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何が何でも成立させる(C)日刊ゲンダイ
安保法案の陰に隠れ…「残業代ゼロ法案」コッソリ復活画策中
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163075
2015年8月26日 日刊ゲンダイ
安保法案の陰で悪法が復活しそうだ。先月29日、政府は「残業代ゼロ」制度や裁量労働制の対象拡大を盛り込んだ「労働基準法改正案」の今国会での成立を断念したと報じられた。ところが、この報道を“誤報”と断じる政界関係者はこう続ける。
「安倍政権は安保法案への悪影響を考え、一度は“残業代ゼロ法案”を取り下げました。しかし、決してあきらめたわけではない。来月上旬から中旬に採決されるとみられる安保法案の陰に隠れて、今国会での『審議入り』を画策しています。今国会が延長した関係で、今秋の臨時国会の会期は1カ月程度。今のうちに審議入りしなければ、審議時間不足で成立させることができません。臨時国会での成立を逃せば、審議は来年の通常国会に持ち越されます。世論の反発を招けば、直後に控える参院選への影響は計り知れない。何が何でも今国会で審議入りさせるつもりです」
改正労働基準法は主に2つの柱からなる。ひとつは年収1075万円以上の専門職が対象の「高度プロフェッショナル制度」。1日8時間、週40時間の労基法の時間規制を除外し、休日・深夜手当が支給されなくなる制度だ。もうひとつは、事前に労使間で合意した時間より長く働いても残業代が出ない「裁量労働制」の対象拡大。現在は研究職や弁護士などの専門職が対象だが、法案成立で一部の営業職にまで拡大する。対象者は300万人も増加する可能性がある。
要するに、全ての労働者を「残業代ゼロ」にする法案なのだが、安倍政権はこんな悪法をコッソリと復活させようというのだから許しがたい。
「自公の国対委員の間で近く審議日程が調整される見込みです。また、今月10日に塩崎厚労相が官邸を訪れている。法案について安倍首相と相談したといいます」(前出の関係者)
安倍首相は、国民が知らないうちに日本を“ブラック企業”に変えるつもりか。
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