http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/199.html
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「日米関係のいびつな現状は主に日本側の指導者の心理状態に原因がある:萩原 一彦氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18155.html
2015/8/22 晴耕雨読
https://twitter.com/reservologic
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長いけど全部読んだ。
読めばなるほどそうだなあと思う。
そして、対米従属から脱することは案外簡単なことじゃないかとも思った。
それは一人一人の問題で日本人それぞれがてんでに覚醒すればいいだけ。
→ 資本主義末期の国民国家のかたち (内田樹) http://bit.ly/1NnAuz5
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もし内田樹氏の直感 http://bit.ly/1NnAuz5 通り、日本が米国に対して最初は面従腹背しながら気長に独立の機会をうかがったというなら、それは危険な賭けだったと思う。
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個人ならともかく国としては、「面」を向けているのは米国だけでなく日本の一般国民に対してもだから。
米国に対する面従腹背を国家規模でやるということは、一部の指導者を除いて国民の大部分は「従」の雰囲気に長いこと置かれることになることを意味する。
無論、教育も日本が本当に置かれた立場を教えずに夢としての現実を教えることになる。
問題はそうやって育った世代がいつか日本を担うということ。
戦後最初に面従腹背を独立戦略として選んだ日本の指導者層は、彼らの生きているうちに腹の中で目論んだ「背」として、独立は達成するだろうと見込んだかもしれない。
まさか「従」の中で育った世代にまでそれた持ち越されるとは思っていなかっただろうけど、実際はそのようになってしまった。
面従腹背の「従」の雰囲気の中で育った戦争を知らない世代になると、政治家も官僚も腹の中にあるべき「背」として独立を目指すことを忘れてひたすら従米路線を走ることになった。
あとは内田樹氏が http://bit.ly/1NnAuz5 で述べたような日本になった。
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日本は賭けに負けた。
今回山本太郎氏の安保法制特別委員会での追及にマスコミがさっぱり乗ってこなかったのも、無意識のうちにそれが「米国の国益」に適わないと判断して報道自粛したからなんだろうと想像している。
内田樹流に言えば賭けに負けて世代を持ち越した日本は、米国に対する丁稚奉公が国是の国になってしまった。
じゃ、どうするか。
日本は米国に対して丁稚奉公なんてする義理はないんだと国民一人一人が覚醒することから始めるのが割と簡単でいいかもしれない。
いっぺん米軍に出てってもらって、改めて基地を貸す契約を結べばいい。
金をもらう代わりに日本を守ってもらう契約を結んでもいい。
思いやり予算は廃止。
米国は米国で問題は多いけど、日米関係のいびつな現状は主に日本側の指導者の心理状態に原因があることはわりとはっきりしている。
米側には一応民主主義を尊重し機能させる機能的な仕組みがあり、日本側に従属を強要して非民主的な行いをするよう圧力をかけることはできないしそれは米国民が許さない。
日本側の指導者の心理的な問題というのは、「察して先回りして奉仕する」という日本的奉公の美徳みたいなもので、それは何も米国にせっせと奉仕する官僚や政権担当者の姿だけじゃなく、その連中に奉仕するマスコミや、広告代理店や、社会一般の姿でもあるわけで、その姿は美しくもあり物悲しくもある。
日本の「ご奉仕の習性」はそもそも民主主義という制度とは相容れない。
だからといってそれは日本社会の美徳だから捨てられない。
ならば、ぼくらは自分たちにそういう「習性」があることをきちんと自覚した上で、民主主義制度と擦り合わせて対米関係や民主主義システムを機能させていかなきゃならない。
まず、対米を始めとする外交の場で、また民主主義制度のキモになる部分で、日本人の美徳である「ご奉仕の習性」が発揮できないような制度設計をして、ご奉仕したら罰するんじゃなくて、ご奉仕しても何の得にもならないことを周知して、ご奉仕しないことによる社会的制裁も免除すしたらどうだろう。
それと、教育の中で、日本人的習性の自覚を促すことを目的とするカリキュラムを作ることもできると思う。
そして、その習性の美点と欠点を同時に自覚させて、それが理解できる人間を国家運営のトップに集めていくってのもいいかもしれない。
今いる政治家の中で、そういう意味で「日本的ご奉仕」が変な対米関係を作っていることを自覚できているのは小沢一郎氏はじめ、ごく少数だと思う。
小沢氏はおそらく対米関係を普通の二国間関係にする策を持っている。
持っているだけに「対米ご奉仕」から利益を得ている人たちの恐れを買っている。
そう考えると「ご奉仕」という日本的習性を持ち、そこから利益を受けている日本のすべての層、とりわけマスコミが小沢一郎氏をバッシングした理由がなんとなくわかる。
だけど、米国の一般的な政治家は小沢氏の考え方の方が「ご奉仕」タイプの政治家よりは理解できるし尊敬もするだろうと思う。
だから、小沢一郎氏を総理大臣にという話には意味があるわけだけど、残念ながら、彼も彼の世代も急速に老いてきている。
だれか、安倍晋三氏より下の世代から、官僚と政治家とマスコミを支配する「日本的ご奉仕の美徳」を上手に対策する人間が出てくるしかない。
そういう人間を教育が作らなきゃ危ない。
というようなことを、仕事もせずに考えた今朝の私だった。
ありゃ〜。
RT @bezoku: @reservologic @zinjoutarou おはようございます。日本会議です。 #日本バカ学研究所
今日のことだけど、米国と軍事同盟を組むオーストラリアには、米国から、シリアでISILに対抗する軍事作戦にもっと広く参加するよう要請が来た。 http://ab.co/1E7F0P2
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豪州はたぶん断れない。
米国は日本での安保法制通過も待っている……。
米国のいわゆる「ジャパンハンドラー」と呼ばれる人たちを NHKが「知日派」と呼ぶのは事実を反映していないと言う人がいるけど、知日ってのは日本をよく知っていて日本の動かし方のツボを知っているという意味だから、NHKは割と正確に訳している。
もちろん「親日」との混同も狙っていると思う。
「知日派」と呼ばれる人たちは本当によく日本のことを研究して、日本政府や日本人の強み弱みを知り尽くしている。
米国の日本研究は江戸時代から始まっているけど、戦争で捕虜にした日本兵からも日本研究に使う膨大な知識を得て、応用研究も進んでいる。
「知日派」が日本を動かすノウハウは半端ない。
米国(だけじゃなく世界の)日本研究は質量ともに膨大なもので、特に米国はそれを「戦略」に生かすために研究している。
日本研究者の多くは日本語が堪能で文化にも精通し、多くは研究しているうちに日本が好きになってしまうのだけど、でも米軍に雇われれば当然米国の国益のために日本知識を使う。
日本ももちろん米国をよく研究している。
中でも一番実践に役立つ米国研究をしているのは外務省北米局と沖縄県だと思う。
ただ、外務省と沖縄県ではたぶん米国研究の応用目的が違う。
見た所、外務省はその知識を日本の独立のために使う気はないのに対して沖縄の米国研究は独立のために使おうとしている。
沖縄県ではたぶん米国研究と同時に日本研究のレベルも高い。
沖縄は米軍と日本政府を相手に基地問題を解決したいわけだから当然だと思う。
今、もし日本が本気で従米状態から脱却したいと思ったら日本の弱点を防ぎ米国の急所を突きながらの交渉ごとになるわけだから、使えるのは沖縄の知識だと思う。
ぼくは、沖縄がこれまで米国相手、日本政府相手にやって得てきた知識やノウハウは、きっと日本が従米状態から脱して、防衛と外交の自治権をとりもどして独立しようと思った時に役に立つはずだろうと思う。
日本のマスコミが一昨日の山本太郎氏の「いつ植民地をやめるの、今でしょ?」に、ひとつも反応しなかったことについて、マスコミは米国恐怖症だから日米関係の深い所に触れられないんだと書いたけど、マスコミが恐れているのはたぶん米国じゃなくて日本人なんだという気がする。
マスコミは共犯だから。
山本太郎氏、今日の安保法制特別委員会での質疑時間は8分間。
山本「この法案の理解は深まっているか」
安倍「深まっていない。丁寧に国民に説明したい」
山本「説明したいならゴルフとは何だ。もっと委員会に出てくる気持ちはないのか」
安倍「ルール上は呼ばれれば出る」
山本「出たくない?」
山本太郎氏は、今日の8分という短い質疑時間で、一方でルールと原則を盾に自分の安保委員会への出席率の低さと夏休みゴルフを正当化し、他方で権力が縛られなければならない憲法を無視し、憲法学者のほとんどが違憲とする安保法制を通そうとしている矛盾した振る舞いを突いた。
それなりに有効だった
>はなゆー【国会動画/YouTube】 先ほどの山本太郎議員(生活の党)の質問 https://youtu.be/v6-HCgatOc8 首相動静(8月11日) http://t.co/WcELkTjreA
【速報・動画】山本太郎vs安倍晋三【全9分】8/21
>ローリエ そして、安倍が参議院をいかに軽視しているかも浮き彫りにしましたね。(蓮舫議員への汚いヤジなどもその表れではないかと)
>北村幸太郎 >ルールを横に置いとけないなら、どうして憲法を無視する? 山本太郎氏はよくぞ、安倍晋三をそこまで追いこんで、最後の一言をかましましたね。エライ!
3億✖92日で、276億円もかけて会期延長してるのに、安倍首相の安保委員会出席率は30数%しかないとも。
RT @sirakaba2: 国会延長で、1日3億円使っていることも…。初めて聞いた人は耳を疑ったことでしょう。それなのに夏休みをとっている総理に国民はもっと怒るべきだと…
>天野 慧「ルールは横に置いておけない」との答弁に、憲法無視の首相の姿勢を、太郎さんは屹度!突っ込んで下さると思って聞いていた。 流石!太郎さん。胸のすく思い! たった8分の中で、首相が如何に参院を軽んじているか等を炙り出してくれた。 感謝!
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