http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/587.html
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中国滅びよ、という国が 中国の事件でアタフタ。 韓国で「鳩山氏」の行動に目が行く日本、 「慰安婦問題」に抗議して 80歳の老人が 日本大使館前で焼身自殺 に目が行く『世界』。 この違いが 「美しい国日本」を支える人々の価値観だろう。
http://ryuma681.blog47.fc2.com/blog-entry-1504.html
2015.08.13 リュウマの独り言
今日のニュースで 中国で原因は何か 今のところはわかっていないが 『大爆発』があったことを伝えている。 また、 中国が通貨を2日連続で切り下げたことも 株価の値下がりとともに伝えられている。 中国経済が危ない、多分 そんな論調が日本のマスコミやネットで湧くのだろう。 中国は実体経済がしっかりしているから、 大崩れはあるまいが、 その点 日本は『実業をなくす政策』が大手を振ってここ20年行われたので、 何らかの原因で そこを世界の投資家から突かれると あっという間に『ギリシア化』するだろう。 すでに日銀は 300兆円もの日本国債を抱えている。 株価維持のために 国民の預金や、年金積立金が使われてしまった。 もう、 緩衝材はなくなったと言ってもよい。
韓国のニュースも国内では『面白おかしく』伝えられているものもある。 もちろん、ネトウヨ諸君にもてあそばれているのだが…
2015年8月12日、韓国・聯合ニュースによると、訪韓中の鳩山由紀夫元首相は同日、日本の朝鮮半島統治時代に独立活動家らが収監されていた西大門(ソデムン)刑務所歴史館を訪れた。
鳩山元首相は約40分間館内を見学したが、その間11回も頭を下げた。最後に、鳩山元首相は独立活動家らをしのぶ記念碑に献花した。さらに、靴を脱いでひざまずき、7秒間合掌した後にぬかずいたという。
この件は 英語圏では扱われているのだろうか、と探していると、同日付で こんなニュースが『写真入り』で 大きく報じられている。 テレビのニュースはほとんど見ないので 何とも言えないが…
毎日新聞 2015年08月12日
ソウルにある在韓国日本大使館の建物前で12日午後0時40分(日本時間同)ごろ、男性が火に包まれ、間もなく周囲の人が消し止めた。焼身自殺を図った可能性がある。大使館の建物前では同日正午ごろから、旧日本軍の従軍慰安婦問題で日本政府に謝罪などを求める集会が開かれ、中高生を含め約2000人が集まっていた。 (引用終り)
毎日新聞以外はヒットしなかったが、 毎日の扱いも小さい。 ほとんどの人が気が付かないままだろうが、 アメリカのマスコミは 写真入り、もしくは動画入りで報じている。 その扱いは結構大きい。 日本国内では 『慰安婦問題は捏造』のような論調と それを支持する人々が 多数いるが、 世界的に見てそのような見方は 日本以外にはない。 この扱いの違いを理解しないと 本当に世界の孤児になってしまう。
ブルームバーク (英語版)
Man Sets Himself on Fire at Seoul Sex-Slave Rally Near Japan Embassy
リンク → ブルームバーク (英語版)
http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-08-12/man-self-immolates-at-seoul-sex-slave-rally-near-japan-embassy
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An 80-year-old man set himself on fire in protest over war sex slaves
リンク → CNN TV
http://edition.cnn.com/2015/08/12/asia/south-korea-comfort-women-protest-self-immolation/index.html?sr=cnnitw
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8月15日の 『対日戦争記念日』 --対日であることに注意 -- に向けて、 各国がいろんな催しをする。 それ以外にも 特に捕虜の扱いなどについては 独自の催しがある。 それを毎年行っている。 とくに有名なのはバターン死の行進だろう。
Syntax @SyntaxUGS
バターン死の行進というのは、1942年4月からフィリピンで始まった捕虜移送。 東京のクズ土人のカスがアメリカ兵の捕虜を食料なしで徒歩で移送させて、アメリカ兵数百人が餓死・病死で死んだ。 バターン死の行進はアメリカ本土とフィリピンのどちらもに記念像が設置されてる。 毎年アメリカとフィリピンの両方で、軍主催でバターン死の行進の距離を歩くイベントが開催されてる。
画像は Syntax @SyntaxUGSから
振り返って日本を見てみると 『文藝春秋』が 笹幸恵の『「バターン死の行進」女一人で踏破』を載せ あたかも 虚偽の出来事であったかのような記事を書いている。 結びの言葉だけは 「 もちろん、そのことで「死の行進」を正当化できるものではまったくないが、少なくともすべてが日本軍側の責任であったかのような捉え方はあたらない。(P208)」となっているが、 大半は 『日本軍側の責任ではない。』ことに費やされている。 それ以降 世の風潮 (笹幸恵の本でも読んでから言えというような) もあり、 この事件は 「勝手にコロコロ死んだ 米軍が悪い」ということになりつつある。 さらに 「日本軍も歩いていた。」などと 相手から見て どうでもいいこと--飛行機に乗ろうが歩こうが--が、 日本軍免罪の論拠にまでなっている。
「相手を思いやることができない」という日本人評に また1票増えそうな世相である。 その国がまた 「美しい国に戻りたい」と主張する総理を選んだ。 美しい国とは どんなだったのか … 少なくとも 70歳以下はほとんど知らないはずだしーー。
ユーリィ・イズムィコ @CCCP1917
先日『トンデモ決戦生活』を読んでいて、戦死者の葬儀では「おめでとうございますと言いましょう」と指導されていたことを知ってなんかヘナヘナしてしまった。たとえ形だけでも「プライベート・ライアン」のように悲痛な顔をした男が帽子を脱いでお悔みを言ってくれる国の方がやはりまともだと思う。
『神国日本のトンデモ決戦生活』 早川タダノリ著
例えば、「靖国信仰」がどのように組織され、宣撫されていったかも克明に跡づけられている。国旗や靖国崇拝を教える子供向け教科書は、戦時中のものとは思えないほどカラフルであった。しかし、その華やかな色合いで描かれた少年少女や女性たちは、人間らしさを麻痺させられているため、度ぎつい死化粧さながら、怪奇で奇妙に感覚的な光彩を放っている。ナチは敗色が濃くなればなるほど、夢のような享楽的カラー映画をゲッペルスに製作させたが、思わずそれを思い出してしまう。戦争は、いわば国民を人間らしい感情や色合いの後退した異様な感覚世界に漬ける装置を持っているのだ。
「靖国神社の英霊に捧げる」作文コンクールもあり、戦死した父親の参拝のため桜が咲く時期にだけ靖国を訪れる少女の作文「サクラノサクマデ サヤウナラ」が顕彰され、一身を犠牲にして兵隊を看病した従軍看護婦が「白衣の観音」「病院船の天使」と称えられ、戦争遺児の貧乏美談が喧伝され、夫や家族を失った女たちは、「靖国の聖母」、「軍国の母」、「靖国の妻」と持ち上げられた。
戦争遺族弔問は、「ご愁傷様です」とか「お力落とし」は禁句で、「勇ましい御戦死を遂げられまして、洵(まこと)にご名誉なこと」「お目出度う御座います」と言うべしと軍部は指導した。何人息子を戦死させたかその数の多さを競う報道もされた。マスコミの軽薄さは戦前から少しも変わっていない。オウム真理教の上祐を頭がいいと熱狂的に持ち上げたり、ホワイト・ハウス番記者だか日本の記者だかわからないような悪罵を、普天間基地に反対する政府に向けたりする浅はかさは、戦死者の息子の数を競わせる記事を書いた精神にまっすぐ繋がっているだろう。 (引用終り)
弔問客に 「洵(まこと)にご名誉なこと」「お目出度う御座います」と言われ、 にこやかにほほ笑み返す「靖国の聖母」、「靖国の妻」を日本女性は 目指すのだろうか。
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