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立場が逆転すると信念まで変わるのか(C)日刊ゲンダイ
野党時代は「法律守れ!」と絶叫…礒崎首相補佐官の“二枚舌”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162358
2015年8月4日 日刊ゲンダイ
更迭や辞任で「幕引き」とはならない。3日午後、参院の安保法案の特別委員会に参考人招致された礒崎陽輔首相補佐官。よりによって首相側近の安保法制担当者が、「法的安定性は関係ない」と公言したのだ。それだけでアウトだが、一方でこの男は、野党時代に民主党政権に対し「法律を守れ」と叫んでいたのだからトンデモない二枚舌である。
「発言は看過できない」「彼はこういう発言を繰り返しており、言語道断だ」「自ら辞めるべき重大問題だ」――。
2日のNHK「日曜討論」。出席した国会議員は与野党を問わず、礒崎発言を批判した。とりわけ、カンカンだったのが公明党だ。荒木清寛参院政審会長は「看過できない発言だ。陳謝と発言取り消しは当然だ」と怒りを隠せない表情だった。
「そりゃあそうですよ。公明党は支持母体の創価学会に『法的安定性は保持されている』と説明し、集団的自衛権の行使容認に理解を求めてきた。それが政権の安保法制担当者が『そんなの関係ねぇ』ですからね。タダでさえ公明党は、安保法案反対デモに学会の三色旗が目立つようになってピリピリしている。礒崎発言でこうした動きが拡大するのではないかと危機感を募らせているのです」(学会ウオッチャー)
礒崎発言は法律や手続きを一切無視して「憲法破壊」に突き進む安倍政権の体質そのものを表していると言っていい。だが、驚いたことに野党時代の礒崎補佐官は正反対のことを主張していたのだ。
民主党政権だった2011年3月の参院予算委。礒崎補佐官は、国民年金の第3号被保険者を特例で救済することについて政府の対応を批判。答弁に立った当時の細川律夫厚労相に対し、厳しい口調でこう迫っていた。
〈そういう牽強付会な答弁したらむちゃくちゃですよ、日本は法治国家でありますから〉〈行政というのは国権の授権に基づいて、立法に基づいて行政を執行するのが皆さんの仕事なんだから〉〈日本国の大臣が法律を守らなくてもいいという答弁をしている、本当に情けない。民主党というのは憲法体制も無視するんですよ。これは憲法の問題ですよ〉
いやはや、その憲法に「違反する」と多くの学者が訴えている安保法案をゴリ押ししているのが今の安倍政権ではないか。与野党で立場が逆転すると信念も変わるらしい。礒崎補佐官は質疑の後半、こう締めくくっている。
〈法律を守らない内閣は一刻も早く辞めてください〉
礒崎補佐官も政治家のハシクレなら、自分の発言をよ〜く思い出し、補佐官に任命した安倍首相と一緒に議員辞職すべきだ。
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