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臨時国会 目算狂う:TPP巡る審議窮屈に 来夏参院選に影響も
http://www.asyura2.com/15/senkyo190/msg/145.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 8 月 04 日 18:45:04: Mo7ApAlflbQ6s
 


※関連参照投稿

「TPP、綱渡りの8月 3つのシナリオ検証:二国間合意の“集大成”でしかないTPP、内実が「日米FTA」でもいい米国」
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/283.html

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臨時国会 目算狂う
TPP巡る審議窮屈に 来夏参院選に影響も

 【ラハイナ(米ハワイ州)=坂口幸裕】環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意が先送りになったことで、秋の臨時国会で関連条約や法案を処理するという政府・与党の目算が狂ってきそうだ。来年の通常国会にずれ込めば、来夏の参院選に影響が出かねない。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」の先行きを懸念する声もある。


首相も驚き

 「えっ、そうなの?」。首相は1日、大筋合意が先送りになったとの報告を電話で受け、驚きの声を上げた。首相官邸には交渉団の出発前から「今回が最後の交渉になる」との見通しが報告され、楽観論が広がっていた。同日中に首相が大筋合意を歓迎するコメントを発表する準備もしていただけに、動揺は隠せない。

 「我々はできるだけ早く国会に出せるようにというスケジュール感をもっていた。今回大筋合意ができれば、確実に臨時国会に間に合うはずだった」。甘利明経済財政・再生相は7月31日(日本時間1日)の記者会見で嘆いた。

 政府高官はこれまで「8月初めに大筋合意すれば、秋の臨時国会でTPP関連法案も整備できる」と語っていたが、シナリオは大きく変わりかねない。

 米国内の手続きを考えると、8月末に大筋合意しても、各国首脳による署名は11月末になる。日本が国会審議に入るのはそれからだ。

 「11月下旬から特別委員会で審議することも可能だが現実的ではない」。首相周辺は1日、臨時国会中の条約の批准や関連法案の成立が厳しくなってきたとの見通しを示した。


農業票に懸念

 政府・与党が秋の臨時国会にこだわってきたのは「参院選への不安材料は早めに取り除きたい」(首相周辺)からだ。TPPには農業団体などの反対論が根強い。来年の通常国会でTPPを巡る攻防が続けば、農業票の離反を招きかねないとの懸念がある。

 政府・与党は来年の通常国会で、農業対策を盛った2015年度補正予算や16年度予算を成立させる考え。参院選前に農業票をつなぎ留める狙いがあるが、交渉がまとまらなければ、予算編成の準備にも支障を来す。

 首相はTPPをアベノミクスの柱と位置づけてきた。8月下旬と見込む大筋合意まで不透明になれば、政権に大きな打撃になる。

[日経新聞8月2日朝刊P.2]

 

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コメント
 
1. 佐助 2015年8月04日 20:27:08 : YZ1JBFFO77mpI : KTZjxPAPgA
世界恐慌の妖怪の姿は基軸通貨の交代だが,関税引下げ交渉の挫折で確かなものになる

1929〜32年に姿を現した第一次世界金融大恐慌は世界通貨のポンドからドルへの移行が根因。 この時の「世界的商品の優位性は米国」。2007〜10年にスタートしている第二次世界金融大恐慌は、ドル一極から多極化,ユーロ・円三極への移行が根因。すなわち,どつらも基軸通貨の交代期の衰退が影響している。しかし基軸通貨の交代には10年以上かかる。今回の「世界的商品の優位性は日本」従って大企業の消失はさけられません。

第一次世界金融大恐慌当時、英国は世界通貨ポンド防衛のため、ポンドを切下げ、英国が支配するスターリング地域(英連邦と植民地)に、特恵関税障壁を築いた。この悪玉英帝国の利己的政策により、三年間で世界貿易は三分の一以下に縮小したのだと、世界のエコノミストは総括した。だが、世界経済は関税と通貨切下げ競争で、10年間も悪夢にうなされた。

1972年ニクソンショックによりキン離れ(フロート制)によって世界は未曽有の繁栄をもたらした,日本は輸出の神風が吹いたと云われた。しかし今回は輸出の神風は吹きません。

2006年、包括関税引下げ交渉は行き詰まり、二国間の交渉に中心が移った。これは第一次世界信用大恐慌前後と同じ状況に突入したことを意味する。かくして、ドルと株の暴落で、第二次世界金融大恐慌の妖怪の姿は、2015年のTPP関税引き下げ交渉の挫折で誰の目にも見えてくる。

2006年までに世界信用収縮恐慌が発生する気配だったが,米国の必死の戦略で、米国金融指導者は、ノーベル経済学者のファンドの破産や架空エネルギー売買会社エンロンの破綻が自国と世界に波及しないように、どうやら強制的に架空のデリバティブ契約は手打ちにし、破産取立てを遅延させることに成功した。
その結果、米国の株式市場のバブル波及範囲は限定され、世界への波及が阻止された。この信頼感の獲得によって、米国株式市場は、世界の投機資金を再び集中させることに成功した。しかし1.5年は景気は戻るが,3年過ぎると再び襲ってくる。そうすると2015年〜2017年に銀行・証券・為替の一時閉鎖と銀行の取り付け騒ぎが発生することになる。

信頼感などが永遠につづいたためしはない。バブルは、信頼感を崩壊させる事件を連続させる。そのため、世界で膨張する巨大なドルのマグマは、地震や火山の爆発のように、出口を求めて徘徊する。

今回も金融商品や日常生活商品のバブルに巻き込まれて損しなかった貧乏人も金持ちも、あらゆる経済指数(生産・販売・雇用・投資・貿易)が三分の一以下に激減する世界的金融大恐慌の影響から逃れることはできない。

「通告」
1929年の第一次世界信用パニックの震源地となった米国を観察すると,世界商品の優位性が原因であることがわかっている。優位性とは、技術から流行まで、あらゆる分野で、世界をリードしていることである。商品の優位性が原因であることが理解できる。当時の米国は、世界の技術から流行までをリードしていた。この原動力は、新しい商品を世界で一番積極的に受入れた消費者=消費市場だった。

しかし、このことを米国の国家と産業・企業の指導者は認識していなかった。だから、40%もの高関税障壁に固執した。固執して、欧州からの投資と自国農業を保護した。当然、他国は高い関税で報復した。にもかかわらず、米国商品は高関税障壁を乗り越えて輸出を延ばした。この米国商品の優位性を指摘している歴史家は米国でも皆無だ。だからもしTPPが成立するとマスコミはそれ自由な貿易は関税引き下げで有利になったさわぐが,世界経済は関税と通貨切下げ競争で、20年以上も悪夢にうなされることになる。TPP挫折は本当に喜ばしいことになる。

第二次世界恐慌は、今回はドル・ユーロ・円が、世界の75%の金とリンクすることで収束できるし産業革命で世界大戦争も阻止できるからである。


2. 2015年8月04日 21:49:08 : LY52bYZiZQ
TTPに賛成しているのは財界と日經を中心としたメディアだけで安陪政権を支持しているチャンネル櫻でさえ反対している。TTPはもう終わった。

3. 2015年8月05日 04:03:18 : YxpFguEt7k
真正売国奴・宗像直子氏の野望を粉砕しましょう。

4. 2015年8月05日 04:08:03 : 2HpOFXEnvM
世界中がTTPの欺瞞に気が付く。


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