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警視庁に抗議する弁護士ら(C)日刊ゲンダイ
撮影、封鎖、鉄柵…デモ“過剰防衛”の警視庁に弁護士ら抗議
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162776
2015年8月15日 日刊ゲンダイ
安保法制に反対し抗議デモを行っている大学生グループ「SEALDs」などの団体や弁護士が14日、国会周辺の警備があまりに過剰だとして、警視庁に抗議を申し入れた。
団体が主に問題視しているのは7月24日に行われた7万人規模のデモ。鉄柵で参加者の列を分断したり、鉄柵を囲む形で“スペース”を作り、その中に入れないようにした。これにより、抗議スペースが著しく狭くなり、参加者を圧迫したという。
ほかにも、歩道内に警官を立ち並べて警備を行い、外からデモの様子が見えないようにしたという。国会正門前交差点の横断歩道を閉鎖したため、参加者と警察の間で小競り合いが頻発。逮捕者が出る事態にまで発展した。
団体によると、国会周辺での抗議活動は2012年から行われてきたが、こうした過剰警備は異例だという。
なぜ、警察がここまで敏感に反応するのか。安保法案に反対する世論が高まり、デモの規模が急速に拡大しているためだ。安倍官邸もその規模の変化を把握できずにいる。警察は、デモ参加者をビデオやカメラで撮影する行為も行っており、デモ抑圧へ、もはや、なりふり構っていられない状況のようだ。
「SEALDs」のメンバーで、警視庁への抗議にも参加した大学4年生の芝田万奈さん(22)はこう言う。
「2012年7月の“原発再稼働反対デモ”では20万人が集まった。今回の一連のデモで、警察側は何人集まるか分からずに、怖がっているのだと思います。過剰警備があると、参加者もイライラして、もめることもありました。安全に行えることが一番。警察もフレキシブルに対応してほしいです」
抗議デモを継続的に見守っている弁護士の神原元氏もこう主張する。
「抗議活動は憲法で規定された言論の自由の実現であり、最大限度の保障を必要とする。安保審議が進む9月にはさらに人が増える。参加者の安全を確保するために、警察とデモ主催者がうまくやれるよう調整していきたい」
今月30日には、国会前で10万人デモが予定されている。焦りまくる安倍政権はデモ妨害の“強権”を発動しかねないが、さらなる反発を呼ぶだけだ。
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