ロシアにしてみれば、この安倍首相をヒトラー総統に置き換えれば、この主張に対して反論の余地は何処にもないことは明らかなことであることは、ドイツやイタリアにしても、当然のことですよね。

ですが、日本がまんまと騙されたふりをすれば、歯舞諸島と色丹島については、1955年の共同声明に基づき、日本に返還することを抽象する権利はあることは言うまでもありませんが、サンフランシスコ講和条約によれば、日本がロシアに返還すべき領土については、樺太の南半分についてのみであり、千島列島について、樺太千島交換条約に基づき、日本の領土であることが合意されているにも関わらず、ドサクサに紛れて、千島列島全てを奪い取ってしまったのではないかということについては、どのようにして責任を取るつもりなのでしょうか、ということで問い質すことくらいの権利というものはあるのではないでしょうか。

ロシアのプーチン大統領にしてみれば、引き分け勝負ということを目標にしているのであれば、樺太の南半分については、ロシア側に返還し、歯舞諸島と色丹島については、日本に返還することで、千島列島全てについては、尖閣諸島と同様に、棚上げ合意とすることで、日本人であれば、誰もが自由に訪れることが出来るようにすることで、この付近の海域については、尖閣諸島と同様に、そっと静かに維持管理していくということで、平和条約の締結に結び付けて行けば、簡単に解決することが出来るのではないでしょうか。
アメリカにしてみれば、北太平洋上における安全保障の担保をどうやって取るのか、ということが目的とするならば、今度は日本が中国を見習って、まんまと騙されたふりをして、ロシアをはじめカナダやメキシコと共に、北太平洋安全保障条約により、安全保障の担保が取れるならば、日米安全保障条約そのものを、この北太平洋安全保障条約というものに移行させることにすれば、日本全体にとってのメリットに繋がるばかりでなく、ロシアにとってのメリットにも繋がり、カナダやメキシコにとってのメリットにも繋がり、アメリカにとってのメリットにも繋がるのではないかと考えられるのですが、ということで応えていくことにすればよいのではないでしょうか。
これならば、尖閣諸島についても、日米安全保障条約から北太平洋安全保障条約により担保を取ることで、日本の施政権下にある現状変更になるわけでもなければ、中国にしてみれば、棚上げ合意されたままの状態であることに変わりはありませんので、これ以上でもなければこれ以下でもないものの、中国にとっての核心的利益を損なうものでもないこともないし、国際法上においても、特に問題になることでもないのではないでしょうか、ということであれば、アメリカにとっても願っても無いことだし、中国にとっても願っても無いことだし、沖縄県と台湾にとっても、願ってもないことであることは言うまでもないだけのことではないでしょうか。


[３２削除理由]：削除人：関連がない長文