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http://31634308.at.webry.info/201508/article_11.html
2015/08/13 22:44
鳩山元首相が韓国を訪問し、日本が統治していた時代に政治犯への拷問などで亡くなった人達の慰霊碑の前で、韓国の人が行う最も礼を尽くした礼式(ひざまづいてお辞儀)で慰霊した。その姿を見てフジテレビの小倉キャスターが、ここまで謝るのはいかがなものか、日本外交に悪影響を与えると述べた。さすが、フジテレビお抱えのキャスターである。そういう発想しか出来ないのであろう。
当然、これを安倍首相らは見ているはずで、鳩山氏の行為は日本の立場を表していないと、激怒していると思われる。そもそも安倍氏の発想には、鳩山氏のような行為をすること自体、思いも及ばないもので、その発想の中には、人の生命に対する畏敬の念が感じられない。韓国人は決して悪い気はしないはずで、安倍氏は鳩山氏に感謝すべきだろう。
参議院の質疑で、共産党の小池氏が、党が入手した防衛省統合幕僚監部の内部文書、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)及び平和安全法制関連法案について」のことを質問した。この中では、戦争法案が成立したことを前提に、今後のガイドラインが検討されているという。これは、正に安倍首相が米国の議会において、戦争法案を可決させると断言したことが背景にある。つまり、絶対多数を持っていれば、何でも出来ると。
毎日新聞には、イラク派遣においては、「戦死」を始め、あらゆる想定に備えて準備していることが暴露された。今回の戦争法案は、イラク派遣とは規模が違う。安倍首相は後方支援と言っているが、後方兵站こそ、戦争を行うための最も重要な役目であり、敵から見れば、兵站を断つことが戦争の最も重要な戦略の一つである。
従って、イラク派遣時の戦死者数とは桁が違ってくる。安倍首相はいつも、危険は無い無いと連呼しているが、今度は確実に戦死者が出る覚悟をどこまでしているのか、甚だ疑問である。血を流すことが、米国と対等な関係を担保するという考えは、甚だ国民には迷惑なもので、自衛隊員の成り手は確実に減り、徴兵制の復活は必至である。
陸自:イラク派遣「戦死」想定 連絡体制など準備
http://mainichi.jp/shimen/news/20150813ddm001010157000c.html
毎日新聞 2015年08月13日 東京朝刊
陸上自衛隊が2004〜06年にイラク南部サマワで実施した人道復興支援活動で、「戦死」を想定して準備していた対応の詳細がわかった。死者が出た場合には3時間以内に家族に連絡する体制を整備。死に直面した隊員のため、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の対策チームを日本から急派する体制もとった。安全保障関連法案の国会審議では自衛隊員のリスクをめぐる議論が深まらないままだが、派遣される側の自衛隊は10年前から死に備えていた。(14、15面に「これまで・これから 戦後70年」)
08年5月に自衛隊がまとめた内部報告書の「イラク復興支援活動行動史」によると、死者が出る状況を「不測事態」と表現。家族への通知の責任者を部隊長に指定し、留守宅の連絡先を事前に2カ所把握した。連絡時間を3時間以内としたのは、報道機関から初報が伝わることを防ぐためで、部隊と陸上幕僚監部、防衛庁(当時)本庁も参加して訓練も実施した。
「死あるいは惨事と接する活動」「多数の死体、変死体と接する活動」で隊員が受けるストレスを「惨事ストレス」と規定。発生時には自衛隊中央病院(東京)から、精神科医の医官1人、心理幹部(カウンセラー)1人の「メンタルヘルス支援チーム」を派遣するとしていた。行動史は、イラク派遣を知らされた両親がうろたえた例などを挙げ、「軍事組織においては隊員は身の危険を顧みず任務を達成することが求められ、家族にもその覚悟が求められるが、現実にはそうではない面があった」と指摘。「自衛隊がやや曖昧にしてきた『家族の意識改革』醸成措置を行うべきである」と記述し、家族にも覚悟が求められるとしている。
そのうえで、遺族に支払う弔慰金(賞じゅつ金)の増額や、瀕死(ひんし)の重傷を負った場合の叙勲規定の新設などを求めた。
また重傷者を現場から運び出す手段がないため、ヘリを自前で確保するよう求めた。「戦闘発生現場での患者救出輸送が可能な防護性のある救急車(装甲救急車)」の整備も提言している。【前田洋平】
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