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2015年08月13日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「民信無くば立たず」(社会は政治への信頼なくして成り立つものではない。孔子が、政治をおこなう上で大切なものとして軍備・食生活・民衆の信頼の三つを挙げ、なかでも重要なのが信頼であると説いた《「論語」顔淵篇より》)という。
野田佳彦前首相は、民主党マニフェストで「消費税増税は行わない」と公約していたのに、これを破り、2012年12月16日の総選挙で民主党を大敗させた。首相官邸、国会周辺で「大飯原発再稼動反対」を叫ぶ市民の声を「騒音」としか聞こえなかった最低の首相だったことがバレバレとなったのも、致命傷となった。政権から引きずり降ろされて2年8か月になるのに、マスメディア各社の世論調査の結果は、民主党支持率「5%〜6%」止まり。民主党内外から「解党して、新党名で出直すしかない」という声が上がり始めている。民意を掴めない独善的政党は、もはや存在している意味も、価値すらもない。
◆野田民主党という「前者の轍」を踏み着実に奈落の底に落ちつつあるのが、安倍晋三首相率いる自民党である。
いま、安倍晋三首相は、「1党多弱」に浮かれて、「安全保障法制整備関連法案大反対」「全国51原発再稼動大反対」「沖縄米軍普天間飛行場辺野古移設大反対」、この3点セットの民意を完全無視し、マスメディアを弾圧してまでして、独裁的政治を断行しようとしている。マスメディア各社の世論調査の結果、民意は、どれもこれも「大反対」なのに、どんな確信があるのか、「丁寧に説明すれば、理解される」と言い続けている。「多言にして意味不明」、空疎な説明をバカ丁寧にすればするほど、「反対派」が増え続けることを丸っきり理解していないらしい。
余程理解力が弱いのか、家庭教師だった平沢勝栄衆院議員(自民党中央政治大学院学院長、東京17区選出、当選7回、石原派所属=東大法学部卒、デューク大学大学院修了、A.M., Duke University、警察官僚)に定規で頭をパタパタ叩かれた後遺症かも知れない。その恨みからか、平沢勝栄衆院議員は、当選7回にもかかわらず、閣僚ポストには、縁遠い。安倍晋三首相から一度も声がかかってこない。
◆安倍晋三首相は、米国オバマ大統領、バイデン副大統領らからも、愛想を尽かされている。「約束を果たさない」からだ。約束とは、「巨額資金提供」である。
「ジャパン・ハンドラーズ」(日本操縦者)が、「アーミテージ・ナイ・レポートで、「バードン・シェアリング(費用分担)」「パワー・シェアリング(力の分担)」を日本に勧告・要求してきているのに対して、安倍晋三首相は、「安全保障法制整備関連法案」を国会成立寸前までもってきたので、リチャード・アーミテージ元国務副長官(ブッシュ政権第1期)やハーバード大学のジョセフ・ナイ教授のお褒めに預かっているけれど、喜んでばかりではいられない。オバマ大統領、バイデン副大統領らから「あのカネは、どうなっているのか」とヤイノヤイノとせっつかれている。
だが、安倍晋三首相には、「巨額資金」を捻出して提供できる政治的能力はまったくないので、もはや「自滅」するしかない。安倍晋三首相の「政治的命運」は、風前の灯なのだ。
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