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2015年 08月 20日
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前記事の『デモ批判の武藤にうさん臭い金銭トラブル報道で焦る自民&派閥の長・麻生の指導に疑問』の続報を・・・。
今月初め、自民党の武藤貴也氏(36・衆院2期)が国会前で安保反対のデモを行なっている学生集団をツイッターで「利己的だ」と批判。そのことで逆に与野党やメディア、市民団体などから逆非難を浴びることになった。(~_~;)
その武藤氏に関して、今度は、昨日19日に発売された週刊文春が、自民党の)が未公開株に関して金銭トラブルがあると報道。自民党の幹部は、事実確認をして本人に説明を求めると言っていたのであるが・・・。
武藤氏が19日午後になって、自民党に離党届を提出したところ、党側はすぐに受理し、離党を認めたとのこと。安倍自民党は、事実の解明をしないまま、とっととジャマものを追い出すことに成功。早期の幕引きをはかろうとしている。(ーー)
<武藤氏の離党の報告を受けて、夏休み中の安倍首相は「仕方ありませんね」と語ったそうな。^^;>
『自民党は19日、金銭トラブルが発覚した武藤貴也衆院議員の離党届を即日受理した。同氏に対する事実関係の確認作業などは行っておらず、問題の拡大を避けるため幕引きを優先した形だ。民主党は「不可解な対応」と批判している。
武藤氏のトラブルは、19日発売の週刊文春が報道。自民党の谷垣禎一幹事長は同日午前の公明党幹部との会談で、武藤氏の件について「事実関係を把握した上で、また報告させていただく」と釈明していた。
だが同日夕、武藤氏が代理人を通じて離党届を提出するとすぐに受理。応対した棚橋泰文幹事長代理は、党としての調査を行わなかったことについて「(事実関係の)聴取以前に離党したいという話があったので、受理したまでだ」と記者団に説明した。
安全保障関連法案の審議を発端に下落した内閣支持率は、いまだ最盛期には程遠い。自民党としては、支持率に響きかねない不安要素はすぐに取り除きたいのが本音だ。ただ、谷垣氏は武藤氏のスピード離党について「基本的に本人の判断だ」と強調した。
これに対し、民主党は事実解明を要求。同党の近藤洋介役員室長は記者団に「(実態が)不透明なまま離党させて頬かむりするのは問題をうやむやにしかねない」と指摘した上で、「説明が不十分なら国会でただしていく」と述べた。(時事通信15年8月19日)』
『自民党の武藤貴也議員が、金銭トラブルを週刊誌に報じられ離党届を提出したことについて谷垣幹事長が会見しました。
「それは残念なこと。政治家というのは世間でよく、自分の行動なり自分の意図していることが十分理解されることをよく考えながら行動しないといけないだろうと思う。若い方にはそういうことも修行していただきたいと思う」(自民党 谷垣禎一幹事長)
また、谷垣幹事長から報告を受けた安倍総理は「しかたありませんね」と話したということです。(TBS15年8月19日)』
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武藤氏の金銭トラブルに関して、J−CASTニュースが詳しく伝えていたので、まず、それをアップしておこう。(・・)
『(前略) 週刊文春の15年8月19日発売号によると、武藤氏は14年10月29日、学生時代からの知人に対し、最低でも2倍に値上がり確実なソフトウェア会社「CRI・ミドルウェア」の株を買うことを持ちかけた。武藤氏側がエイチ・エス証券の幹部と知り合いのため、国会議員枠の未公開株を押さえてあるとの話だった。
知人とは、このときラインでやり取りしたが、衆院外務委員会の審議中だったという。
武藤氏は、自分にはお金がないので集めてほしいとこの知人に事情を説明し、知人は、利益の半分は武藤氏に渡す約束で承諾した。知人が呼びかけたところ、投資家23人から計4104万円が集まった。新規公開後のCRI・ミドルウェアの株価は、上場日の11月27日に5倍以上にもなったが、武藤氏側はその前日、内々にする約束を破った関係者がいて未公開株を買えなかったと知人に連絡した。
しかし、うち700万円が投資家6人に返済されないままになっているという。(下につづく)
武藤氏側は、文春の取材に対し、この知人に計1億円を貸し付けたが、返済されないため、「これで挽回できるかもしれない」とお金を集めることを求めたと釈明した。
ネット上では、議員辞職すべきとの声が相次ぐ
さらに、武藤貴也氏側は、投資家に返済していない700万円について、知人に貸し付けるために借りた人にお金を返す用途に充てたことを明らかにした。
文春の記事では、もしそうだとすれば横領罪、最初から株を購入するつもりがないまま金集めをしたなら詐欺罪に当たるとの専門家の見方を紹介している。また、武藤氏側が知人に貸し付けた1億円については、資産等報告書に記載する義務があるが、武藤氏側は記載していないと指摘している。(下につづく)』
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『これに対し、武藤氏は19日、マスコミ取材に対し、関係者には迷惑をかけたと謝罪し、今後は関係者と相談してきちんと対応したいとするコメントを出した。しかし、報道によると、自民党執行部からは、「この件は厳しい」との声が出ており、武藤氏を離党させる方向で調整しているとされた。武藤氏はその後、自民党本部に離党届を出して受理された。
ネット上では、離党でも不十分だとして、議員を辞職すべきだとの声が相次いでいる。武藤氏に利己的だと揶揄されたSEALDsは、ツイッターで「利己的とか言ってたのって何だったんだろう...」と辞職しない武藤氏に疑問を呈した。
エイチ・エス証券の人事総務部では、J-CASTニュースの取材に対し、「武藤議員と弊社の間には取引関係がなく、この件に関してのやり取りもございません」とコメントした。国会議員枠の未公開株についても、「特定の職種・業種等に対するIPO株式を優先的に配分する『枠』を設けるような制度は設けておりません」と否定している。
CRI・ミドルウェアの広報担当者は、「本件については、当社は何の関わりもございません」と取材に答えた。(J−CASTニュース15年8月19日)』
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mewは昨日、武藤氏の行為は犯罪を構成する可能性があると書いたのだが。弁護士ドットコムに「金銭トラブルが報じられた自民・武藤議員ーーどんな「法律違反」の可能性があるのか?」という記事が出ていた。(@@)
『●武藤議員が知人に送ったLINEの内容とは?
週刊文春は、武藤議員が昨年10月29日、知人に対してLINEで送ったものとして、次のようなメッセージを紹介した。
「来月新規公開株の取引の話があり、最低でも2倍になると言われています。内々で俺に取引を持ちかけてきているのだけど元手がありません」
「あとこの案件はクローズだからね。正直証券会社からもうちが国会議員のために枠を抑えてるのとが一般に知れたら大変だと言っています。その辺呉々も注意して下さい」
武藤議員は、週刊文春の取材に対し、そもそもの発端は、知人らに事業資金として累計1億円を貸し付けており、それが返済されないことだったと説明したという。ただ、武藤議員の2015年3月18日付けの資産等報告書の貸し付け金欄には「該当無し」と記載されている。
武藤議員はいまのところ、記事内容を否定していないが、仮にこの報道内容のようなことが起きたのだとしたら、法的にはどんな問題が考えられるだろうか。秋山直人弁護士に聞いた。
横領罪の可能性
「週刊文春の記事に書かれていることが事実かどうかは分かりませんので,あくまで仮定の話としてお答えします。
もし、武藤議員の政策秘書が、新規公開株の購入のために投資家から集めた資金を、他の用途に流用したのだとしたら、『横領罪』が成立する可能性があります。
ただし、武藤議員が流用に関与していない場合には、あくまで秘書の問題となります」
●詐欺罪の可能性
「次に、もし『証券会社が新規公開株の国会議員枠を押さえている』という武藤議員の説明が嘘であり、武藤議員も嘘と認識していて、秘書と共謀して資金を集めたのであれば、詐欺罪が成立する可能性があります。
ただ、今回の記事は、秘書が流用したという話ですので、武藤議員自身が一連の行為によって、どのような利益を得たというのかは不明です」
●贈収賄の問題も
「さらに、万が一、『証券会社が新規公開株の国会議員枠を押さえている』という話が本当だったのであれば、リクルート事件と同様に、贈収賄の問題が出てきます。ただし、贈収賄が成立するためには、『お金と引き替えに便宜を図ってもらおう』といった『賄賂性の認識』が必要です」
ただし、この証券会社は、「国会議員枠」について存在を否定している。
●国会議員資産公開法
「もし、武藤議員個人が知人らに事業資金として累計1億円を貸し付けており、それが返済されていなかった、というのが事実である場合には、国会議員資産等公開法で定められている資産等報告書に当該貸付金についての記載がないということですので、同法違反の問題も生じます」(弁護士ドットコム15年8月19日』
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他方、武藤氏は、自らのフェイスブックに、下記のメッセージを発表。安保法案が審議されている重要な局面で、これ以上党に迷惑をかけられないので離党するが、週刊誌の記事は事実と異なるため、議員辞職しない意思を明らかにした。(・・)
<たぶん、ともかく自民党は離党すべしという有形無形の圧力があったのではないかと察するです。^^;>
また、武藤氏は、週刊誌の取材に応じた者は、武藤氏が預けた資金を返さないため、民事提訴を行っている相手だとして、相手の信用性が乏しいことを示唆した。(~_~;)
『皆様へ
本日発売の週刊文春の記事に関して、まずはご迷惑やご心配をおかけした皆様方に、心よりお詫び申し上げます。
本日付で自民党へ離党届を提出致しました。
先日私がSNSでコメントを出して以来、私の言動がたびたび報道や国会でも取り上げられるようになり、平和安全法制が国会で審議されている重要な局面で、個人的なことでこれ以上党に迷惑をかけられないと判断したためです。
本日の週刊文春記事では、株の売買に私が関与したことなどが記述されておりますが、極めて恣意的に書かれており非常に心外です。』
『いずれにしても、一方的かつ事実と異なる週刊誌の記事のために議員辞職することはできませんが、平和安全法制を成立させなければならない今、党にこれ以上迷惑をおかけするわけにはいきませんので離党届を提出させて頂き、事実関係に関しては法的な場所でしっかりと明らかにしていきたいと思っています。
週刊誌記事の取材源とされているA氏は、私とは大学は異なりましたが、学生時代に知り合った後輩でした。10年以上の付き合いがあったので、初当選直後、私に対し資金を預ければ利回りを付けて返すと話をしてきたとき、信頼して預けてしまったのが今回の問題の始まりでした。彼は当初2回ほど利回りの全部または一部を支払っただけで、あとは色々と理屈をつけて利回りどころか、元金も返してくれなくなりました。返済の請求に対し、引っ越しを行うなどして逃げ、最後は連絡もつかなくなり、詐欺としか考えられないA氏やそのビジネスパートナーの不誠実な対応に困り果てたことから、既に東京地裁に民事提訴していたところであり、9月に第1回口頭弁論が開かれることになっています。
今回、裁判を控えたこの時期に、提訴されたA氏が自らの非を一切述べることなく、逆にあたかも自分が被害者であるかのような話をしており、週刊誌の記者さんもA氏とのLINEのやりとりをご覧になっているのであれば、A氏が詐欺としか思えない言い訳を延々と続けている内容をご覧になっているはずなのに、今回の一方的な記事内容に関しては大変驚いています。現在、民事に加えてA氏らを詐欺で刑事告訴することも考え、担当機関などに相談しているところです。
いずれにしても、一方的かつ事実と異なる週刊誌の記事のために議員辞職することはできませんが、平和安全法制を成立させなければならない今、党にこれ以上迷惑をおかけするわけにはいきませんので離党届を提出させて頂き、事実関係に関しては法的な場所でしっかりと明らかにしていきたいと思っています。
従いまして、議員としての活動は今後とも続け、国民の皆さんのご期待に応えられるよう、引き続き日本の安全と繁栄のため、日本の名誉を取り戻すため尽力してまいる所存です。
ご心配やご迷惑をおかけした皆様には改めて心からお詫び申し上げますとともに、まだまだ未熟者ですが、今後ともご支援いただけると幸甚に存じます。 武藤貴也 』
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武藤氏も自民党も「プライベートな話」として済ませようとしているのだが。もし武藤氏が、本当に国会議員枠の特典を受けていたとしたなら、「政治とカネ」の問題につながる可能性もあるわけで。完全に個人的な問題だとは言いがたい部分がある。(-_-)
mewとしては、そもそも「未公開株に国会議員枠なるものが存在するのか」、もし存在するとして「自民党等の他の議員には話がなかったのか。実際に出資した者はいないのか」などに関しても、是非、与野党や週刊誌などのメディアに調べて欲しいところだし。<武藤氏が、何故1億円も知人に貸付をすることができたのか、何故、そんな資力があるのかも不思議。^^;>
いくら離党したとしても、問題を起こしたのは自民党時代なので、安倍自民党は責任を持って、この件の事実解明をなすべき立場のあるわけで。野党やメディアは、その点もしっかり追及して欲しいと思っているmewなのだった。(@@)
THANKS
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