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民主玉木雄一郎氏 政党が裏にいない「民主主義2.0」に注目(週刊ポスト)
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/721.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 8 月 16 日 07:10:05: igsppGRN/E9PQ
 

民主玉木雄一郎氏 政党が裏にいない「民主主義2.0」に注目
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150816-00000000-pseven-soci
週刊ポスト2015年8月21・28日号


 永田町で“将来の総理候補”としてにわかに注目を集める男がいる。民主党の玉木雄一郎・衆院議員(46)である。複数の総理候補ランキングでも上位に入っている。果たして同氏はどんな政治を目指しているのか。

──あなたは同じ香川出身で大蔵官僚出身の大平正芳さんの後継と見られている。なんで自民党じゃないのかという疑問があります。

「自民党で出るなら官僚をずっと続けていました。小選挙区時代において、自民党に代わる政権交代可能な勢力を作りたいと思ったし、いまも思っています。中選挙区時代の自民党には派閥という党内政党がいっぱいあって、お互い切磋琢磨していましたが、いまや穏健保守の宏池会(かつての大平派)はどこへいったのかという感じ。

 ですから穏健保守・リベラル保守を一つに結集して、かなり右に寄ってしまった自民に対抗する勢力にしたいんです。大平正芳さんの『楕円の哲学』という言葉をいつも頭に入れています。楕円は焦点が二つあって、ときに反発する、あるいは相容れない二つのものが調和しながら併存することできれいな楕円が描けるという。これこそ私が目指す政治の理想です。何事にもバランスだと思います。

 1993年の非自民連立政権(細川内閣)誕生から始まった一つの物語が、2009年の民主党政権誕生をピークにして、2012年の選挙を機に終わったと思っているんです。とはいえ、また自民党に戻るのもなんか違うと国民は思い始めている。いまは、『民主主義2.0』みたいなものが立ち上がっていく黎明期にあるのではないかと思っています」

──「民主主義2.0」とは?

「いま『SEALDs』(安保法案反対デモを行なう学生団体)が注目を集めていますが、彼らのやっていることは70年安保とは違うし、政党が裏にあるわけでもない。彼らに話を聞くと、民主党とか連合とか、みんな『オールドリベラルの方ですね』っていわれるんですよ。

 で、彼らは何に気をつけるかというと、『デモで○○労連とかの旗立てたりするの、止めてくださいね』とかいうんです。既存の政党とかリベラルが古くさく思われていて、我々の側がそういう若い動きについていけていない」

聞き手●藤本順一(ジャーナリスト)

 

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コメント
 
1. 2015年8月16日 16:36:10 : A9Cx6RGkAA
>彼らは何に気をつけるかというと、『デモで○○労連とかの旗立てたりするの、止めてくださいね』とかいうんです。既存の政党とかリベラルが古くさく思われていて、我々の側がそういう若い動きについていけていない」

それ80年代の市民運動にも一部そういう動きがあったよ。
既存政党や労働組合に旗を立てるなとかそのまま。

でも政党や労働組合って市民運動の発展したものなんだけど、そういう感覚がない。別物と考えているんだな。進歩がないな。そろそろ政党アレルギー、組合アレルギーを卒業しろよ。市民運動のほうが意識が「古い」んだよ。


2. 2015年8月17日 02:45:12 : IJjjrLkBu1
  組織的に行動することで弱い個人も強くなる、というのは魚の群れと同様かもしれない。本来は法治主義であれば、たった一人でも権利を主張し、法の下で闘える筈なのだが、様々な要因もあり、やはり民衆は集団になるのが強いのだろう。
   だが、集団というのは、強いようで弱い。つまり、直接民主制が可能な場合は良いが、数が増えて間接民主制を余儀なくされるようになると、トップ集団による寡占状態が起こって来るのである。
   誰でもトップに立つことは名誉心を満たすから、次第に傲慢になってくる。そして周囲が取り巻きばかりになると、末端が何を悩み、何を求めているかも見えなくなるのである。
   労組が総会を温泉ホテルで行えば、総会は発言時間も発言者も規制され、後の親睦のための宴会が控え、議論沸騰は制限される。末端の労働者の訴えも上へ上へ、総会へと行くうちに淘汰され、結果シャンシャン総会となり易いのである。
   連合なども、あらゆる組織体を集合したために末端労働者は連合会長と話す機会などはあり得ない。会長は天皇ばりの天井の人になってしまうのである。こうなると、農協もそうだが、単なる集金マシンと化す可能性が高いのである。
   そして、些細な職場の問題は「こんな小さな問題に一々対処していたら大きな問題には取り組めない」として排除されるようになる。小さな問題にも取り組めないなら大きな問題への対処はもっと困難な筈だが、上部になるとそれが理解できなくなるのである。
   組織の不都合というのは確かに有る。だから、例えばポスター一枚貼って有ればそれを見て個人が集まる。またネットで呼びかければ個人が集まる。それが理想だということであろう。動員ではなく、本当に興味を持った者の集合であれば、トップの首ったまさえ捻ってしまえば皆こける、という事は無い。
   来るなら個人で来てください、という意味で、幟旗を嫌うというより、組織を嫌うのであろうが、そのシールズも、組織的にピラミッド型になってしまうと同じような事になるであろう。充分に注意する必要があると思う。

3. 2015年8月17日 10:23:55 : gtwbDZ0SBE
労働組合が弱体化し、連合が経営側に擦り寄り日本はどんどん格差が開く社会になった。個人で企業に対して権利を主張することなど実際出来ることではない。
だから組合が必要なのだ。

現時点で多くの人の賛同を得るために組織の介入を避けるのはありだが、同じ方向の主張をする組合、政党の組織とは連携すべき。無組織を掲げること自体が組織。


4. 2015年8月17日 16:28:11 : IJjjrLkBu1
  議会にも無所属議員がいる。
  政党政治は組織票が選挙に反映するために、政権を獲る際には都合が良いだろうが、官僚機構はそこに目を向け、最大多数の議員を抱いた政党に、より多くの助成金を振舞っており、その額たるや億単位であり、世間の常識を外れている。
  つまり、所属議員を多数獲得すればするほど助成金が多額になるから、政党は熱心に議員獲得に走る。そして議院内閣制は最大多数の議員を抱えた政党が政権を担うから、より一層巨大政党を目指すのである。
   日本は、立法府とはいえ立案は官僚が行う。議員立法より行政立法が圧倒的に多いのであるから、勢い国会審議はまず事務方都合の法案ありき、となる。血税という財布を預かった事務方である官僚機構の都合に合わせた法案であるから、議会というのは必然的に行政立法案の可決場となっている。
   それゆえに、政権党が、行政案の説明責任者、いわば広報担当になっているのである。本来は有権者の求める政策を議員立法し、それを全体で議論し法律とし、最後に行政機関に実務の執行を命ずるという国民代表議会制度が、全く逆の機能を果たしてしまっている。
   従って、政党政治を最も謳歌出来るのは事務方である官僚だ。なぜなら、最大多数を維持する政党の党首に法案を説明すれば、政権党は党議拘束をかけるから必ず多数決で可決される。政権党トップさえ納得させてしまえば事務方都合の法案の可決は必至である。  
   政党政治は、行政立法が9割を占める日本では官僚を利するものでしかない。与野党による喧々諤々の国会論議は茶番と言っても過言では無い。
  だからこそ、野党には質問機会しか無く、質問したところで多数決の結果は決まっている。国会審議が形だけのものとなっているのである。
   政党政治も組織大事であれば、ダイナミックな議会運営とは程遠い。初めに結論ありきで、結論に合わせて意味不明な屁理屈をこね、ひたすら可決を目指すのは、安倍政権を見ていれば一目瞭然である。
   政党政治は、政党助成金でスタッフを多めに抱えたり資料を得たりと利用価値があるため、補助金として受け取るのであろうが、そのために官僚機構に頭が上がらず、行政立法の可決要員になってしまうのでは主権在民の意味が無い。
   政党助成金は議員数に比例させず一律で良い。議員歳費はそれでなくても充分であろう。党議拘束により、政党のトップさえ掌握してしまえばどんな行政立法法案も可決可能、という行政主体の政治では、シビリアンコントロールは不可能なのである。
   いずれにしても、議員も党議拘束から自由でなければならないだろう。一人一党の心意気で、地元の支持者の声を聞きつつ、たとえ行政都合の法案であれど、賛否は個人で決するべきである。政党助成金はそれなら支給しない、との財務省の脅しに乗る必要もなく、必要なら命じて支給させるのが立法府の権利である。
   ネットで、ポスターで、全くの個人として結集し、労組に入っていようと、自分で決めて旗を立てずに集結するのが理想の政治参加であろう。
   議会人も、政党の枠に収まらず、個人としての意思を確立するのが理想だろう。そうなれば官僚は立法案には全ての議員を説得しなければならず、必然的にそこで必要な論争が起こり、無風採決では無くなるのである。
   議会がしっかりとシビリアンコントロールを確立し、外の有権者と、一個人としての政治家とのコラボが出来れば、政治はまさに、名実共に主権者のものとなるのだと思う。
   

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