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http://mewrun7.exblog.jp/23512272/
2015年 08月 03日
『低迷・安倍への遠慮がなくなって来た〜側近を国会招致&強まる更迭要求http://mewrun7.exblog.jp/23504553/』のつづきを・・・。
安倍首相の超側近&子分である磯崎陽輔首相補佐官が、7月25,26日に地元・大分の講演会で、安保法制に関して「法的安定性など関係ない」などと発言したことが、問題視されることに。(・・)
しかも、磯崎氏は、国家安全保障担当の首相補佐官で、政府の安保政策作りに深く関わっているだけに、野党だけでなく自公与党、さらには識者や国民からも批判や疑問の声が続出する事態に発展。野党や公明党は、磯崎氏の更迭を要求している。(@@)
そこで、今日3日には、参院安保特別委で、安倍側近の磯崎陽輔首相補佐官の参考人招致が行なわれることになったのだけど・・・。
え〜〜〜?! NHKって、こんなに大事な審議の中継をやらないの〜〜〜?(゚Д゚)
<先週、ここで騒いでいたら、3日間とも国会中継を行ったので、また騒いでみる!\(◎o◎)/
* * * * *
でもって、mewが注目していることはと言えば・・・。まず、磯崎氏が何に対してどのように陳謝するかということだ。
というのも、磯崎氏はこれまでオモテ立っては、謝罪をしていない。自民党幹部か誰かに、政府与党や国会に迷惑をかけたことを謝罪したらしいのだが、自分の発言に関しては修正も撤回も謝罪も行なっていないからだ。(-"-)
けど、最も注目しているのはもちろん、磯崎氏が首相補佐官の職を辞任するのかどうか。安倍首相が、自分の政権維持のために、頼りにして来た超側近を切ることができるのかどうかということだ。(@@)
麻生太郎氏が首相時代に、「(首相には)どす黒いまでの孤独に耐えきれるだけの体力、精神力がいる」と語っていたものだが。安倍首相は、そのような孤独や周辺からの反発に耐えるためもあってか、今政権では、ある意味では前政権以上に、超保守仲間や昔から仲のいいお友達を閣僚や官邸スタッフ、自民党の役員に選んで、自分の周辺をガード。首相をサポートして来たからだ。(++)
<磯崎氏らは、たとえば、13年末の首相の靖国参拝も早くから要請していて、最後に背中を押す役割なんかも果たしていたんだよね。(-"-)
これはmewの邪推だけど。彼らは、安倍首相がめげそうになると、「大丈夫、安倍さんや私たちの考え、意見が正しい。自信を持ってやっていい。」「反対しているのは、どうせ反日サヨクか、彼らに洗脳された人だ。早く日本の戦後体制を壊して、教育や国を変えましょう」などと言って激励し、首相が国民の声をきかないまま、アブナイ思想や政策をさらに前に進めるように促しているのではないかと察する。(~_~;)>
* * * * *
先日も『安倍盟友の下村を引責辞任に追い込み、安倍政権&安保法案を潰すきっかけに』『下村の責任逃れを許すな〜新国立見直しで、担当局長が更迭辞職→トカゲの尻尾きり』に書いたのだけど・・・。
安倍首相は、今政権では、超保守仲間の大盟友・下村博文氏を文科大臣に任命し、二人三脚で超保守思想に沿った教育再生(教育改悪)を行なうことを目指しているのだが。首相は、その下村大臣が、今年にはいって不正献金問題を追及されるようになったため、自ら辞任することを示唆した際に、「絶対に辞めちゃダメだ」と強く慰留したとのこと。(-_-;)
7月に下村大臣は、先月から新国立競技場の建設計画見直しに関して、閣僚としての責任を問われているのであるが。政府は、担当していた役人(局長)を辞任させて、とかげの尻尾きりを行ない、何とか下村大臣の引責をまぬがれようと懸命になっているのである。^^;
そして、安倍首相は、もちろん磯崎氏も補佐官を辞任させたくないことだろう。(**)
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ただ、今回の磯崎氏の発言は、安倍内閣の憲法観や国政に対する姿勢、そして政府与党の立法行為の根幹に関わるものだし。安保法案の審議にも大きな支障になりかねないことから、野党はもちろん、自公与党の幹部や議員も、もはや黙ってはいられないような状況にある。^^;
<今国会は、安保法案以外の重要法案も、思ったように審議や採決が進まずに積み残しがたくさんあるしね〜。(・・)>
しかも、安倍内閣の支持率が急落し、安保法案に反対する活動が広がっている今日、先日も書いたように、これまでのような安倍首相&仲間たちへの遠慮や過度な配慮がどんどんなくなっているわけで。公明党だけでなく自民党内にも、磯崎氏の更迭論が出ているとのこと。(・o・)
野党は、磯崎氏が辞職するか更迭されなければ、衆院も含め今後も磯崎氏の責任追及、さらには安倍首相の任命責任追及をする意向を表明しているだけに、おそらく首相や官房長官のもとに自公幹部から「早く自発的辞任をさせて、幕引きを」というメッセージが届いているのではないかと察する。(~_~;)
『■枝野幸男・民主党幹事長
(安全保障関連法案をめぐり『法的安定性は関係ない』と発言した礒崎陽輔首相補佐官が3日、国会に参考人として呼ばれていることについて)発言は、本当に許される話ではありませんので、その責任を厳しく追及するということになると思う。(問題発覚後)彼をかばっていることも含め、「法的安定性なんて関係ない」というのは、安倍内閣全体の本音ですから、彼がやめるときは首相もやめるんでしょうね。(仙台市内で記者団に) 朝日新聞15年8月1日)』
<もしかしたら、下村氏や磯崎氏自身や周辺は、ここは本人が責任をとった方が、しっかり幕引きできると。また、そうすれば、安倍首相、安倍政権への悪影響は小さくなって、自分たちの思想や政策の実現がしやすくなると言っているかも知れないのだけど。
安倍くんは、祖父・岸元首相を評価する人とか、自分と考えが合う人、友達はと〜っても大事にするタイプで。自分がダメになった時に支えてくれた人は、特に大事にしたいと、また今度こそ一緒に目標を実現したいという思いが強いところがある。また、大事な友達のひとりの手を離したら、どんどんバラバラになって、政権も崩れてしまうと不安を感じたり、アンチ安倍勢力に負けたくないと思ったりするのかも。^^;>
* * * * *
『安全保障関連法案を審議している参議院の特別委員会は3日、法案を巡り「法的安定性は関係ない」などと発言した礒崎総理大臣補佐官を参考人として呼んで質疑を行います。与党内からは、礒崎氏が納得のいく説明を出来なければ、今後の法案審議に影響を与えることは避けらないという見方も出ています。
安全保障関連法案を巡り、礒崎総理大臣補佐官が「法的安定性は関係ない」などと発言したことを受けて、法案を審議している参議院の特別委員会は、3日の委員会に礒崎氏を参考人として招致することにしています。
委員会では、礒崎氏が発言の真意などを説明したあと、鴻池委員長が質問するのに続き、民主党が各党を代表する形で、15分間質疑を行うことになっています。
与党側は、礒崎氏の発言は誤解を招く表現ではあるものの、法案の法的安定性に揺るぎはなく、礒崎氏本人がみずからの発言を陳謝したうえで、真意を丁寧に説明すれば理解は得られるとしています。委員会の与党側の筆頭理事を務める自民党の佐藤正久元防衛政務官は2日、「誤解を招く発言で看過できず、誤解のなきよう、しっかりと説明してもらいたい」と述べました。
これに対し民主党などは、礒崎氏の発言について、3日の委員会で、法案の根幹を揺るがす発言だと厳しく追及することにしています。
民主党の福山幹事長代理は「法的安定性は今回の法案のいちばんの争点であり、補佐官がこうした発言を繰り返すこと自体、言語道断だ」と述べました。民主党などは、礒崎氏の説明を納得できないと判断すれば、引き続き礒崎氏の更迭を安倍総理大臣に迫るとともに、安倍総理大臣の任命責任もただすなど、攻勢を強める考えです。
このため与党内からは、礒崎氏が納得のいく説明をできなければ、野党側から礒崎氏の進退を問う追及が続き、今後の法案審議に影響を与えることは避けられないという見方も出ています。(NHK15年8月3日)』
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昨日、NHKの討論番組で磯崎発言についても議論されたのだけど。(ちょこっと見てたけど。)かなり厳しい意見が出ていたようだ。(>_<)
『NHKの「日曜討論」で、安全保障関連法案を審議する参議院の特別委員会が3日、法案を巡り「法的安定性は関係ない」などと発言した礒崎総理大臣補佐官を参考人として招致することに関連して、自民党が法案には法的安定性があると説明してもらいたいという考えを示したのに対し、民主党は言語道断の発言だとして礒崎氏の辞任や更迭を求めていく考えを示しました。
自民党の佐藤正久・元防衛政務官は、礒崎総理大臣補佐官の発言を巡って「法的安定性を確保するのは当然であり、自衛を目的とする限定的な集団的自衛権は合憲という立場だ。礒崎氏の発言は誤解を招く発言で看過できない。法的安定性を非常に大事にして、1年半にわたり法的なかしがないかをずっと議論してこの法案を出しており、その点は誤解のなきよう、あすしっかりと説明してもらいたい。おそらく陳謝すると思う」と述べました。
公明党の荒木・参議院政策審議会長は、「法案は従来の政府の憲法解釈と整合性が取れていることなど、法的安定性は最も重視していたことなので、公明党としても看過できない発言だ。まずは、あすの参考人質疑での磯崎氏の発言をしっかりと見極めたい。礒崎氏の陳謝と釈明、発言の取り消しは当然だ」と述べました。
民主党の福山幹事長代理は、「法的安定性は、まさに今回の法案の一番の争点であり、礒崎氏は辞任か更迭すべきだと思っている。礒崎氏はこのような発言を度重ねているので、確信犯的にそのように思っているのだろう。国会に出てこない補佐官がこうした発言を繰り返すこと自体、言語道断であり、引き続き追及していく」と述べました。
維新の党の小野幹事長代理は、「最も厳格でなければならない国の軍事力の発動について、『法的安定性は関係ない』と言い出したら、外国との関係でも、国民と政府の間でも、来年どうなるか分からないということになり、内閣の体質そのものではないかと思われてしまい、極めて重大な問題だ」と述べました。’
共産党の井上参議院幹事長は、「礒崎氏の発言は、まさに彼の確信を述べたものだ。礒崎氏は海外派兵について、国際情勢により必要最小限度が変わると言っており、限定的というが、実際には歯止めなく海外派兵が広がっていく憲法違反の法案だ」と述べました。
次世代の党の和田政策調査会長は、「法的安定性が議論になっているが、当然、安全保障関連法案に法的安定性はある。集団的自衛権について昭和47年の政府見解で制限したが、去年の閣議決定で過度な制限を外して適正化したと見るべきだ」と述べました。
社民党の福島副党首は、「礒崎氏の発言は論外で、更迭しかない。法的安定性を壊しているのは、安倍内閣そのものだ。誰よりも憲法を守るべき安倍総理大臣が憲法を破壊するならば、何に基づいて政治が行われるのか分からない」と述べました。
生活の党と山本太郎となかまたちの山本代表は、「国民の生命財産や幸福追求権を守るというのが、安倍政権の決まり文句だが、中身は空っぽだ。国民から『憲法や立憲主義を守れ』と大きな声が出されている時点で行き詰まっている」と述べました。
日本を元気にする会の山田政策調査会長は、「安倍総理大臣は議論のスタートから国民との信頼関係を壊した。白紙委任のような形で国会をスタートさせたところがボタンの掛け違えであり、1回、仕切り直すべきだ」と述べました。
新党改革の荒井代表は、「礒崎氏の話を聞かなければならないが、場合によっては、みずからお辞めになるぐらいの重大な問題だ」と述べました。(NHK15年8月2日)』
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先週も書いたように、mewは客観的に考えて、下村大臣や磯崎補佐官には引責辞任すべき理由があると思うし。<磯崎首相補佐官は、昨年末まで担当していた選挙制度改革でもダメダメだったし。(-"-)>
それに、もし安倍首相の支えになっている下村大臣や磯崎補佐官が引責辞任することになったら、安倍首相(&仲間たち)のエネルギーが低減する上、安倍政権を倒す大きなステップになる可能性があるわけで。
果たして、磯崎氏が今日の特別委で辞任について言及するのか(=安倍首相が磯崎氏の辞任に同意するのか)、めっちゃ注目しているmewなのである。(**)
THANKS
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