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2015年 08月 04日
今年6月以降、かねてから安保法案に反対を唱えて来た市民団体や識者に加えて、学生を中心にした若者やママも含めた女性たちなど、様々な分野の人たちが、全国各地で安保法案に反対する活動を行なうようになって来た。(**)
彼らは国会前や繁華街だけでなく、連日のように全国のどこかで集会やデモを行なっているのだが。その様子をTVやネットで見た人やSNSでの呼びかけに応じた人がさらに加わって、どんどん参加者の人数が増えているという。(++)
どうしても9月までに安保法案を成立させたい&高い支持率を維持したい安倍陣営&自民党にしてみれば、このような動きは決して有難くも嬉しくもないわけで。何とか反対活動の波を、とりわけ若者の間に広がりつつある大きな波を止めたいところ。(・・)
<しかも、安倍陣営の中には、若者は保守派が多くて、改憲を支持してくれると思い込んでいる人も少なからずいたと思うので、(改憲の国民投票を18歳以下にしたのも、半分はそのためだと言われている)、今の若者の動きにかなり困惑しているかも。^^; 2ch&neto-uyo no misugi?>
最近は、集会やデモ現場で(特に国会前は)、警察による威圧が強くなっているとのこと。(-_-;)
また近時、SEALDsという学生の団体が、メディアに取り上げられる回数も多くて、大きな注目を浴びているのだが。
安倍自民党の議員や職員、安倍支持者のネトウヨたちは、そのメンバーや活動に関してあることないこと書いて、何とかSEALDsを弱体化させようとしていて。(-"-)
<少し前から、ネトウヨたちが拡散していたのだけど。(このブログにも公開、非公開でカキコがあった。)自民党の幹部職員が「SEALDsは民青 過激派 在日 チンピラの連合軍」とツイートしたり。福岡の市議が「♯SEALDsの皆さんへ@就職できなくて#ふるえる」と就職に影響あると脅したり。・・・ついには自民党の若手国会議員が、「自分中心、極端な利己的な考え」だと痛烈に非難したりとかね。(@@)>
日刊ゲンダイは、安倍自民党が「デモ潰し」をはかっているという記事を載せていたほどだ。(**)
* * * * *
ちなみに、これまでも何回も書いているけれど。安倍仲間の超保守派の政治家や識者、ネトウヨなどは、自分たちの思想や政策に反する人たちは、すぐに「反日」「売国奴」扱いをするし。反対活動をする人は、サヨクや過激派、共産党員、在日、プロ市民などであると決めつけ、さして根拠もないのに、そのような情報を拡散する傾向にある。^_^;
<mewもこれまで、何度、プロ市民とか、反日サヨクとか、在日とか書かれたことか。(>_<)>
それこそ安倍晋三氏は首相になっても尚、昨年秋に国会答弁やFBで、民主党の枝野幹事長に関して「殺人も犯す革丸派と関わりがある」と指摘して、ヒンシュクを買ったことがあるのだけど。(-"-)
どうやら彼らは、自分たちがその手のサヨクを忌み嫌っている&戦前志向の感覚や考え方が強いので、そのような情報が広がれば、国民も引くと勘違いしているのではないかと察する。(~_~;)
* * * * *
まずは、自民党の幹部職員、福岡の市議、そして警察のデモ潰しの話から・・・
『SEALDsへの侮蔑を引用ツイート 自民幹部職員が大炎上 (日刊ゲンダイ 2015年7月26日)
これぞ、劣化した今の自民党を象徴するような話ではないか。「政務調査会調査役」という党の要職にある田村重信氏(62)が、安保法案に反対する大学生グループ「SEALDs」について〈民青 過激派 在日 チンピラの連合軍〉と発信。その後、ツイッターは炎上、削除する騒動となった。
発端は「坂眞」(ばんまこと)なる“自称作家”が、〈SEALDsは全労連=共産党系の労組の街宣車を使っている〉〈つまり、参加している若者のかなりの部分が共産党の青年組織であることが証明された〉〈在日や在日系チンピラが数多く参加していることは周知の事実〉などと書いたこと。田村氏はこれを引用ツイートし、「ごもっとも」と賛同の意を表明したわけだ。また、田村氏は評論家の上念司氏が書いた〈憲法学者はいい加減、デモはプロ市民〉という文言も引用ツイートしている。左翼運動家というレッテルを貼ることで、安保法案に反対する若者を揶揄し、貶める意図がプンプン感じられるのだ。(下につづく)』
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『■取材申し込みに自民党はブチ切れ
「SEALDs」の中心メンバー・明治学院大4年生の奥田愛基さん(23)が言う。
「田村さんの引用ツイッターは自民党のレベルの低さを改めて証明したと思います。いい大人が学生に向かって侮蔑的な差別発言を吐くなんてどうかしてます。全労連さんから車を借りたのは事実ですが、それはたまたま車が空いていたから。大体、政治を職業にしている“プロ”にプロ市民なんて言われたくありませんよ。それに『レッテル貼りとか、デマゴギーみたいなことは控えるべき』と安倍首相が言っているのに、自民党こそトンデモないレッテルを貼り、デマを流しています。きちんと謝罪して欲しいですね」
さて、大学生に喝破された自民党は何と言うか。
「田村は出張中。発言はあくまで(田村)個人のもの。党の見解ではありません」(広報部)とゴニョゴニョ。田村氏の引用ツイートと炎上に至る経緯を詳しく聞こうと、再度取材を申し込むと、担当者が「ご理解下さい!」と大声で怒鳴り、電話がガチャリと切れた。
自分たちにとって都合のいい話は冗舌なくせに、ちょっと立場が悪くなると大声を上げてブチ切れる。安倍首相も自民党職員も一緒だ。』
* * * * *
『悪質な中傷、警察の威圧…露骨さを増す「安保反対デモ潰し」
(日刊ゲンダイ 2015年7月31日)
「安保反対デモ」を潰す動きが露骨になってきた。標的になっているのが学生グループ「SEALDs」だ。
安保審議が大詰めを迎えた14日以降、ネット上では大学生のデモ参加をめぐり、「就職や結婚に響く可能性」などのマイナス情報が次々に書き込まれ、波紋が広がっている。
21日には自民党職員で、政務調査会調査役の要職にある田村重信氏(62)が「SEALDsは民青 過激派 在日 チンピラの連合軍」とツイート。党は関与を否定しているが、世間知らずの学生を萎縮させるには十分な圧力だ。
SEALDsの活動に詳しいジャーナリストの横田一氏はこう言う。
「中心メンバーに対するネット上の誹謗中傷は後を絶たず、腕に覚えのあるメンバーが警備をするほど緊迫しています。抗議デモに動員される警察官は日増しに増え、監視の目も厳しくなっている。24日に開催された日比谷野外音楽堂や官邸周辺、国会前でのデモでは現場に向かう道路に警官がズラリと並んで人の流れを規制し、あちこちに柵や三角コーンを立ててスペースを狭めていました。デモの規模を抑え込もうとしているのは明らか。違法にもかかわらず、公安は次から次へと参加者を撮影して威圧し、弁護士有志の『見守り弁護団』がそれに繰り返し抗議する。ちょっと異常な光景でした」
デモ潰しにさらに火をつけたのが、福岡県行橋市の小坪慎也議員(36)のブログだ。「♯SEALDsの皆さんへ@就職できなくて#ふるえる」などと題し、過激派と接点を持つと就職活動に悪影響を及ぼすといった内容を26日から立て続けに書き込み、これが勢いよく拡散している。
これほど「就職できなくなる」という脅しが強まれば、デモ参加を見合わせる学生も出てくるかもしれない。子供の将来を心配して止める親も出てくるだろう。
しかも警察による規制がドンドン強まっている。官邸近くには容易に近づけない状態だ。
政治評論家の山口朝雄氏はこう言う。
「デモを潰そうという動きが強まるのは、安倍首相の周辺が大衆を恐れはじめている裏返しでしょう。国会では強気の態度を崩さない安倍首相ですが、支持率はつるべ落としだし、デモが拡大する現状に内心穏やかであるはずがありません。でも、警察力で動員を抑え込み、ネット上の情報操作で切り崩せると思っているとしたら大間違いです。60年安保時代の組織化された集団とは違い、個人の自由意思による政治活動を抑え付けるのは難しい。“覚醒”した国民によるデモを封じようとしたら、むしろ逆効果ですよ」
横やりをいなすかのように、東京発のSEALDsの活動は関西や仙台、福岡などの地方にも波及している。60年安保で岸政権を倒閣に追い込んだ「30万人デモ」が現実味を帯びてきた。』
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これらに加えて、今度は自民党の現職衆院議員(2期)である武藤貴也氏が、ツイッターやブログでSEALDsなどの若者の安保反対の活動を批判したことから、注目を浴びることに。
メディアや野党の中には、与党議員である武藤氏がこのような意見を公の場に発信することを問題視する人もいる。(@@)
『自民党の武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=がツイッターで、安全保障関連法案の反対運動をする学生団体「自由と民主主義のための学生緊急行動(SEALDs=シールズ)」について「自分中心、極端な利己的な考え」と非難していることがわかった。
武藤氏は衆院平和安全法制特別委員会のメンバーで、報道機関への圧力発言や沖縄への侮辱的発言が問題になった自民党若手の勉強会「文化芸術懇話会」にも出席していた。
シールズは国会前で毎週、抗議をしている。武藤氏は「彼ら彼女らの主張は『戦争に行きたくない』という自己中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまでまん延したのは戦後教育のせいだろうが、非常に残念だ」と書き込んだ。
民主党の枝野幸男幹事長は3日、記者団に「自分が戦争に行きたくない、みたいなレベルでしか受け止めておらず、法案の問題や本質を理解していない。戦後の平和主義、民主主義が積み重ねられてきた歴史に、全く目が向いていない」と追及する考えを示した。維新の党の柿沢未途幹事長も「権力を持っている政党の所属議員として、もってのほかの発言だ」と批判した。【村尾哲】
◇「戦前の発想だ」
武藤衆院議員の発言に対し、シールズの中心メンバーで明治学院大4年の林田光弘さん(23)は「日本は民主主義国家でデモなどの抗議は認められた権利だ。戦争に行きたくないというのは、若者だけでなく多くの人の共通の願い。それを利己的と批判するのはまさに戦前の国家主義そのものだ」と話した。
関西の大学生でつくるシールズ関西のメンバー、塩田潤さん(24)=神戸大大学院2年=は「逆に戦争に行きたい人なんているのかと聞きたい。こういう発言をする人が政治をやっていることを残念に思う。学生を批判するより、国会で民主主義と立憲主義に沿った議論をしてほしい」と話した。
自民党滋賀県連の幹部は「武藤さんは若いだけに普段から思い切った発言をしているが、基本的人権をないがしろにしていると取られるような内容はまずい。礒崎陽輔首相補佐官のこともあったばかりで、来夏の参院選に影響しないか心配だ」と困惑していた。(毎日新聞15年8月3日)』
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『「マスコミを懲らしめろ」発言の自民党3国会議員といい、“安倍チルドレン”にはホント、ロクな人間がいない。自民党の武藤貴也衆院議員(36=滋賀4区)が、安保法案に反対するデモ活動を行っている学生たちの「SEALDs」を「極端な利己的考え」などとツイッターで批判し、大炎上している。
問題の書き込みは7月30日。武藤議員は「SEALDs」のデモに対し、こうつぶやいたのだ。
〈彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく〉〈利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ〉
呆れるほど、トンチンカンで低レベルな書き込みだが、仰天書き込みはこれだけじゃない。7月23日のブログでは〈日本国憲法によって破壊された日本人的価値観〉と題し、憲法の三大原則(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)を批判。〈戦後の日本はこの三大原理を疑うことなく『至高のもの』として崇めてきた。(略)私はこの三つとも日本精神を破壊するものであり、大きな問題を孕んだ思想だと考えている〉と持論を展開しているのだ。
よく国会議員になれたものだ。どんな人物なのか。
「北海道出身で、高校卒業後、5年間のアルバイト生活を経て東京外大に入学。京大大学院在籍中に滋賀県議会会派の地域政党の政策スタッフになり、政治に関わるようになった。この地域政党は当時の嘉田知事を支持し、自民党と対立していたのですが、09年の総選挙に自民党候補で出馬して周囲を呆れさせました。12年の総選挙で初当選し、現在2期目。ちなみに『マスコミ懲らしめ』発言が出た党文化芸術懇話会のメンバーにも名を連ねています」(政治ジャーナリスト)
こんな連中ばかりだから、安保法案は廃案にしないとダメなのだ。(日刊ゲンダイ15年8月3日)』
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ここから一般国民の安保法案反対の声や活動がさらに強くなって、安倍内閣や自民党の支持率がさらに下がれば、安倍首相の超保守仲間や支持者、自民党の議員や関係者は焦って、も〜っとボロを出すに違いあるまい。(ーー)
それゆえ、老若男女がどんどん安保法案に関心を持って、「安倍政権&安保法案にNO!」の声をもっと高まるように、自分なりに情報発信して行きたい&みんなで頑張って行きたいと改めて思うmewなのだった。(@@)
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