http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/216.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/748da97c1a1ecc0ad44bd7f816c8cd89
2015年08月22日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「生活の党と山本太郎となかまたち」の山本太郎共同代表は8月21日午後、参院平和安全法制特別委員会(鴻池祥肇委員長=元構造改革特区担当相・防災担当相)で、安全保障法制整備関連法案について、以下のように質問(持ち時間8分)した。
このなかで、山本太郎共同代表は、安倍晋三首相が8月11日、参院平和安全法制特別委員会で安全保障法制整備関連法案が審議されているにもかかわらず、山梨県鳴沢村の別荘に入って、一晩すごし、翌日、自宅に戻っていた件を取り上げ、「8月10日の夜に官邸でお仕事を終えて、それから山梨の別荘に移動されて、それから夏休みに突入されたというふうに報道でありました。翌日、8月11日、本委員会、ここにいる皆さんはここで、本法案の審議をしていたんですよ。おかしくないですか?」と追及した。国会を95日間も長期延長しておきながら、特別委員会が開かれているのに、自分1人だけ夏休みを取って別荘に行くというのは、どういうことかと詰め寄ったのである。
あえて言うならば、安倍晋三首相は、「健康不安」を抱えていて、山梨県鳴沢村の別荘で「療養」していたはずなので、「たった一晩すごすだけなのに、何の目的で、だれと会っていたのか」と質して欲しかった。もちろん、本当のことは答えだろうが・・・。
◆このサイトは、「安倍晋三首相は『2018年まで続投』意欲示すが、願望にすぎず、果たして政権を継続できるか?」という見出しをつけたブログで、安倍晋三首相の「8月10日、11日の動静」について取り上げ、8月14日午前1時45分8秒に、以下のように投稿しているので、再録しておこう。
山梨県鳴沢村の別荘に入るときは、「静養」ではなく「療養」ではないかと、観測されている。医師が来ているはずである。
「8月10日午後10時25分から、11日午前、山梨県鳴沢村の別荘で過ごす」、その後、「午後5時22分、同県富士河口湖町の中国料理店『異彩中国菜館 湖宮』。母洋子さんと食事」。9時35分、東京・富ケ谷の自宅」
安倍晋三首相の容体を心配している母・洋子夫人(岸信介元首相の長女、安倍晋太郎元首相の妻)が来ているのも、気にかかるところだ。
また、共産党の小池晃副委員長が8月11日の安全保障法制整備関連法案を審議している参院平和安全法制特別委員会で、自衛隊の運用などを統括する防衛省統合幕僚監部が5月末に作成した内部資料を示して、批判・追及していたのに、安倍晋三首相は、なぜか、欠席していた。こんな重要法案審議の最中に「山梨県鳴沢村の別荘で過ごす」とは、理解し難い。山口市で「私が何とか頑張っていけば18年も山口県出身の首相となる」と意欲を示したのは、「3年後まで元気でいられるかわからない」という不安の表れで、自らを鼓舞しているとも受け取れる。
◆山本太郎共同代表は8月21日午後の参院平和安全法制特別委員会について、以下のように質問(持ち時間8分)した。
山本太郎共同代表 「生活の党と山本太郎となかまたち」共同代表の山本太郎と申します。本日の質疑、8分しかございません。すべて総理への質問です。よろしくお願いします。国民の皆さんの理解を深めるために、「自ら説明したい」とおっしゃっていた安保法案。総理自身、「国民の理解、深まったなぁ〜」って、思っていらっしゃいますか?
安倍晋三首相 世論調査等によるとですね、残念ながらまだまだ国民の皆さまの理解が進んでいるとはいえない状況であろう、また、さまざまな点で誤解もされているんだろうと、こう思うところでございまして、こうした審議等を通じまして、そうした誤解を解きながら、国民の皆さまのご理解を得るべく、努力をしていきたいと、このように思っております。
山本太郎共同代表 総理自身、広がりがあまり見えないと、理解が深まっていないと考えると。そうなんですよね。衆議院での強行採決が行われましたと。そのときの共同通信の世論調査、「本法案への理解が不十分」という方、82.9%。先日、お盆ころに行われた調査では、「本法案への理解が不十分」だと言われる方々は81.8%。上がってるじゃないですか総理! 1.8%。でも1.8%って、これほとんど誤差ですよ。ね。だからほぼ理解が深まっていないと考えるべきだと。だから総理ご自身で言われていましたとおりだと思います。まだまだ深まっていないんだと。報道によるとですね、話ちょっと変わりますけれども、総理は8月10日の夜に官邸でお仕事を終えて、それから山梨の別荘に移動されて、それから夏休みに突入されたというふうに報道でありました。しかしです。翌日、8月11日、本委員会、ここにいる皆さんはここで、本法案の審議をしていたんですよ。おかしくないですか? これ。「だれが延長した」、そのお言葉のとおりですよ。最高責任者で、一番この法案を通したいと思っている方が、夏休みに突入しているのに、委員の皆さんは夏休みに入れずに、ここで審議をしていたというお話なんです。もちろんね、総理というお仕事は激務だと思われるんですよ。休んでいただきたい、ゴルフだって心から楽しんでいただきたいと思うんです。でも、安倍政権退陣を願う僕でさえそう思うのにも関わらず、やっぱり今、休んでもらっては困るんですよ。10本もの法案をむりくり1本にまとめて、今国会で通すと言い切ったのはだれなんですか?総理ですよ。あなたですよ。それだけじゃない。1日の延長で3億円ぐらいかかると言われている国会を、戦後最長の95日延長すると決めたの誰なんですかって。総理ですよね? あなたなんですよ。総理おひとりだけ夏休み突入なんて、だれも納得していません。総理自らがわかり易い言葉で国民の皆さんに説明する努力っていうのは、十分だと思われていますか? 衆議院で、本法案、審議されたなかで、総理の出席率33%程度なんですよ。33%程度。一番法案を通したがっている最高責任者が出席したのが3割程度ですよ皆さん。ありえますか?ありえません。丁寧に、出来る限りわかりやすく説明を行い、国民の皆さまのご理解を得るよう努力してまいります。参議院本会議での総理の言葉でございます。「国民の皆さまの理解を深めるために、自ら説明したい」、これも、総理のご発言なんですよね。総理のこの言葉っていうのは嘘じゃないと思うんですよ。嘘じゃない。じゃあ、総理自身が審議に積極的に參加する。毎回出てきて。「してるじゃないか」という応援、虚しいからやめてください与党の皆さん。ね、本当に。なんかすごく虚しい発言されたあとの拍手とか本当に心寂しくなるんです。そうじゃない。とにかく、この法案一番通したいのだれだ? 税金を使って95日間延長したのだれだ? この国のあり方を180度変えるような政策を推し進めようとしているのはだれだ? その最高責任者は安倍総理じゃないですか。じゃあ毎日でも出てきてくださいよ、この法案の審議に、というお話なんです。そして公共放送を通じて、国民の皆さんにわかりやすく伝えていただきたい。現在、本委員会、3日ほど審議があるんですよね。そのうち少なくとも総理自身が毎週1日以上、国民にわかりやすく説明するために審議に参加するというお気持ちがあるのか、ないのか。あるのか、ないのかだけお答えください」
安倍晋三首相 これは、委員会の運営におきましては委員会の委員の皆様がたで決めることでありまして、その要請には、当然、行政府の長として応じなければならないと、こう考えているところでございます。そのなかにおいてですね、たとえば総理として予算委員会や様々な委員会があるわけでございまして、同時に、この法案については担当大臣がいるわけでありまして、まさに担当大臣が責任をもってこの法案についてですね、答弁をしていくことになるわけであります。そのための担当大臣でございます。私は、総理大臣としてですね、大所高所から意見を求められたときにこの委員会に出てきていると、こういうことではないかと思います。
山本太郎共同代表 はい、わかりました。もちろんこの委員会での話、そしてNHKの話は諸事情いろいろあると思います。それ、一度置いておいてください。総理自身がそのお気持があるのかないのか。毎日でも出てくるぞ、少なくとも1週間に1回出る気持ちが本人にあるのか、ないのかがお聞きしたい。あるのか、ないのかでお答えください。よろしくお願いします。
安倍晋三首相 これは委員会の運営についてはですね、委員会においてお決めになることでして、それに対して行政府としては対応していくというのが基本的なルールでございます。
山本太郎共同代表 不毛なやりとりしていてもしょうがないんですよ、総理。総理自身にそのお気持があるかないか。先ほど言いました。委員会でのルール、そしてNHK呼べるかのルールは一旦横に置いてください。その先の話ですから。総理自身にそのお気持ちがあるかないのかをお聞きしたいんです。お願いします。
安倍晋三首相 これはこの委員会だけでなくてですね、予算委員会でもそうでございますが、まさに委員会からですね、総理の出席を求められれば当然、われわれは出席するという義務を負うわけでございます。そういう運営を行っていくわけでありますが、同時に、予算委員会においては、主務大臣として財務大臣もおり、財務大臣も私が出席をしないなかにおいてはそれぞれの大臣が求められれば、それぞれの大臣が出て行く。そして当委員会はまさに担当大臣としてですね、防衛大臣と外務大臣が出席をしている、ということではないかと思います。
山本太郎共同代表 なんかすごく消極的といいますか、ご本人の気持ちを聞いてもあまり前のめりさというか、これだけ81%の人たちがみんな理解していないなかで、何がなんでも私が説明いたします、と。私が最高責任者ですという気概さえ感じない。委員会のルールがあるということはわかっていると。それを一旦横に置いてお聞きしているんだというお話をしているんです。ご自身のお気持ちを何回もお聞きします。ご本人としては出てくるお気持ちはあるんですか、ないんですか。
安倍晋三首相 ルールは横には置けないんですよ。つまり、この委員会や議会の運営というのはですね、慣例、またルールに従って運営することが求められているわけでございまして、そのなかにおいて、行政府と立法府の関係、守るべき関係というものがあるわけでございまして、そのなかで、当然、求められれば、われわれは出席する義務を負っている、ということではないかと思います。
山本太郎共同代表 「ルールは横には置けないんだよ」、ただいまのセリフ、非常に疲れれました。でも憲法違反の法案を通そうとしているその姿は一体なんなんですか? ルール横に置いて考えているじゃないですか。まったくやっていることが真逆。あまりにもおかし過ぎます。委員長。是非、より国民の理解を深めるために、総理により多い時間をとっていただけるように、委員会でご審議いただけますか。よろしくお願いいたします。
鴻池祥肇委員長 私、答弁するの? 私への質問?
山本太郎共同代表 いえ、違います。理事会でのお取り計らいをよろしくお願いいたします。
鴻池祥肇委員長 理事会で、対応しましょう。
山本太郎共同代表 ありがとうございます。終わらせていただきます。
【参考引用】
時事通信は 8月21日午後8時36分、「別荘行きを取りやめ=安倍首相」という見出しをつけて、以下のように配信した。
安倍晋三首相は21日、予定していた山梨県鳴沢村の別荘行きを取りやめた。首相周辺によると、朝鮮半島情勢が緊迫していることを踏まえ、東京都内に残って対応に万全を期す必要があると判断した。首相は同日夜から3日間、別荘で静養する予定だった。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK191掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。