安倍首相は必死に訴える若者たちの声も無視するのか？

高校生も安保反対デモ「戦争に行くのは政治家のおじさんじゃなくて、私たち！」　セブンティーンでも「憲法変えないで」…安倍は十代の叫びを聞け！
http://lite-ra.com/2015/08/post-1348.html
2015.08.02.　リテラ

「とりま廃案！」「それなそれな！」「安倍晋三がいちばん脅威！」「マジ安倍いらない！」

　本日8月2日、渋谷で大規模な安保法制反対デモが開催された。きょう立ち上がったのは、高校生たち。高校生などの10代が中心となって戦争法案に反対するために立ち上げられたグループ・T−ns SOWL（Teens stand up to oppose war law）だ。主催者発表によると、5000人が集まったという。

　デモには安保法制に反対するアイドルグループ・制服向上委員会のメンバーも駆けつけ、渋谷から原宿を大行進。制服姿でプラカードを掲げる、まだあどけない顔立ちの若者たちが数多く集った。そして、デモの先頭を走るサウンドカーからスピーチした10代の女子は、人で賑わう原宿駅前にさしかかると「私も原宿でショッピングしたい。でも、いまは声を上げなきゃいけないんです」と訴えた。

「実際に戦争に行くのは政治家のおじさんたちじゃなくて、私たちなんだよ」──。その言葉は、きょう参加した高校生たちだけがもっている危機感ではない。それを象徴するかのように、現在発売中のティーン向けファッション誌「SEVENTEEN」（集英社）9月号までもが、「真夏のスタメンコーデ★大発表—!!」や「進撃の小顔特集」といった企画とともに、戦後70年や憲法9条、憲法改正問題を特集しているのだ。

　その特集タイトルは、「教科書の中だけのできごとじゃないから、今、私たちが考える。17sで考えよう“戦後70年”」。憲法学者の木村草太を講師に迎え、高校生をメインにした読者たちが戦争について考えるという企画だ。

「SEVENTEEN」といえば、広瀬すずや三吉彩花といった人気モデルを配する、女子中学生・高校生のバイブル的ファッション誌。だが、その読者たちが寄せる声を読むと、戦争に対する関心の高さがうかがえる。

　たとえば、「憲法を変えるべき？変えないべき？」という問いに、高校1年の女子は「もし戦争がどっかで起きて、それに自分も行きたいかって聞かれたら、行きたくないですし。憲法を変えないでほしい」と主張。また別の高校1年の女子は、「せっかく決めたのに、改正やらなんちゃらでそれを変えてしまったら今後も変わることがまたあるんじゃないか？と思いました」という。戦争には行きたくないし、かんたんに改正してしまえば歯止めがきかなくなるのではないか──そうした危機意識を彼女たちがもっていることがわかる意見だ。

　また、憲法9条についても、高校3年の女子は「憲法9条は、日本を引きこもらせるものではなく、国際支援をしやすくするためのものであることを認識すべきだと思う」と、与党の政治家などよりもずっとしっかりした意見を展開。現在世界で起こっている戦争についても、大学1年の女子は「戦争でしか解決できないことを限りなくゼロにするためにも、これからもよりよい国際法を追求していってほしい。戦争は絶対にダメだと思う!!」という。

　先生役を引き受けた木村氏は、〈「1945年」を「反省」ではなく、「敗戦の屈辱」の出発点だと考えてしまう人もいます。そうした人々にとっては、日本国憲法の制定も、民主主義の定着も、平和の実現も、すべてが敗戦国による押しつけに見えてしまうのです〉〈憲法について議論したり、政治家になったりする人の中には、「敗戦の屈辱」にこだわる人が集まりがちです〉と現在の状況を解説した上で、この企画に集まった「SEVENTEEN」の読者たちとの対話の感想をこう述べている。

〈あまりに饒舌な（敗戦の屈辱を抱える）彼らの話を聞いていると、だんだん、「自分のほうがおかしいのかな」と不安になることがあります。ところが、今回のゼミでお話したみなさんは、「過去の反省はしなければいけないけど、敗戦の屈辱をいつまでもかかえていても前向きな気持ちにはなれない」と語ってくれました。それが、良識ある圧倒的多数の人にとって、素直な感覚だと思います〉

　安倍首相を筆頭に、自民党にもネット上にも、70年前の侵略戦争という過ちを正当化しようとする勝手な大人たちが大勢いる。だが、多くの高校生たちはその欺瞞にきちんと気づいているのだ。

　きょうのデモでも、高校生たちは18歳に引き下げられた選挙権や経済的徴兵制にもふれ、安保法制を“自分たち若者の問題だ”と叫んだ。安倍首相にとっては、若者はみんなネトウヨだと見下し、選挙権の18歳引き下げは自分たちには好都合だと考えたのだろうが、そうはいかない。「マジ安倍いらない！」という生の声は、確実に広がっている。

（水井多賀子）

コメント
1. 2015年8月02日 22:44:15 : LaTqMBB3hc 安保法案：制服姿で高校生も声を上げて…渋谷でデモ 毎日新聞　2015年08月02日　20時50分（最終更新　08月02日　21時08分） 安保関連法案反対を訴え行進する高校生ら＝東京・渋谷で２０１５年８月２日午後４時４５分、長谷川直亮撮影 http://mainichi.jp/graph/2015/08/03/20150803k0000m040050000c/001.html 　◇３０００人が音楽に合わせて練り歩く 　高校生も声を上げ始めた−−。参院で審議中の安全保障関連法案に抗議する制服姿の高校生たちのデモ行進が２日、東京都渋谷区であり、約３０００人（主催者発表）が音楽に合わせて「戦争反対」「安倍晋三から日本を守れ」などと声を上げ、センター街や原宿などを練り歩いた。 　１人で参加したという千葉県柏市の県立高２年の女子生徒（１６）は「憲法９条で戦争を放棄すると決めているのは誇り。それを曲げることはしてはいけないと思う」。主催者の一人で同県船橋市の県立高２年、條大樹さん（１６）は「権力者を見張らないといけない」と訴えた。東京都江東区の高２女子（１６）も「選挙権がないからといって黙っていても未来は作れない。憲法改正を止めるために高校生も大切な存在だということを示したい」と力を込めた。【川畑さおり】 http://mainichi.jp/select/news/20150803k0000m040050000c.html
2. 2015年8月02日 22:59:43 : xPxTPEij1M デモで終わることなく、自分たちが世の中を変えようという意志を持って 政治に本気で携わろうと行動するようになった時が本物。 SEALDsの中心メンバーが、権力側のトロイの木馬か真に政治意識に目覚めて 行動している有志かはデモから脱皮する局面でどういう行動を取るかでわかるだろう。
3. 2015年8月02日 23:14:41 : eyY5TlCgk6 高校生の諸君、現行憲法を平和憲法とされているが、その成立過程をご存知か。 そんなの関係ない、９条という崇高な理想の条文がある。 なるほど、立派な理想は結構かもしれないが、それで現実に国を守れるのか。 戦争を防げるのか、たまたま運よく平和だったにすぎないのか。 日本に押し付けた側の米国人の意見を聞いてみてください（反対意見を聞くこと拒否 せずに） 米国出身　ＴＶタレントで弁護士のケントギルバ−トさんです。 （平和憲法て喜んでる人の頭のなか　見てみたいわ）下記ＹＯＵＴＵＢＥです https://www.youtube.com/watch?v=fVap6vzF9eg&list=PL6mu43UnNThDDxBbSlEU191se78i3ukOI&index=2
4. 知る大切さ 2015年8月02日 23:34:49 : wlmZvu/t95VP. : rXmQVSTR26 >3 eyY5TlCgk6さん 食わず嫌いせず見たよ。 私は貴方ケントギルバートの頭の中を見てみたい。 元首がいない。いいんじゃないか？ あえて元首を記載するとすれば、 元首は一人一人の国民と書くべきだね。 そうすれば、 国民一人一人が元首として如何にこの国を憲法の前文と憲法を 最大限生かした国作りを擁護すべきか？皆が幸せを享受する為には どうすべきか？真剣に他人任せにせずに考えるよ。 今ココに芽吹いた民主主義運動のようにね！
5. 知る大切さ 2015年8月02日 23:37:42 : wlmZvu/t95VP. : rXmQVSTR26 >3 >それで現実に国を守れるのか 今現実に守る戦いをやってるよ！ 逆にさ君ら何やってる？ ほーんと何処にいるのか？チッポケな存在だね！
6. 2015年8月02日 23:54:18 : l27XIzWv6w >03 軍隊、武力が国を守ったか？　国民を守ったか？　ホントとよく言うよ君！ 権力が戦争を始める時の常套句「国を守る、国民を守る、平和のため」先の戦争で は国を守るどこらか原爆は落とされ、日本中焼け野原にされ、何百万人も国民が殺 された。一番の国民敵は外国ではなく、権力者官僚機構とその手先自民党だ。
7. 2015年8月03日 00:09:24 : xPxTPEij1M まぁ最強の軍隊を持つアメリカが、ほぼノーガードで911の本土爆撃をされたわけだが。 同じようにトップクラスの軍備を持つイギリスもロンドンでテロを起こされた。 ゲリラ的なテロで軍隊はまったく役に立たなかった。 軍事力で国を守るというのは20世紀の古くさい概念。 大日本帝国を美化する人間の妄想に過ぎん。
8. 2015年8月03日 00:52:37 : F2fmiPPMKY >>03 私も食わず嫌いでしたが、抑えてみましたよ。 あほらしい。幸福実現の党員らしいギルバート。あんた、どこの国で飯くってたんか？ 母国に帰って生活費稼いで母国で自信つけてから、日本のメディアに出てみろ！ 米国債を返却したら、日本を心配した発言として、許すよ。 日本人の汗水の賜物である国家財産を、根こそぎ収奪した泥棒犯罪国家が何を言う！！！ 最初は確かに「制裁の意味」に、ふ〜ん、と聞いていたが、「状況が変わったんですよ」、と言い出し、「中国」と出てきて、「尖閣」やら「イスラム」「IS」が出てきたとたん見るのをやめた。 ばかばかしい。既に、多くの日本人は知ってしまったんだよ。 IS戦争屋（米国国際金融マフィア）どもが、傭兵使って、二カ国間や多国間に仮想敵をつくりだし戦争させ、テロリストを作り出し、武器商売を続けてきたということ。 「状況が変わってきた」という。 その本質は、戦争ビジネスが破綻した挙句、戦争ビジネスしか生き残れない企業が、必死にもがき、やはり戦争ビジネスで企業回復を政府に強要した、軍産複合体のためだけの安保法案だ。 中国だの、北朝鮮だの、尖閣だのイスラムだの、仮想敵国合戦でしかない。 中国は、「どこに敵がいるのか？？？」と言っている。 上海は、ユダ金戦争屋どもの金融市場。傭兵テロも金次第。そろそろ機能不全ではないのか。 この際、戦争屋企業は、一気に倒産したほうがいい。深い眠りについてください。 9条は、そのとき、世界が勝算する。 日本国民は、必ず、ゼロからでも、瓦礫の中でも、必ず回復できる。中露は日本回復を支援せざるを得ない。 腐敗政治を改善できれば、また日本は経済発展できる。 豊かな自然を再認識し、自然を利用した優れた開発も軒並み出す。 軍需産業は、日本に不要だと国民が覚醒してしまったんだよ。
9. ジョンマン 2015年8月03日 01:37:58 : 6nagECQfUT4Mc : lwGo28xppo ４と５＝知る大切ささん そして６以降のみなさん🙆❗ ご指摘の通りです🙋 同意です☺❗ ナチス礼賛ファシストの安倍晋三と麻生太郎、高村正彦らと清和会自民党、及び股座膏薬の「戦争の党」公明党を政界から追放して、立憲主義に基づき、名実ともに国民主権の民主政治を確立するために、大都市や地方都市、そして農山漁村など、全国津々浦々の隅々から起ち挙がりましょう☺❗ 日本人、日本国民の一人ひとりが主権者であり、日本の未来を創っていく主人公です👍❗
10. 2015年8月04日 05:55:27 : z21ZXlbTkk モルモンで幸福の科学か。 あんまり賢そうじゃないな。 ケント・ギルバートより、パックンの方が賢いしイケメンだし面白くていいな。 そういえば、米国籍のシェリーさんもパックンも、共に日本の経済戦略を 応援する、未来世紀ジパングという番組のレギュラーだったね。 で、共に戦争法案に反対。戦争法案なんて、日米の経済的無理心中、みたいに 考えてるのかも知れない。

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