http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/914.html
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http://31634308.at.webry.info/201508/article_18.html
2015/08/19 21:39
安倍政権になって、戦争法案が象徴するように、戦争(紛争)が起こることを前提に全ての条件でも対応出来るように準備されている。その現実の姿が、防衛省内で8月には法案が成立することを前提にした部隊運用が検討されていたことである。中谷防衛大臣は自分が指示したというが、その中身を3か月も知らなかったという。極めて嘘くさい話である。推測するに、こう言わないと、防衛省の制服組が独走したと見なされるからである。これでは、昔の軍部の暴走と同じである。
誰が見ても、こんな嘘くさい話は信じられない。民主党の北沢元防衛大臣が、実行部隊がこのようなことを検討すること自体が問題だと述べている。それも、指示した大臣に3か月も知らせないということ自体が異常である。この事態に隠されている、今自衛隊内で起こっている内実がわかってくる。武力をもつ組織は、本質的に武力に積極的になる。つまり、暴走することが本質なのである。「やる」か「やられるか」かの2者択一では、必然的に「やる」を選ぶからだ。
今日、野党5党首(民主、維新、共産、社民、生活)がそろい踏みで、戦争法案の廃案に向けて共同歩調を取ることを記者会見で発表した。従来、このような共同歩調に参加しない共産党も、小異を捨てて大同に付いている。
防衛省では、秘密法を根拠に、共産党に資料を流した人物の特定にやっきになっている。サーバに残るメール記録も調査しているという。その人物は発覚した場合、秘密法で処罰される覚悟を持って行ったのだろうが、何事もなければ良いが。
「自衛隊の独走」追及へ 野党、部隊運用検討を問題視
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015081902000130.html
自衛隊が安全保障関連法案の成立を前提に部隊運用を検討していたと防衛省が認めたことを受け、野党各党はシビリアンコントロール(文民統制)に反する「自衛隊の独走」と問題視している。十九日以降の安保法案に関する参院特別委員会で、中谷元・防衛相の責任を含めて政府を追及する。
防衛省が内部資料を提出した十八日の特別委理事懇談会で、野党側筆頭理事を務める民主党の北沢俊美元防衛相は「実力組織である防衛省、統合幕僚監部(統幕)がこうした検討をしていること自体が問題だ」と指摘。他の野党も「国会軽視」と同調した。
十一日の特別委で資料の存在を指摘した共産党は「(安保法案の)成立を前提に、克明な部隊編成まで出されている。まるで戦前の軍部の独走のようだ」(小池晃党政策委員長)と批判している。
一方、野党側は、十一日に中谷氏が「資料がいかなるものか承知していない」と答弁したことを踏まえ、中谷氏の知らないうちに自衛隊が資料を作成した疑いもあるとして、資料作成の経緯をただす方針。北沢氏は「防衛相が知らなかったなら、ゆゆしき話」と指摘している。
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