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この勝負、翁長知事の一本勝ちで終わる
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2015年8月5日 天木直人のブログ 新党憲法9条
沖縄県議会議員の一人に求められて、私は沖縄にでかけていた。
8月3日夜那覇に滞在し、昨晩おそく帰ってきた。
だから「辺野古工事一か月中断」というニュースを私は現地で聞い
た。
もし私がこのニュースを報道だけで知ったなら、あるいは翁長知事に
疑念を抱いたかもしれない。
しかし、このニュースを私は現地で、翁長知事の陣営に囲まれて、聞
いた。
この合意は翁長知事の譲歩ではない。
安倍首相から辺野古移設を一任された菅官房長官との壮絶な戦いの一時休戦でしかない。
そして戦いは一か月後に再び始まる。
より激しい形になって。
今度の「辺野古工事一か月中止」の合意を取り持ったのは安慶田(あげた)副知事であるといわれている。
その安慶田副知事について「選択8月号」に次のような記事がある。
すなわち安慶田知事はたたき上げの人物で菅官房長官と「ウマが合
う」。昨年末に副知事に就任して以来、二人の会合は10回を超え、こ
こにきてその回数は頻繁になっている。両者の間で「握り」が成立しそ
うだという見方が出ている。辺野古着工を秋以降に延期するという情報
が出ている、と。
もし私が沖縄に出かけていなかったら、この選択の記事をうのみにし
ていただろう。
しかし現実は、そんな単純なものではない。
沖縄の決断を最後に決めるのは翁長知事だ。
そして翁長知事の考えはいささかの揺るぎもない。
この勝負、果たしてどちらに軍配があがるか。
それはもちろんわからない。
米国の威を借りた外務官僚はこう言っているらしい。
「辺野古移設は米国と約束している。工事の変更はありえない」と
(8月5日朝日)。
その米国をバックにする菅官房長官が圧倒的に有利なように見える。
しかし、これだけは言える。
役者は翁長知事のほうが上手だ。
覚悟はできている。
何よりも翁長知事の沖縄には正義がある。
そして米国は正義には弱い。
日本国民が反米に向かうとあっさり引き下がる。
もはや下手な工作が奏功する局面はとっくに通り越している。
米国を絶対視する外務官僚の上に乗った、姑息な政治家である菅官房
長官が、勝てる相手ではないのである。(了)
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