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「70年談話 14日閣議決定」に見る安倍首相の超強気
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2015年8月6日 天木直人のブログ 新党憲法9条
きょう8月6日の各紙が一斉に報じている。
安倍首相は8月14日に安倍談話を閣議決定する方向で最終調整に入ったと。
これを見た私は思った。
安倍首相は馬鹿でもヘタレでもなかった。
それどころか超強気である、と。
そもそも安倍首相は村山談話を自らの談話で葬りさりたかった。
そしてそうすると宣言した。
これに米国が反発したため、ひっこめた。
それで終わっていたらこの問題はそこで終わっていたのだ。
しかし、それでは自分の思いを捨てることになる。
そこで、未来志向の新たな談話を出すといい始めた。
しかし、侵略やお詫びの言葉のない談話に対する反発が内外から起きた。
そこで閣議決定しない個人的談話にすることを考えた。
それなら中国、韓国も文句はないだろう、そこで言いたいことを言えばいい、と言わんばかりだ。
私はそれを嘲笑った。
村山談話より格下の個人談話を出せば、相手にされない上に、批判だけが残る。
自ら恥をさらすようなものだと。
やはり安倍は馬鹿だと笑った。
それに気づいたのだろう。
確かに閣議決定しなければ村山談話を否定できないと。
そして、私が注目したのは、閣議決定するタイミングだ。
当初は8月15日の終戦記念日よりも少し前の8月初めだと報じられた。
ところがよりによって前日の8月14日に合わせた。
天皇陛下のお言葉を封じてしまえ、と言わんばかりだ。
その背景には週刊ポストのスクープ報道がある。
すなわち週刊ポストの先週号に、次のような記事が書かれた。
もし安倍談話が天皇の平和の願いを踏みにじるものであれば、天皇は8月15日の恒例の終戦記念日に発出されるお言葉に加え、安倍談話を否定するような談話を特別に発することをお考えである、というのだ。
そんなことが起きたら前代未聞の事件となる。
安倍首相は引責辞任せざるをえない。
世界の笑いものになる。
そこで8月15の前日に安倍談話を出して、天皇のお言葉封じを行ったわけだ。
前日に安倍談話を出せば。それを見てから出すことは準備不足で出来ないだろうというわけだ。
かくして安倍首相は、村山談話を否定する安倍談話を堂々と出す。
それで中国や韓国が怒っても、相手にしなければいいのだ。
どうせ何を言っても文句を言ってくる連中などほっておけばいい。
そして米国は今度は文句を言わないだろう。
ここまで安保法案の成立を急ぎ、辺野古移転を強行して米国の従属しているのだから。
これが8月14日に安倍談話が閣議決定される背景だ。
やりたい放題の超強気だ。
そんな安倍首相に鉄槌を下す者が出てこなければ日本は終わりである(了)
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