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いきなりクレーン車(JSC本部ビル建設地)(C)日刊ゲンダイ
糾弾された翌日に重機ズラリ…JSC165億円ビル“既成事実化”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162397
2015年8月5日 日刊ゲンダイ
もう後戻りできない──。そんな既成事実化を疑われるようなタイミングである。建設地の近隣住民はこう言った。
「更地にした後はズッと鳴りを潜めていたのに、7月28日の朝になって、いきなり工事用クレーン車が数台現場に並んでいたので驚きました。何となく大急ぎで工事を始めた印象です」
前日(7月27日)、民主党の「東京オリンピック・パラリンピックに係る公共事業再検討本部」は、国会内でJSCと関係省庁の幹部を呼び、新国立競技場の見直し状況を確認した。
「安倍首相の白紙撤回表明後も、何をどこまで白紙に戻すのか、誰も把握していない。撤回の指示がなければ、契約済みの工事は計画通り進める、と開き直った態度です」(再検討本部事務局長の玉木雄一郎衆院議員)
その場で「白紙に戻すべき」と糾弾されたのが、JSCの豪華本部建設計画だ。地下2階・地上16階建て、高さ72メートルの本部ビルの総工費は約165億円。今年6月30日に、新国立の建設費高騰騒動のドサクサに紛れて、準大手ゼネコン「安藤ハザマ」と建設契約を結んだ。
JSC幹部は追及にひるまず、「契約通り続ける」の一点張りだったが、前出の住民は「建設地は27日まで静かなものでした」という。国会でヤリ玉に挙がった翌日から、現場に大型重機がズラリとは、ちょっと「見直し阻止」のアリバイ工事っぽくないか。
「たまたま、28日からプレハブ3階建ての工事事務所を設置するため、クレーン車などが現場に入っただけ。大きな重機は使っていませんでしたが、その前から細かい工事作業を行っていました」(JSC広報室)
問題はまだある。坪単価でみると、JSC本部オフィスの異常な建設コストが分かる。ビルには新国立に敷地を提供した「日本青年館」も同居し、JSCの専有スペースは6099平方メートルで、延べ床面積の2割程度に過ぎない。建設費は両者で負担し、JSCの持ち分は約47億2000万円。専有スペース分で割ると、1坪あたり約256万円となる。
「都心にオフィスビルを建てても、坪単価100万円を超えるケースはまれ。新国立の当初計画の坪単価130万円を軽く上回ります」(ある1級建築士)
JSCはどれだけ立派なオフィスに仕上げるつもりなのだろう。国費のムダ遣いとなる前に、計画を撤回すべきだ。
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