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2015年08月14日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆安倍晋三首相は8月12日、山口市で開かれた自民党県連主催の会合で講演し、2018年が明治維新150年に当たることを念頭に「私が何とか頑張っていけば18年も山口県出身の首相となる」と衆院議員が任期満了となる2018年12月まで続投する意欲を示し、「初代は伊藤博文、明治維新50年は寺内正毅、同100年は佐藤栄作、維新回天を成し遂げた山口県出身の首相として恥ずかしくない実績を残したいと静かに決意している」と述べたという。しかし、これはあくまで、「願望」にすぎない。果たして「願望通り」都合よく政権を継続できるかどうかは、定かではない。
安倍晋三首相は、2014年8月20日、山梨県鳴沢村の別荘で、慶応病院の医師から「重病」について宣告を受けているという。第1次安倍晋三首相退陣の原因となった「潰瘍性大腸炎」とは別である。そこで「8月10日、11日、12日」の首相動静(朝日新聞)をチェックすると、「山梨県鳴沢村の別荘」というのが、目に入る。
8月10日午後7時、東京・富ケ谷の自宅。8時48分、山梨県富士吉田市の「炭火串焼I.W」。秘書官らと食事。10時25分、山梨県鳴沢村の別荘。
8月11日午前、山梨県鳴沢村の別荘で過ごす。午後5時22分、同県富士河口湖町の中国料理店「異彩中国菜館 湖宮」。母洋子さんと食事。9時35分、東京・富ケ谷の自宅。
8月12日午前10時2分、羽田空港。37分、全日空693便で同空港発。11時53分、山口宇部空港着。午後0時43分、山口県庁。同県の村岡嗣政知事、畑原基成県議会議長らと会談。2時12分、山口市の「ホテルニュータナカ」。宴会場「平安」で自民党山口県連の集会に出席し、講演。4時21分、同県下関市の住吉神社。「青銅製狛犬(こまいぬ)像除幕式」に出席し、あいさつ。記念撮影。5時1分、同市の福祉施設「フロイデ金比羅」。支援者の見舞い。31分、同市の自宅。6時17分、同市の結婚式場「シーモールパレス」。宴会場「エメラルドの間」で後援会の会合に出席。8時22分、同市の忌宮神社。昭恵夫人とともに祭りに参加。練り歩き。9時1分、同市の鶏料理店「金鶏」。昭恵夫人、後援会関係者らと食事。10時14分、自宅。
◆山梨県鳴沢村の別荘に入るときは、「静養」ではなく「療養」ではないかと、観測されている。医師が来ているはずである。
「8月10日午後10時25分から、11日午前、山梨県鳴沢村の別荘で過ごす」、その後、「午後5時22分、同県富士河口湖町の中国料理店『異彩中国菜館 湖宮』。母洋子さんと食事」。9時35分、東京・富ケ谷の自宅」
安倍晋三首相の容体を心配している母・洋子夫人(岸信介元首相の長女、安倍晋太郎元首相の妻)が来ているのも、気にかかるところだ。
また、共産党の小池晃副委員長が8月11日の安全保障法制整備関連法案を審議している参院平和安全法制特別委員会で、自衛隊の運用などを統括する防衛省統合幕僚監部が5月末に作成した内部資料を示して、批判・追及していたのに、安倍晋三首相は、なぜか、欠席していた。こんな重要法案審議の最中に「山梨県鳴沢村の別荘で過ごす」とは、理解し難い。山口市で「私が何とか頑張っていけば18年も山口県出身の首相となる」と意欲を示したのは、「3年後まで元気でいられるかわからない」という不安の表れで、自らを鼓舞しているとも受け取れる。
◆安倍晋三首相は、自民党の河井克行衆院議員が8月11日、キリスト教カトリックの総本山・バチカン(ローマ法王庁)を訪れるため、出国する直前、ローマ法王フランシスコ1世宛ての親書を託したという。親書の中身は明らかになっていないけれど、安倍晋三首相が現地時間2014年6月6日午前(日本時間同日午後)、バチカンを訪れ、ローマ教皇フランシスコ1世と20分会談した際、2015年が1865年に隠れキリシタン発見(信徒発見)から150年目の年に当たることに言及し、「こうした節目に来ていただきたい」と述べたところ、フランシスコ1世も訪日に前向きな返答をしたという経緯があるので、再度、訪日を要請したものと見られる。なお、2015年は、慶長遣欧使節がローマに到着した1615年からちょうど400年目でもある。
安倍晋三首相は、「ローマ法王フランシスコ1世訪日」をキッカケに内閣支持率アップに利用しようという腹積もりかも知れない。だが、「ローマ法王フランシスコ1世訪日」は、安倍晋三首相にとって「藪蛇」になる危険がある。
このブログでは、「『原発はバベルの塔』ローマ法王フランシスコ1世が指摘、来年訪日の際、安倍晋三首相は、どう対応するか?」という見出しをつけて、3月25日 03時04分11秒、以下のように配信している。
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/d/20150325
「来年のことを言えば、鬼が笑う」というけれど、「ローマ法王フランシスコ1世が2016年にキリシタン大名の高山右近(1552〜1615)をカトリックで『聖人』に次ぐ『福者』に認定する列福式に『可能なら行きたい』と述べた」と毎日新聞が、ローマ支局・福島良典特派員発で報じた。毎日新聞は3月22日午前9時、「ローマ法王:原発は『バベルの塔』現代文明のひずみ指摘」という見出しをつけて、配信した。
高山右近(1552年〜1615年2月5日)は1614年、加賀で暮らしていたところ、徳川家康によるキリシタン国外追放令を受けて、加賀を退去し、長崎から家族とともに船フィリピン・マニラに送られた。マニラでは、スペイン人のフアン・デ・シルバ総督らから大歓迎を受けた。しかし、船旅の疲れや慣れない気候のため老齢の右近はすぐに病を得て、1615年2月4日に息を引き取った。享年64。葬儀は総督の指示によってマニラ全市をあげて聖アンナ教会で盛大に行われたという。
毎日新聞は、この記事のなかで、「フランシスコ・ローマ法王は20日、バチカン(ローマ法王庁)を公式訪問した日本の司教団と会見。東日本大震災の福島第1原発事故に関連し、人間のおごりと現代文明のひずみの一例として原発の開発に警鐘を鳴らした。法王が原発の安全性に言及するのは異例」「法王は広島、長崎への原爆投下と第二次世界大戦終結から70年を迎えることに触れ、核兵器製造を『人類の悪行』と非難した」と伝えている。
フランシスコ1世が訪日された際、安倍晋三首相が、在任しているかどうかはわからないけれど、もし安倍晋三首相との会談が実現し、原発開発問題が話題になった場合、安倍晋三首相は、どう発言するだろうか。
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