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【宮城】「私たちは目立ちたいわけではない。社会の意思決定は私たち自身がしていくものだと、自分たちの姿で示したい」SEALDs TOHOKUが仙台市内で初のデモ! 600人が戦争法案廃案を訴え
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/257114
2015/08/09 IWJ Independent Web Journal
安保関連法案に反対する学生ら有志「SEALDs」の東北版「SEALDs TOHOKU」が始動した。2015年8月9日(日)、仙台市内で「戦争法案ヤバいっしょ!学生デモパレードin宮城」を開催。約600人(主催者発表)が安保法案の廃案を求め、仙台の繁華街を練り歩いた。
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・デモコース 花京院緑地 → 仙塩街道 → 定禅寺通 → 仙台フォーラス前 → 青葉通り → ダイエー仙台店前
・日時 2015年8月9日(日)16:00〜
・集合場所 花京院緑地公園(仙台市青葉区)
・主催 SEALDs TOHOKU(詳細、Facebook)
午後4時、デモ隊は集合場所の花京院緑地公園を出発。「東北だって黙ってないさ!」「学生だって黙ってないさ!」「戦争法案ヤバイっしょ!」とコールを上げた。沿道の関心は高く、途中からデモに飛び入り參加する通行人の姿も目立った。
スピーチした女子大生は「国民を守るために必要なのは、集団的自衛権で海外の戦争を手伝うことでもなく、日本が70年守ってきた『戦わない』という方法だと思う」と主張する。
「殺されたくないし、殺させたくない。それに対して『感情論だ』と批判する人がいます。戦争に行きたくないと言った学生に対して、『それは利己的だ』と発言する政治家もいます。でも戦争は嫌だ、殺し・殺される日本になってほしくない、そんな感情が否定される世の中に、どんな未来が待っているのか、不安になります」
さらに、「色んな意見がありますが、それでも私は今回の法案や法案の決め方に絶対、納得いきません。東北から、宮城から、仙台から、『戦争法案ヤバイっしょ』と声を上げていきましょう」と訴えた。
また、別の学生は「私たちは目立ちたいわけではありません。政治が日常的なものであるべきです」とスピーチする。
「社会の意思決定は偉そうな政治家ではなく、私たち自身がしていくことです。自分たちの姿で示したいんです。だって、民主主義です。皆さん、一緒に自分たちが生きるこの社会について真剣に考えましょう。血に染まった歴史を繰り返すのはもうやめましょう。国民が国の駒になる時代にはもう終止符を打ちましょう。
そして、すべての個人が尊重される社会をともに作りましょう。今日は図らずも長崎に原爆が落とされてから70年の日です。悲しみの記憶を、希望の明日のための力としましょう」
(記事 原佑介)
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