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長崎市長&被爆者代表が安保法案に懸念示すも、安倍はきく耳持たず(日本がアブナイ!)
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/417.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 8 月 10 日 08:16:27: EaaOcpw/cGfrA
 

http://mewrun7.exblog.jp/23543953/
2015年 08月 10日

昨日8月9日は長崎原爆の日。長崎も、広島と同じく原爆投下から70年を迎えた。(・・)

 広島市長は、やや保守系であるためか、平和宣言で、安保法案などに触れることは避けたのであるが。
 長崎の田上市長は、市民からの要望の応えて、昨年の平和宣言では、7月に安倍内閣が集団的自衛権行使を認める憲法解釈の変更の閣議決定を行なったことを批判。
 今年は、安保法案に関して言及し、「日本国憲法の平和の理念が、今揺らいでいる」との懸念を示して、慎重な審議を求めた。(**)

 また、被爆者代表の谷口稜曄さん(86)も「平和への誓い」で安保関連法案に反対し「被爆者をはじめ平和を願う多くの人々が積み上げてきた核兵器廃絶の運動、思いを根底から覆すもので、許すことはできない」とアピール。
 式典後、被爆代表は、安倍首相に会って、改めて安保法案を撤回するように訴えたものの、議論がかみ合わなかったという。(-_-;)

 この記事には、式典や市長、被爆者の訴えに関する記事と、長崎市長の平和宣言(全文)をアップする。(++)

* * * * *

『長崎は9日、米軍が原爆を投下してから70年の「原爆の日」を迎え、長崎市の平和公園で平和祈念式典が開かれた。田上富久市長は平和宣言で、国会で審議が進む安全保障関連法案に言及し、政府と国会に「慎重で真摯(しんし)な審議」を求めた。一方、安倍晋三首相は、広島の式典で触れなかった非核三原則について「堅持する」と述べた。

 式典には被爆者や遺族ら約6800人が出席。過去最多となる75カ国の代表も出席し、米国からはガテマラー国務次官が政府高官として初参列した。出席者は原爆投下時刻の午前11時2分から1分間、黙とうをささげた。

 田上市長は、平和宣言で「日本国憲法における平和の理念は、つらく厳しい経験と戦争の反省の中から生まれ、長崎にとっても、日本にとっても、永久に変えてはならない原点」と強調。被爆体験だけでなく、空襲や沖縄戦、アジアの人々を苦しめた戦争の記憶を語り継ぐよう訴えた。安保関連法案については「70年前に心に刻んだ誓いが、今揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっている」と指摘した。

 また、各国首脳に被爆地訪問を呼びかけ、日本政府には核抑止力に頼らない安全保障の検討や被爆者援護の充実、被爆者健康手帳が取得できる被爆地域の拡大を求めた。

 被爆者代表の谷口稜曄(すみてる)さん(86)も「平和への誓い」で安保関連法案に反対し「被爆者をはじめ平和を願う多くの人々が積み上げてきた核兵器廃絶の運動、思いを根底から覆すもので、許すことはできない」と語った。(毎日新聞15年8月9日)』

* * * * *

『安倍晋三首相は9日、長崎の被爆者5団体と長崎市で面会した。平和祈念式典で田上富久・同市長が述べた「平和宣言」に続き、ここでも安全保障関連法案への強い懸念が被爆者団体から示された。安倍首相は「戦争を未然に防ぐためのもの」と従来通りの見解を述べ、議論はかみ合わないままだった。

 式典は面会に先立ち、同市内で開かれた。田上市長が平和宣言で、政府や国会に安全保障関連法案の慎重な審議を求めると、参列者から拍手が起きた。被爆者代表の谷口稜曄(すみてる)さん(86)が法案を「許すことはできない」と述べた場面でも、拍手が続いた。
 昨年の平和宣言でも田上市長は、集団的自衛権の行使容認について「不安と懸念が、急ぐ議論の中で生まれている」と指摘し、こうした声に耳を傾けるよう政府に強く求めた。(朝日新聞15年8月9日)』

『 安倍晋三首相は9日、長崎市で記者会見し、田上富久市長が平和宣言で慎重審議を求めた安全保障関連法案について「戦争を未然に防ぐためのもので、国民の命と平和な暮らしを守り抜いていくために必要不可欠なものだ」と強調した。
 同時に「外交を通じて平和を守っていくことが重要なのは言うまでもない。今後とも積極的な平和外交を進めていく」と説明。一方で日本をめぐる安保環境が厳しさを増しているとして「万が一への備えを怠ってはいけない」と理解を求めた。新たな安保法制の整備が戦争につながるとの指摘については「私たち日本人は、誰ひとりとして戦争など望んでいない」と反論。(共同通信15年8月9日)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『長崎平和宣言全文

 昭和20年8月9日午前11時2分、一発の原子爆弾により、長崎の街は一瞬で廃虚と化しました。

 大量の放射線が人々の体をつらぬき、想像を絶する熱線と爆風が街を襲いました。24万人の市民のうち、7万4000人が亡くなり、7万5000人が傷つきました。70年は草木も生えない、といわれた廃虚の浦上の丘は今、こうして緑に囲まれています。しかし、放射線に体を蝕(むしば)まれ、後障害に苦しみ続けている被爆者は、あの日のことを1日たりとも忘れることはできません。

 原子爆弾は戦争の中で生まれました。そして、戦争の中で使われました。

 原子爆弾の凄(すさ)まじい破壊力を身をもって知った被爆者は、核兵器は存在してはならない、そして二度と戦争をしてはならないと深く、強く、心に刻みました。日本国憲法における平和の理念は、こうしたつらく厳しい経験と戦争の反省の中から生まれ、戦後、我が国は平和国家としての道を歩んできました。長崎にとっても、日本にとっても、戦争をしないという平和の理念は永久に変えてはならない原点です。

 今、戦後に生まれた世代が国民の多くを占めるようになり、戦争の記憶が私たちの社会から急速に失われつつあります。長崎や広島の被爆体験だけでなく、東京をはじめ多くの街を破壊した空襲、沖縄戦、そしてアジアの多くの人々を苦しめた悲惨な戦争の記憶を忘れてはなりません。

 70年を経た今、私たちに必要なことは、その記憶を語り継いでいくことです。

 原爆や戦争を体験した日本、そして世界の皆さん、記憶を風化させないためにも、その経験を語ってください。

 若い世代の皆さん、過去の話だと切り捨てずに、未来のあなたの身に起こるかもしれない話だからこそ伝えようとする、平和への思いをしっかりと受け止めてください。「私だったらどうするだろう」と想像してみてください。そして、「平和のために、私にできることは何だろう」と考えてみてください。若い世代の皆さんは、国境を越えて新しい関係を築いていく力を持っています。

 世界の皆さん、戦争と核兵器のない世界を実現するための最も大きな力は私たち一人ひとりの中にあります。戦争の話に耳を傾け、核兵器廃絶の署名に賛同し、原爆展に足を運ぶといった一人ひとりの活動も、集まれば大きな力になります。長崎では、被爆2世、3世をはじめ、次の世代が思いを受け継ぎ、動き始めています。

 私たち一人ひとりの力こそが、戦争と核兵器のない世界を実現する最大の力です。市民社会の力は、政府を動かし、世界を動かす力なのです。

 今年5月、核不拡散条約(NPT)再検討会議は、最終文書を採択できないまま閉幕しました。しかし、最終文書案には、核兵器を禁止しようとする国々の努力により、核軍縮について一歩踏み込んだ内容も盛り込むことができました。

 NPT加盟国の首脳に訴えます。

 今回の再検討会議を決して無駄にしないでください。国連総会などあらゆる機会に、核兵器禁止条約など法的枠組みを議論する努力を続けてください。

 また、会議では被爆地訪問の重要性が、多くの国々に共有されました。

 改めて、長崎から呼びかけます。

 オバマ大統領、核保有国をはじめ各国首脳の皆さん、世界中の皆さん、70年前、原子雲の下で何があったのか、長崎や広島を訪れて確かめてください。被爆者が、単なる被害者としてではなく、“人類の一員”として、今も懸命に伝えようとしていることを感じとってください。

 日本政府に訴えます。

 国の安全保障は、核抑止力に頼らない方法を検討してください。アメリカ、日本、韓国、中国など多くの国の研究者が提案しているように、北東アジア非核兵器地帯の設立によって、それは可能です。未来を見据え、“核の傘”から“非核の傘”への転換について、ぜひ検討してください。

 この夏、長崎では世界の122の国や地域の子どもたちが、平和について考え、話し合う、「世界こども平和会議」を開きました。

 11月には、長崎で初めての「パグウォッシュ会議世界大会」が開かれます。核兵器の恐ろしさを知ったアインシュタインの訴えから始まったこの会議には、世界の科学者が集まり、核兵器の問題を語り合い、平和のメッセージを長崎から世界に発信します。

 「ピース・フロム・ナガサキ」。平和は長崎から。私たちはこの言葉を大切に守りながら、平和の種をまき続けます。

 また、東日本大震災から4年が過ぎても、原発事故の影響で苦しんでいる福島の皆さんを、長崎はこれからも応援し続けます。

 現在、国会では、国の安全保障のあり方を決める法案の審議が行われています。70年前に心に刻んだ誓いが、日本国憲法の平和の理念が、今揺らいでいるのではないかという不安と懸念が広がっています。政府と国会には、この不安と懸念の声に耳を傾け、英知を結集し、慎重で真摯(しんし)な審議を行うことを求めます。

 被爆者の平均年齢は今年80歳を超えました。日本政府には、国の責任において、被爆者の実態に即した援護の充実と被爆体験者が生きているうちの被爆地域拡大を強く要望します。

 原子爆弾により亡くなられた方々に追悼の意をささげ、私たち長崎市民は広島とともに、核兵器のない世界と平和の実現に向けて、全力を尽くし続けることを、ここに宣言します。

2015年(平成27年)8月9日 長崎市長 田上富久』

* * * * *

 長崎からだけでなく、日本全国から「ピース・フロム・ジャパン」を世界に訴えて行くためにも、安保法案を潰さなければと、改めて強く思うmewなのだった。o(^-^)o
<今月中に安倍内閣の支持率を20〜30%台に、不支持率を50〜60%にできれば、かなり流れが変わると思うんだけどな〜。(・・)>
                                 THANKS


 

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コメント
 
1. 2015年8月10日 09:02:01 : b5JdkWvGxs
長崎市長も懲りないね:

アメリカに逆らった政治家の運命


長崎市長暗殺事件どう見るか 「テロ撲滅」騒がぬ権力側 

改めて伊藤市長の銃殺問題の真相が注目されている。

これは疑いなく背後勢力に雇われた殺し屋の仕業だというのが常識として語られている。そしてこの暗殺計画は、「個人的な恨み」で世間を納め、誰の仕業かは分からぬようにするという、真に卑劣な陰険さまでもっている。


アメリカの都合に合わない人間の暗殺例はいくつもある。
http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/nagasakikikikizadannkai.htm


2. 2015年8月10日 09:19:31 : snAc501eHi
倒閣して初めてわかる、バカ首相!

そう、安倍のことです。

とんでもない思想の持ち主でしたね。


3. ジョンマン 2015年8月10日 10:57:52 : 6nagECQfUT4Mc : lwGo28xppo

1は阿修羅出入り制限中の中川隆🙋❗
こいつは、阿修羅掲示板に張り付き、出鱈目カキコして、日本国民の認識・判断を撹乱・分断することに狂奔する日米権力の手羽先で、日米軍需産業とそれに連なる利権屋どもの犬だよ👍❗
これまでやってきたことから、中川隆は、半島からの潜入者、つまりチョンだよ🐱❗



4. 2015年8月10日 11:58:19 : FaaAqaVG3Y
01>こいつまだ懲りないのか。おまえのやってることは犯罪だ。
逮捕は近いな。

[32削除理由]:削除人:言葉使い
5. 2015年8月10日 12:09:27 : tctY4BgZcg
01>脅し 恐喝 が どう言う事か 解っていない アホ

    逆に 書いた事で 不安を感じろ 

[32削除理由]:削除人:言葉使い

6. 2015年8月10日 12:25:25 : VKDBFu1FxQ
>>若い世代の皆さん、過去の話だと切り捨てずに、未来のあなたの身に起こるかもしれない話だからこそ伝えようとする、平和への思いをしっかりと受け止めてください。「私だったらどうするだろう」と想像してみてください。そして、「平和のために、私にできることは何だろう」と考えてみてください。

過去もいいが、現在被曝中であることを切り捨てたら、いかんな。
原爆と原発では、汚染形態が違うんだよ。
原爆は爆風で放射性核種の大半が上空に吹き飛んで北半球に拡散したが、原発事故の土壌汚染は延々と残り、再飛散して人体を蝕む。
いまは都市濃縮もあるしな。
食べて応援・燃やして応援のカルト企業群・政治屋・官僚ども。
おのれの食い扶持だけが大事なゾンビだらけ。


7. 2015年8月10日 12:25:57 : HSNQzEtIHA
5さん然り

8. 2015年8月10日 12:38:21 : LY52bYZiZQ
2015年8月10日(月)
きょうの潮流

 最近めっきり、人気がなくなったアベさん。その支持率を下げる原動力になった草の根で広がる空前のたたかいの息吹が、そのまま持ち込まれました▼2日から9日までの原水爆禁止世界大会です。核兵器も原発もいらない。核兵器も戦争もいや。子どもをまもりたい。世代をこえ、分野をこえて共通した怒りは、「アベ政治を許さない」▼青年・学生が、抱っこバンド姿の赤いシャツのママが、自分の言葉でたたかいの意義を語る。みごとです。思っているだけでは変わらない、思いを声と行動にして▼「北海道、鳥取…どこでも行動する若い人の発言に励まされた。“いまほど危険な時代はないけど、日本で初めての民主主義のチャンスだ”との京都の学生の発言はメモしました」。興奮ぎみに話すのは、愛媛民医連事務局長の片岡朗さん(55)。「主権者としての自覚です。アベさんは戦後70年の節目に、戦争か平和か、とんでもないことを仕掛けたけど、未来のために大きなきっかけをつくってくれた」と▼「核兵器の非人道性のようにわかりやすい悪と、何重にも巧妙に隠された原発の悪。アメリカの戦略に振り回されるアベ政権を私たちで必ず倒したいと改めて思った」。滋賀で憲法と平和の頭文字をとった「しーこぷ」という団体で、戦争法案を廃案にしろとデモする28歳の女性の感想です▼「戦争と原爆被害の生き証人」として訴えた谷口稜曄さんの不屈さに学び、誓い合いました。安倍政権との夏のたたかいに勝利することを。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-08-10/2015081001_06_0.html


9. 2015年8月10日 12:50:13 : b5JdkWvGxs
小沢に都合の悪い人間もみんな自殺している

創価ヤクザはCIAがお得意さんだからね

アメリカには逆らわない方がいいんだよ

[32削除理由]:削除人:無関係

10. 2015年8月10日 19:04:53 : IJjjrLkBu1
  どちらにしても、オリンピックも有るというのに、明確に中国を名指して自衛隊の完全武装と米国軍とのコラボを結成するとは、一体全体、戦争をやる気があるのか無いのか、やるとしたらどこまで具体化しているのか。軍事機密だから言えない、となれば、想像で反対したり抗議したりするしか無いではないか。
  にもかかわらず、理解が足りない、対案が無い、と政権寄りからは聞こえてくるが、対案も何も、検討に必要な材料として、尖閣を見ろ、中国が膨張している、という材料だけで本法案の内容以外の対応をマネージしてみろ、と言われても、はなはだ不十分である。
  結局のところ、中国の膨張を軍備の拡大と捉え、日本をターゲットにしている、と捉え、尖閣占領を企てている、と捉えれば、当然軍事作戦しか無いだろう。
  だが、12億の中国の民を相手に戦争準備をするとなると、大変な資金とエネルギーを要する。オリンピックや震災復興、原発事故処理どころの話ではない。
  だからこそ米軍の力を借りて猫を虎に見せるんだ、が政権の言い分であり、虎が横にいれば猫は無敵だ、といっても、虎が果たして横にいつでもいるかは、虎も自国に民を抱えているのであるから、日本の面倒ばかりは見ていられないだろう。結局のところ、隣についていてくれたとしても、実質的に米軍は傭兵のごとくであり、全てのコストは日本が支払わねばならない。
  ここでまた、オリンピックや原発事故処理、震災復興どころでは無いのである。それならいっそのこと、オリンピックなど止めたらどうか。これも対案だ。
  いずれにしても、きちんとした国際間のルールをつくり、外交交渉を徹底し、破たんの際には宣戦布告で戦争を始めるようにしなければならない。
  他国の動きが怪しいとか、膨張しているとか、敵視しているとか、の段階で戦争準備をしておけば間違い無い、とはいえ、それだけにエネルギーを集中することは出来ない相談である。しまいには耐えきれない方が先制攻撃する可能性もある。かつまた、軍産複合体によるインテリジェンスにより、切っ掛けが工作される可能性も高い。一旦軍事攻撃が始まれば動機など考えている暇は無い。
  1億の民に、安倍政権の意図を理解しろ、というのは無理である。しかもなお、「それが国民の安心、安全、財産を守る道」、と言われても、相手国との軍事的対立に全てのエネルギーと資金を使われれば、日本国民の日常生活上の安心、安全、財産形成は、諦めなければならないだろう。
   戦時にはついに鍋、釜まで金属の代わりに供出させられ、子供も学徒動員で働かされた。それはついこの間のことである。米軍とのコラボでの防衛は絶対なのか、米軍の加勢があったとて、10億の民と1億の民が戦って、勝ち目があるのか。デジャブとなるのである。忘れろ、というのは酷なことである。
   何しろ、未だ先の大戦から70年しか経ていない。例えば自動車事故で家族全員を失った者が、二度と自動車には乗りたくない、とトラウマになっているようなものだ。過酷な経験者に経験しない者が強制することは出来ない。しかも、金の心配はするな、という訳ではなく、日常生活を犠牲にしなければならないとなると、宛にはならない抑止効果としての米軍駐留費用など、軍事にかなりのエネルギーを使うべく、理解、達観することは、政権寄りの者に何と非難されようと、多くの国民にとっては非常に困難である。 

11. 2015年8月10日 20:53:52 : y2vq6kt4Gk
参戦安保法案

 安倍内閣の安保関連法案は明確に中国を仮想敵国としたモノであるが、国会答弁で阿部は「日本だけでは日本は守れない」と答弁している。ところが日米でも守り切れるであろうか。ヴェトナムですら米国は勝てなかった。もし米中の戦争を予測しているとしたら、日米同盟があるなら日本は戦場となり廃墟となるであろう。
もし日本の安定と平和を望むなら、日本はハリネズミのように小さくなって身を守るより方法はない。米中にとって日本が確固たる中立の立場を取れば、日本などはどうでもよい国になる。そのためには日本は確固として米中に対して中立を維持しなければならないと思います。
 日本は戦争はしない、させることが出来ない国でなければならない。
そのためには、
1.米中、諸外国にそのような国であると理解させる外交しかない。
2.米中は日本を味方にすべく、いろいろな接触があるであろうが、断固として、日本の  自主、主体性を持ち、断らねばならない。
3.その上で、強力な専守防衛の物理的状況を持たねばならない。
4.国内の治安維持については何処の国に対してもその介入に断固として排除しなければ  ならない。
5.中国か、米国かではなく、日本はどうすべきかなのである。このような状況を実行あ るものとするために国民一人一人にその考えを理解してもらわねばならない。
6.日本人はこのようなことをそれぞれ個人が冷静に自覚を持って判断することを最も苦  手な国民であるとの自覚もそれ以前に必要なことである。
7. 日本のマスコミも外交官も政治家も学者も国際評論家も全くこれとは反対なことを喧  伝している。戦前と全く同じなのである。信用してはいけない。

然し、今日、阿部晋三は全く知識がないようだが、約七四年前の近衛文麿の道を歩んでいるようである。



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