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米軍ヘリ墜落事故ではからずも露呈した自衛隊の違憲軍事行動
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2015年8月13日 天木直人のブログ 新党憲法9条
きのう書いたばかりだ。
国民の知らないところで、いや政治家さえほとんど知らされていない
中で、自衛隊は公然と憲法違反の軍事演習を米軍と一体になって行って
きたと。
それが共産党や社民党の国会質疑で明らかにされたと。
わずか一日後に、今度はそのことが米軍ヘリの墜落事故という思いも
よらない偶然によって露呈した。
日米地位協定と特定秘密保護法の二つの巨大な壁に妨げられて、今度の米軍墜落事故の実態はほとんど明らかにされていない。
それでも、きょう8月13日の朝日新聞が次のように書いていた。
すなわち、陸上自衛隊によるとケガをした陸自隊員は「中央即応集
団」に所属していたと。
合計10名が在沖縄米陸軍部隊の研修に参加するため沖縄に訪れてい
て、そのうちの二人が事故機に乗っていたと。
中央即応集団を含む陸自の各部隊は2009年度から、米軍の部隊の
活動を学ぶ研修を毎年重ねてきたと。
これだけでも十分だ。
研修と言えば聞こえはいいが、これは紛れもなく米国との共同軍事演
習だ。
そして中央即応集団とは、国際貢献、国連PKO活動などという美名
の下で作られた、専守防衛を逸脱した、もっぱら海外活動を念頭につく
られた新たな戦闘集団だ。
この日米共同軍事演習が、2009年度から毎年行われ来たと朝日新聞は書いている。
これは紛れもない自衛隊の憲法違反行動だ。
このような憲法違反の自衛隊の行動が、安保法制案ができるはるか以
前から公然と行われていたのである。
その事を誰も知らなかったのである。
知っている政治家やメディアは、誰も問題にしなかったのである。
今度の米軍ヘリ墜落の本当の衝撃は、日米軍事協力が憲法論議を超え
て先行しているという現実が明るみになった事である。
メディアが書くべきは、まさにその事である(了)
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