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国粋主義者の70年談話<本澤二郎の「日本の風景」(2077) <反省するが謝罪しない> 
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/283.html
投稿者 笑坊 日時 2015 年 8 月 07 日 13:07:27: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52112046.html
2015年08月07日 「ジャーナリスト同盟」通信

<反省するが謝罪しない>

 国粋主義者・安倍は、広島での記者会見(8月6日)で70年談話について「反省するが、謝罪しない」という骨格を明らかにした。同日、彼の意向に沿って有識者懇という怪しげな会が、同様の結論を出した。「謝罪はしない」という安倍の厳命に従った軽薄な内容である。

<反省は形だけ>

 そもそもは内外の世論をどうごまかすか、に重点を置いた70年談話である。根底に平和主義が欠落している。それどころか軍国主義復活にかけている極右政権である。
 反省と謝罪を分離することで、やり過ごそうというものであるが、反省と謝罪は本来一体である。まともな反省があれば、必然的に謝罪・おわびへとつながる。
 要するに、安倍談話には、侵略と植民地支配への真剣な反省がない、ということになろう。形だけ・魂の入っていない空疎なものでしかない。これこそが極右の限界なのである。
 アジアに存在してはならない政権なのである。日本国民あげて猛省すべき点である。新たな問題、中国学者のいう「機雷」敷設に相当しようか。自公内閣には、本物の平和主義がない。

<軍国主義ほのめかす積極平和主義>

 いうところの積極的平和主義は、臆面もなく喧伝する安倍談話である。この安倍・国粋主義の叫ぶ積極平和主義は、さまざまな国際的諸問題にたいして軍事力行使をほのめかしている。
 ワシントンの戦争屋の意向に従って軍事力でもって対応する、というものである。目下の戦争法を活用して、米国の戦争に自衛隊を提供する。言い換えると日本軍国主義の復活宣言とも読めるだろう。

<東芝OBの原発派西室>

 安倍談話のまとめ役は、東芝OBの西室という財閥代表である。
 小泉内閣のときから政府の要職についた。郵政民営化にも関与した。その後は証券業界、今は日本郵政社長である。原発に無知な小泉のお尻を叩いて、原発推進に必死となったのも、東芝の原子炉戦略のためであった。むろん、背後で粉飾決算で生み出した裏金を、政官界に配ったであろうことも想像できそうだ。
 米原子炉メーカーのWH買収劇は、確か小泉内閣のころだ。西室も深く関与していたであろう。とどのつまり、このWHが不良資産となって、東芝墜落の原因となることは間違いない。西室も責任を問われるかもしれない。株主が黙っていないだろう。
 それにしても安倍の財閥人間活用も際立っている。NHKのモミイだけではない。

<ナベツネ子分の極右学者・北岡>

 70年談話には、もう一人極右学者で知られる北岡も関係していた。記憶では、彼を引き上げた人物は読売のナベツネである。類は類を呼ぶのであろう。頭脳が衰えてきたナベツネの身代わり役なのであろうか。
 極右は政界も官界も学会も、金で転ぶ人間が多い。御用学者として利用価値はあるのであろうが、尊敬の対象ではない。
 筆者の知る彼の実績の一つというと、中国の女性学者を思想転換させたことである。

<中国脅威論を悪用して戦争法審議促進>

 現在いえることは、70年談話が隣国を満足させることはない、ということである。むしろ、その逆である。
 当初、9月上旬の北京訪問に必死となったが、方向転換したらしい。日本会議の意向と思われる。信頼する女性議員の進言に折れたものか。
 「中国脅威論を戦争法の審議促進に悪用せよ」という忠告に従ったと見られている。これが国粋主義人間なのである。
 昨日、安倍はまた太田と短時間会っている。創価学会の動向が気になるのであろう。

<非核3原則に触れなかった広島あいさつ>

 そういえば、原爆投下70年の広島あいさつで、安倍は非核3原則を意図的に蓋をしていたことが判明した。なぜなのか。ここにも深い軍拡への闇がありそうだ。
 原発再稼動の安倍・自公内閣、核兵器の原料となるプルトニウムを大量蓄積する日本、核武装化への野望という線をつないでいくと、なんとも恐ろしい闇が見えてくるようだ。

<「財閥」用語を初めて用いた人民網>

 余談だが、昨日の人民網日本語版で初めて「財閥」が登場した。日本政治の闇の権力は財閥、という筆者の分析に理解するジャーナリスト・研究者が、ようやく現れたものか。だとすると、これはいいニュースである。
 中国での財閥研究を訴えてきた筆者である。「日本の財閥住友が16年ぶり赤字」が見出しである。冒頭の「財閥企業はいまの日本であまり語られることはないが」という書き出しからも、ようやく日本財閥に目を向けてきた証拠とみたい。

2015年8月7日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

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コメント
 
1. 2015年8月07日 14:40:53 : YylixLkL5Y
徐々にそして確実に安倍の汚い戦争好きの本質が国民に分かってきた。
まだわからない人に働きかけるべきとき。

2. 2015年8月07日 15:29:32 : cX93WzSgAs
さすがに一読でわかりやすい
文章表現で理解出来るァヘのうごめき。

3. 2015年8月08日 16:36:57 : Q45IpfOmPM
けっきょく安倍政権が解釈改憲の道を安易にも選んだがために法案の中味を現行憲法9条に無理やり寄せていることでかえって彼らの主張を曖昧にし、混乱させている。
安保法案の趣旨が、たとえば岡本行夫が国会で強調したように国際社会において一層求められている日本の責務を果たすことであるとするならば、かつてのようなイラク戦争について日本が自衛隊を派兵するという事はない、などとわざわざエクスキューズを入れることはない。
安倍がイラク戦争の正当性を否定しないなら、まさにこれこそ国際貢献が必要とされる場面であったはずである。
これで行かないとかたくなに言うのはかえって不自然である。

何故イラク戦争ばかり?

安倍にとってはシンパシーを寄せるアメリカのネオコン勢力に気兼ねして、またかつて内閣の一員として対イラク戦にいち早く支持をした手前あれを間違いであったとは言いだせず、しかし内心では国内のみならず国際的にもイラク戦争の評判の悪さは重々承知しているのでそれで自衛隊を派遣するとはよう言いきれないのである。
結果、この法案を支持する連中の弁は国民に不人気な政策を行えるはずがない、などという不自然極まりないものにならざるを得ないのである。
イラク戦争の総括ができているならばまだしも、あるいは過去の戦争の総括ができていればまだ一考の余地があるものを、それをしないであいまいなままにしているないでいる現政権ではことが起こった時の責任の取り様がないのである。


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