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2015-08-05 09:20:24
安倍政権がいよいよ坂道を転げ落ちはじめました。辺野古での工事について、安倍政権が1か月間の休戦を提案しました。これで、8月10日から9月9日までの全ての工事がストップすることになりました。
これは、何を意味するのでしょうか。安倍権側と沖縄県側にとって、それぞれが勘定できるプラスは何か。
安倍政権側にとっては、支持率が軒並み下がってきたこの時期、安保法制の審議を抱えたなかで、沖縄での強行工事となれば、さらなる支持率低下は免れない。ここはともかく休戦して時間をかせぎ、その間に流れを変えるきっかけをつかもう、ということでしょう。
沖縄県側も、時の政権とガチンコ勝負をするよりも、できれば穏やかに辺野古断念を実現したい。とりあえず休戦して、その間に協議して望ましい結論を得る努力をしたい。
で、休戦明けの展開を考えてみます。あり得る事態の一つ目は、安倍政権側が辺野古への移設を断念して沖縄県側の要望が実現するケース。
二つ目は、安倍政権側が、「協議は実らなかった。工事を再開する」というケース。
三つ目は、アメリカを巻き込んで、普天間の移設地をグアムなど他に求めるケース。
このうち最も可能性が高いと多くの人が考えるのは、二つ目の「工事再開」のケースですよね。ほとんどの人がそう思うのではないでしょうか。そうなれば、休戦前と流れは何も変わらない。
ただ、大きな変化が読み取れるのは、潮目が完全に変わったという点です。今回の休戦は、菅官房長官から提案されたと伝えられるように、弱気と見られることも厭わないという“賭け”に出ざるを得なかった。
9月も安倍首相には、厳しい日程が詰まっています。6日(日)は、注目の岩手県知事選。安倍首相は、小沢一郎氏の地元知事選で圧倒的に勝利し、小沢氏の息の根を止めようと、小沢氏の仲間だった平野達男氏を支援する方針でした。ところが、最近の首相自身の逆風で、このままいけば大敗するとの予想が強まっています。
安倍氏自身の自民党総裁選も9月です。20日からの10日以内に行われますが、すんなり無投票再選となるか。
もちろん、安保法制も9月が勝負月です。答弁が迷走して、これ以上支持率を下げるわけにはいかない。しかし、支持率回復はもうムリでしょう。
毎晩、贅沢な食事で体力を養っているようですが、持病の潰瘍性大腸炎が再発しないとも限らない。そうなれば、またもや政権のブン投げです。安倍政権は、坂道を転げ落ち始めたと言えます。
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