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2015年08月10日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「現在、国会では、国の安全保障のあり方を決める法案の審議が行われています。70年前に心に刻んだ誓いが、日本国憲法の平和の理念が、今揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっています。政府と国会には、この不安と懸念の声に耳を傾け、英知を結集し、慎重で真摯な審議を行うことを求めます」
長崎市の田上富久市長は8月9日、爆心地に近い長崎市松山町の平和公園で被爆者や遺族などおよそ6700人のほか、安倍晋三首相や原爆を投下した米国から核軍縮を担当する政府高官が初めて出席するなか開いた市主催の「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」で「長崎平和宣言」を読み上げた。このなかで、臨席している安倍晋三首相を丸で名指しするかのように、安倍晋三首相が政治生命をかけて国会成立を図ろうとしている「安全保障法制整備関連法案」について、批判した。
これに対して、このあとの記者会見で、安倍晋三首相は、「法案は、平和を守るために必要な法案である」と持論を力説して、一蹴した。
◆だが、安倍晋三首相は、8月6日、広島平和公園で開かれた平和祈念式典で「あいさつ」の途中、参加者のなかから、「帰れ」「憲法守れ」などの野次も浴びせられたばかりで、長崎平和祈念式典でも、同様の声が、聞こえていた。いまや安倍晋三首相が、平和祈念式典に姿を見せて「あいさつ」をすること自体、場違いな感があり、「平和」を誓っていても、ウソ臭く聞こえて、「安全保障法制整備関連法案」に対する嫌悪感が深まる一方である。
NHKNEWSwebは8月9日午後0時12分、「長崎原爆の日 市長『安保法案 慎重審議を』」というタイトルをつけて、以下のように配信した。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150809/k10010183671000.html
長崎は9日、原爆が投下されてから70年の節目となる「原爆の日」を迎えました。平和祈念式典の平和宣言の中で、長崎市の田上富久市長は安全保障関連法案に触れ、「平和の理念が揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっている」として被爆地としての懸念を示し、政府と国会に慎重な審議を行うよう求めました。
長崎市の平和公園で行われた平和祈念式典には、被爆者や遺族などおよそ6700人のほか、原爆を投下したアメリカから核軍縮を担当する政府高官が初めて出席するなど、被爆70年の節目ということもあり、これまでで最も多い75か国の代表が出席しました。
◆安倍晋三首相は6月23日、太平洋戦争末期、多くの住民が巻き添えになった国内最大の地上戦が展開され、最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園で県主催の沖縄全戦没者追悼式が行われた際、衆参両院議長らのほか、2014年に続いてケネディ駐日米大使ら約5400人とともに出席した。
だが、安倍晋三首相が登場すると会場から一斉に罵声が湧き上がり、「帰れコール」を浴びせられており、いまや日本列島どこへ行っても、すっかり「嫌われ者」になっている。
8月13日〜15日のお盆休みには、与党である自民、公明両党の衆参両院議員は、「安全保障法制整備関連法案」について、それぞれの選挙区で支持者はじめ国民有権者に向けて、懇切丁寧に説明し、理解を深める活動を行うことを義務づけられている。だが、説明に回れば回るほど、罵声を浴びせられて、安倍晋三内閣の支持率を低下させていくという皮肉な顛末になりそうな気配だ。
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