http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/401.html
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ザイトクや右翼と断固闘う大阪府門真(かどま)市の左翼市議=戸田からの情報メールです。
(拡散、コピー紹介大歓迎!)(BBC送信 重複の節はご容赦を)
戸田は秋田県生まれで、県立秋田高校で熱く楽しい青春を過ごしました。(71年入学〜74年卒)
「安倍政治を許さない!」思いを伝える何かの参考になればと考え、秋高同期生達に出したメッセージを
紹介します。(一部伏せ字で)
↓↓↓
件名:2同期会に残念ながら出席出来ないのでメッセージを(戸田)
本文:
秋高1974年卒の戸田ひさよしです。
諸般の所用で8/15の「還暦同期会」と9/○○の東京同期会にどうしても出席出来なくて残念です。
会の盛況とみなさんのご健勝を大阪から祈念しつつ、BB君あてに7/21に送った欠席メッセージの若干
の追伸を加えて、同期生で戸田がアドレスを把握している友人達に欠席メッセージを送ります。
猛暑の中、みなさんお元気で!
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@<60才を間近に迎えて思う事(戸田は来年1月で60才)>
それにしても我々が「還暦=60歳」の同窓会を迎えるとは驚きですね。
そして今年の8/15「還暦同期会」は奇しくも「敗戦(戦後)70年」の8/15でもあります。
きっとこの8/15に安倍晋三がロクでもない「安倍首相談話」を読み上げるのでしょうが、そういった
「我々の還暦=戦後70年」にあたって思うことがいろいろあるので書きます。
1:「秋田が生んだ偉人」の小林多喜二は29才の時に特高警察になぶり殺しにされてしまい、その後の人
生を生きる事が出来なかった。
多喜二を嬉々としてなぶり殺しにした下手人達は、戦後も誰一人裁かれずにのうのうと人生を送った。
それが日本の戦後と民主主義であり、その中で我々は還暦を迎えている。
2:我々より年長の多くの人々が「命の叫び」として、安倍政治に反対の声をどんどん上げている。
その動きは各界各層の著名人達にもどんどん広がっている。
昨年81才で亡くなった菅原文太氏は死の間際まで原発反対、辺野古新基地反対の声を上げていた。
今はその奥さんが「辺野古基金」の共同代表者となって文太氏の意志を継いでいる。
昨今の戦争法案(安保法案)制定=憲法秩序破壊策動に対しては、宮崎駿氏、吉永小百合氏、瀬戸内寂
聴氏、ノーベル賞の益川教授ら何百人もの著名人や何千人規模の学者研究者が絶対反対の声を上げている。
これも日本の戦後と民主主義であり、その中で我々は還暦を迎えている。
3:「戦争を知らない子ども達」を歌ううちに還暦となり、余命10数年か20数年程度になった我々、
「敬天愛人、理想を高く、己を修めて世のため尽くす」と歌ってきた元秋高健児の我々のそれぞれは、
現下の「戦後史の分岐点」を如何に見据え、如何に人生を刻むや?
4:我々「74年卒同窓生」に共通な「重石」は、あの「着装自由化運動」(への巻き込まれ)体験である。
闘争当事者学年との繋がりが無く、社会的全体像への照射も持たない我々にとって、それはたぶん生涯、
「何かはっきりとは分からないが、自分に強烈な刻印を押した何かモヤモヤしたもの」としてあり続ける
だろう。
5:私の強烈な「秋高体験」の第1は、「弁論大会」の中で「3年生のCCさん」が読み上げた五味川純平
の名著「人間の条件」だった。
強い衝撃を受け、本を読破し、多喜二虐殺の事を知ったし、大日本帝国の暗部を知り、自分の社会観形
成の土台となった。
映画「人間の条件」一挙9時間半上映をDDと見に行った事が懐かしい。
6:DDと言えば、「『今は戦後じゃない、もう戦前だ』という話もあるな」と言った事も強く覚えている。
あれは漫画「光る風」を見ての話だったか。
その時からもう42年、その「歩み」は遅かったのか「着実」だったのか・・。
日本が実質的な「準戦時体制」に入って20年以上が過ぎ、今「名実共の戦時体制」の入り口にまで来
てしまった。
7:秋高時代にジョージオーウェルの近未来恐怖小説「1984年」を読んだ事もまた、私の社会観形成の土
台となった。
全国民が支配党に監視・意識操作され、「事実」と「記憶」が絶え間なく捏造される全体主義的戦争国
家。
「戦争は平和である」、「自由は屈従である」の国策スローガン、「戦争遂行部署が平和省」、「事実捏造
部署が真理省」、「弾圧拷問部署が愛情省」といった二律背反言語の日常化、「ダブルシンクス=二重思
考」という恒常的分裂思考をしなければ生存を許されない不条理社会・・・。
1949年出版で想定された恐怖近未来たる「1984年」を実社会が通過して30年を過ぎた現在の日本で、
「小説:1984年」そのものの事態が発生している事に暗澹とせざるを得ない。
「積極的平和主義」の実態は、「米軍戦争への加担」!
「平和安全法案」の実態は、「戦争法案」!
「○○事案」の実態は、戦前での「△△事変」=「▲▲侵略戦争」!
9:それにしても、「馬鹿で下劣なヤツラに権力を持たせると大変な事になる」、という事を実証し続けてい
るのが安倍政権だ。
こいつらの言動が「法の支配」そのもの、論理的思考そのもの、社会文明そのものを破壊し、「文明社
会の底が抜けた状態」を日々作り出している。
益川教授が述べた如く、「安倍政権に鉄槌を加えて」葬り去らねばならないと、つくづく思う。
10:「自衛隊員」と言ってもいろんな考えの人がいる。
私の友人では「元陸自レンジャーで、市民派議員を経て、今は反戦の活動家」になっている者もいる。
秋高から確固として自衛隊を志願したEE君は、自衛隊の幹部になったと聞くが、今はどのように過ご
しているだろうか?
「一個人どうし」の立場で話をしてみたいと思う。
11:最後に私が深く共感した「19才の若者の最近の新聞投書」を紹介する。
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<安保法案の阻止が私の民主主義>アルバイト 塔嶌麦太(東京都 19才)
私は安全保障関連法案の成立を止めるため、国家前の抗議行動に参加する。
デモにも行く。友達にも呼びかける。こうやって投書も書く。
できることは全てやる。
「デモに行っても無駄」と多くの人は言うだろう。
でも、私は法案成立を止められるからデモに行くのではない。
止めなければならないからデモに行く。無駄かどうかは結果論だ。
私は間もなく選挙権を手にする。
この国の主催者の一人として、また「不断の努力」によって自由と権利を保持していく誇り高き責務を
負った立憲主義国家の一員として、この法案に反対し、この法案を止める。
声を上げるのは簡単だ。むしろ声を上げないことの方が私にとって難しい。
なぜなら、私はこの国の自由と民主主義の当事者だからだ。
戦争が起きてこの国が民主主義でなくなり、この国が自由を失ったとき、やはり私はその当事者だから
だ。
何度でも言う。私は当事者の責任において、この法案を止める。
それが私の民主主義だ。
この投書を読んだあなたが、もしも声を上げてくれたならば、それは「私たち」の民主主義になる。
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12:・・・・秋高時代の我々のほとんどは、この若者と同じ心情を持っていたと私は思う。
・・・・あれから40余年、「時は流れた」が、さて・・・・。
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A<これからの10年にする事>
これからもバイクをブイブイ乗り回し、2期8年はたぶん市議会議員を続け、「協同組合を土台とした
21世紀型社会主義革命で世界資本主義を打倒していく運動」を続けていく。
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以上です。長文ゴメン! 7/21(月)午後 戸田ひさよし 拝
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2つの追伸:
【1】黛ジュンの『恋のハレルヤ』は実は「満州棄民」のなかにし礼さんの日本国家と軍へのこんな凄い思
いを込められた歌詞の歌だった!
↓↓↓
◎邦人を捨てて騙して先に逃走の棄民作戦/安倍・公明党内閣の戦争法案の点と線(なかにし礼の引き揚げ
談から) http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/761.html
投稿者 うかうた 日時 2015 年 8 月 08 日
(長文の中の極く一部抜粋)
・・・しかし軍人はみんな兵器をもって戦う使命がありながらも居留民を残して大挙して逃げていくとい
うこの人たちのね卑怯さ・・・・
・・・・引き揚げ体験と戦争体験で、たっった一つ嬉しいことがあった。
・・・その丘を越えてふっと見たらね、向うに真っ青な海がそれで真っ青な空があって、・・・その時の
ね喜び、というのかな、それを僕は ?ハレルヤーになったのね。
だからその『愛されたくて愛したんじゃない』とかそういう言葉を、全部国家に対して言ってるんです
よ。
・・・『燃える思いをあなたにぶつけただけなんだと、帰らぬあなたの夢が今夜も私を泣かす』全部恋愛
なんかじゃないんですね。
僕の引き揚げ体験による国家と自分との関係というものを、んー恋愛という形に一つ借りて、その葫蘆
島の青い空と青い海を見たときの喜びをうたにしてみたということでんーたぶん僕にしかかけないだろう
なという思いで書いてましたね。・・・
『恋のハレルヤ』 http://www.uta-net.com/movie/1835/
・・・・いまからそう国家に怯えないでもっともっと、マスコミのせいだけににしないで、作家が、その
国のありようというものをもっと自分の問題としてとらえて物を言うべきであるし、もっと力を合わせて
言えば、この国のゆく方向というものを、多少なりとも良い方向へ持って行けるのではないかと思いま
すね。」
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【2】(週刊ビッグコミック:戦後70年特集号)
★豪華マンガ家が集結の戦争特集がすごい !あのマンガ家たちがマンガで伝える反戦メッセージ
…水木しげる、山上たつひこ、松本零士から浅野いにおまで集結!
http://lite-ra.com/2015/08/post-1366.html (「リテラ」8/8)
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大学生や若いママさん達はもとより、高校生達までも反安倍デモに起ち上がっ2015年の夏・・・
8/9(日)長崎原爆投下の日に。戸田ひさよし 拝
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戸田HP http://www.hige-toda.com/
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