http://www.asyura2.com/15/senkyo191/msg/137.html
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「小池晃 自衛隊の暴走への中谷の答弁のあまりの無責任さに「なぜ自民党の議員は怒らないんだ」と」
http://sun.ap.teacup.com/souun/18144.html
2015/8/20 晴耕雨読
こたつぬこ氏のツイートより。https://twitter.com/sangituyama
参議院安保法制委員会は10時から再開。
中断した小池晃質問のつづき。
参議院安保法制委員会再開
中谷防衛大臣「防衛省作成資料において審議が停止したことをお詫びする。小池委員配布の資料は、統合幕僚幹部が日米ガイドライン、安保法制について説明、整理し、内部部局と調整し作成したものである。5月に中谷が周知をおこなうよう指示した。」
中谷「資料の内容は当然必要な分析をおこなったものである。法案の成立時期の記述については、作業スケジュールのイメージ化を図るために記述したものであって、法案の成立時期を予断したものではない。PKOの派遣時期の記述については、すでに派遣をしているのでスケジュールを機械的にかいたもの」
中谷「分析・研究をおこなっただけだ。法案を先取りしていない」
小池「この資料には、「研究・分析事項」なんてどこにもかいてないじゃないですか。ただの分析じゃないでしょ。こんな答弁では納得できない」
官僚「なんら矛盾はしていない」
小池「納得できない」
速記停止 理事召集
中谷「資料にあるように、成立前は「研究」成立後は「検討」と区分けをしてある。また一般的には省庁は成立の前にも必要なものとして分析・検討はおこなっている」
小池「国論が二分している、憲法違反の問題ですよ。これは一般的な法律の検討とは違うわけですよ。資料に全部検討事項になっている」
中谷「前回審議では、中身を確認していないと答弁し、先取りをしてはいけないと答弁しました。しかしそのような行為には及んでいません。分析の範囲におさまります」
小池「これはもう詭弁ですよ。午後の審議でこの問題もう一度やります」 小池質問終了。
小池議員は午後にもう一度質問に立ちます。
>赤旗政治記者 時事が速報。安保法案成立を前提とした内部資料を5月下旬に作成したことを認めた上で、「必要な分析、研究を行ったもの。問題ない」と述べた、と中谷大臣の説明を速報。NHKはゴルフのレッスンを放送。(津)
小池質問再開 小池「運用要領の策定・実施・規則の制定を中谷大臣は「検討」というが、これは 実施」でしょう。完全にいんちきな答弁だ」
中谷「文書はわたしの指示の範囲内だ」
小池「問題ないんですね?」
中谷「分析と周知徹底の範囲ですから」
小池「内容に問題ない?」
小池「新ガイドラインには運用面の機能が日米間で調整されるとは書いているが、軍軍間の調整なんて書いてないですよ。そんなものがあるという答弁これまでありましたか?」
中谷「新ガイドラインでも自衛隊が指揮系統にはいるとは書いてません」
小池「国会で答弁したかときいている」
小池「これまで政府は共同作戦などはないと答弁してきていた。共同作戦の存在など一切認めてこなかったのに、この文書だと存在することになるんじゃないですか」
中谷「新ガイドラインでは「共同計画」がより精緻なものになりましたが、指摘はあたらない」
小池「文書では、「これまではありませんが」と書いてあるでしょ。あるんですよ。また文書には、「南シナ海への関与のあり方」について書いてありますが、こんなこと法案にもガイドラインにもありませんよ。どういうことですか」
中谷「一般論としていえば…南シナ海など特定の地域は想定してない」
小池「文書のなかでは、(部隊の自己保存のためには」、憲法9条の制約はなく、いかなることもできる、と書いているが」
中谷「そのとおりです」
小池「いかなることもできるなどと乱暴なことが書いてある。こんな文書が審議と無関係に自衛隊で堂々議論されていたんですよ」
午後小池質問の簡単なまとめ
@文書では「軍と軍の関係」と書かれていて、自衛隊を軍と規定している。
中谷はあくまで「便宜的」と答えるが、これまでの国会答弁を明確に逸脱というか憲法違反
A文書では「南シナ海への関与」が書かれている。ガイドラインや法案にすら書かれてないことが計画されている
小池質問の全体要約 暴露文書では分析どころか自衛隊を「軍」と規定し法案にない南シナ海への関与を言及するなど国会審議に附されてないことが勝手に「計画」されている。
しかもこれを統幕長以下350人の自衛隊幹部が「意思統一」していた。
憲法と議会制民主主義の破壊が水面下でやられていた。
>布施祐仁 米軍と自衛隊の 「日米共同作戦計画」も、国会や国民に対しては「検討段階」「存在しない」と説明しながら今回の統幕文書が示しているように実際には存在していたわけです。核密約や裁判権密約もみんなそう。みんな後出しジャンケンで出てくる。この審議で日米同盟の本質が炙り出されているのでは。
>布施祐仁 統幕文書にある「南シナ海での警戒監視の検討」は、アーミテージ氏などアメリカのいわゆる「ジャパンハンドラー」が日本に要求してきたこと。アメリカの要求になるべく応えなきゃと自民党と自衛隊の制服組が一緒になってまず前のめりになり、アメリカと約束を交わし、国会や国民への説明はいつも最後。
>佐藤 圭 自衛隊内部文書の件、「省庁が成立前の法律についてある程度準備するのは当然」などと訳知り顔で言う奴、東京新聞にもいますが(苦笑)、こんなもん事務的レベルじゃないだろ。戦争法案たる本質を知られたくないからコソコソやる。
今日の小池質問で印象深いのは、自衛隊の暴走への中谷の答弁のあまりの無責任さに「なぜ自民党の議員は怒らないんだ」と声を荒げたところ。
議会人としての誇りも勇気もなく、ただ俯くか素知らぬふりをするだけでどこまでもズルズル堕ちていく「保守」の情けない姿に心底耐えられなかったんだろう。
この「ズルズルと堕ちていく」ことを忌避する感覚を、自民公明の議員たちはだんだん麻痺して失いつつある。
この数ヶ月さまざまな「事件」があるたびに、「小事」だからと小刻みに状況を追認し、俯いて素知らぬふりをしているうちに、いつの間にか「大事」が何かわからなくなっているのだろう。
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