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猛暑の中、いよいよ正念場となる。
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15年08月02日 永田町徒然草
連日の“猛暑日”である。夏には強い私だが、猛暑日が連日となるとさすがに疲れる。疲れるくらいならまだ良いが、下手をすると“熱中症”やらになるという。このように暑い日は、白川勝彦法律事務所に出かけ、冷房の中で過ごすのが一番良い。先週から参議院で安保関連法案の審議が始まったが、その殆どをテレビ中継で視ることができた。衆議院での審議は、あまり視ることができなかったのだ。
衆議院での審議をシッカリと視ていないのでハッキリと言うことはできないが、質問自体は参議院の方が良いように思う。それにしても安倍首相を初め中谷防衛大臣の答弁は、あまりにもお粗末だ。昔ならばこんな答弁では、確実に審議ストップとなり、委員会の審議そのものができなかったであろう。しかし、何故か殆ど審議ストップとならない。与野党の議席差が昔に比べあまりにも大きいからなのであろうか。
よく“答えになっていない”と質問者がいう場合がある。一例だが、共産党の小池議員の「潜水艦の魚雷の射程外は安全な地域であり、潜水艦攻撃をした戦闘機等が戻ってきて給油を受けて、また潜水艦攻撃を行う行為は、“武力行使”と一体となった後方支援である」という質問に対する中谷防衛大臣と安倍首相の答弁などは、酷いモノであった。こういうモノをテレビで何度も放映してもらった方が良いと思う。審議拒否も一概に否定されるものではない。
安倍首相自身、安保関連法案に対する国民の理解が十分でないと言っている。安倍首相も答弁を通じて国民の理解を得たいと考えているのだろうが、安倍首相の“丁寧かつ親切”とは、何でも良いからテープレコーダーのように繰り返して答えればよいと思っているようだ。それは生きた言葉のやり取りではないのだ。それは人間としての対話ではない。法案を通すための単なる時間稼ぎに過ぎない。
安保関連法案の審議がこれからどうなっていくのかよく分からないが、これまでの審議・発言を通じて、自公与党の外に次世代の党と新党改革が安保関連法案に賛成することは明らかだ。それ以外にもおかしい党があるが、それらの党の帰趨はその行動によって決まるであろう。安保関連法案に対する国民の反対は、広範であり非常に根強い。しかし、これらが法案否決の原因となるかと言えとそう楽観はできない。
自民党や公明党がこのまま強行すれば、来年の参議院選挙等で大敗するであろうという状況を作らなければならない。具体的に言えば、内閣支持率を20%前後に引き下げること、国会外の反対行動を大々的に盛り上げる必要がある。そのためにも野党の大同団結が必要である。野党は国会外の反対行動をSIEALDsに依存しているようだが、野党自らも街頭行動の先頭に立たなければならない。
気象情報によれば、今年の8月は本当に暑いようである。その中で私たちは安保関連法案に反対する戦いを行わなければならない。この戦いはかつてない国民的な戦いになりつつある。さらに愚直かつ淡々と戦わなければならない。その結果は、国民の命懸けの戦いによって決まる。私もその一員として最後まで戦う。“心頭滅却すれば、火もまた涼し”の心意気である。
今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。
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