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(回答先: <TPP閣僚会合>合意見送り 知財、乳製品で溝:マレーシアなど離脱する国も出てきそうなTPP交渉 投稿者 あっしら 日時 2015 年 8 月 01 日 15:52:03)
甘利大臣「今月末までに次回会合」[NHK]
8月1日 15時57分
ハワイで開かれていたTPP=環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合のあと、甘利経済再生担当大臣は記者会見し、バイオ医薬品の開発データの保護期間などで、意見の隔たりが埋まらなかったとしたうえで、大筋合意を目指して、今月末までに次回の会合を開くことで、各国が認識を共有しているという考えを示しました。
この中で、甘利経済再生担当大臣は、今回の閣僚会合で大筋合意に至らなかった理由について、「物品市場アクセスの交渉や知的財産分野の一部で、各国の利害が対立し、交渉を終結させるには至らなかった」と述べ、関税の取り扱いやバイオ医薬品の開発データの保護期間などで、交渉が難航したことが主な理由だと説明しました。
そのうえで、甘利大臣は、「多くの論点が決着し、残された課題は、相当、絞り込まれたので、もう1回、閣僚会合を開けば決着できると思う。『今月末までに会合を持とう』というのが各国の共通認識だと理解している」と述べ、大筋合意を目指して今月末までに次回の会合を開くことで、各国が認識を共有しているという考えを示しました。
また、甘利大臣は、「アメリカの政治日程からすると、もうすでに今回で相当厳しくなっているし、来月から先にいったら、ある程度の空白期間が生じてしまう。次回にまとまらないと、なかなか日程的には大変になってくる」と指摘しました。
さらに、甘利大臣は、ニュージーランドが各国に乳製品の輸入量の拡大を強く求めたことを念頭に、「いかに交渉をまとめる障害になっているかということを関係国が自覚させることが必要だ。もうちょっと妥当な要求をするよう頭を冷やしてもらわなければならない」と述べました。
一方、甘利大臣は、アメリカを含む、2国間の関税の取り扱いなどを巡る協議について、「日米間では、農産物の一部と自動車が残っているが、日米にかぎらず、2国間の交渉はかなり精力的に詰めることができた。次の会合で決着できる自信はある」と述べました。
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TPP アメリカに残された時間限られる[NHK]
8月1日 16時15分
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合で、目標としていた大筋合意に至らなかったことで、オバマ大統領の任期中のTPPの協定成立を目指すアメリカにとって残された時間は一層限られることになり、交渉が漂流しかねないという見方もでています。
オバマ大統領の任期中に、TPPの協定を成立させたいアメリカは、ことしのうちに可能なかぎり必要な手続きを進められるよう、今回の閣僚会合に強い意気込みで臨みました。
アメリカでは、TPPのような通商協定は、大筋合意のあと、正式に署名するまでに90日、間を置かなければならないルールがあり、夏の間に合意しなければ年内に署名まで終えることが難しくなるという事情があったからです。
しかし、各国の意見の隔たりは埋まらず、アメリカが目標としていた大筋合意には至りませんでした。
来年に大統領選挙を控えるアメリカでは、今後、議会の関心が選挙に集中し、TPPのような賛否が割れる政策課題の審議は次第に進みにくくなるとされています。
アメリカは、交渉を継続し、速やかな合意を目指すことにしていますが、残された時間は一層限られることになります。
場合によっては、オバマ大統領の任期中にTPPの協定を成立させようという機運が失われ、成立は、新しい大統領が就任する2017年以降に持ち越される可能性も指摘され、交渉が漂流しかねないという見方もでています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150801/k10010175061000.html
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