国にはびこる民間の「戦争代行屋」の一つとして、同様の役割を日本に要求している。米国の軍事戦略の一環に組み込まれて何が「自立国家」ですか」
内橋克人「日本人の中に一人として、他の「身代わり」なくして今を生きている人などいません。戦争の悲惨な記憶を、単なる記録におとしめてしまうことのないよう、腹をくくるべきときです」軍需経済化 9条が歯止め:東京新聞2007年6月22日 http://bit.ly/YIerXx
>キジトラニャンコ 今、兵器で儲けようとしている死の商人たちはあの手この手で安倍政権を応援しているだろう。
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