★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK189 > 804.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
甘利大臣「今月末までに次回会合」:TPP アメリカに残された時間限られる
http://www.asyura2.com/15/senkyo189/msg/804.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 8 月 01 日 16:39:34: Mo7ApAlflbQ6s
 

(回答先: <TPP閣僚会合>合意見送り 知財、乳製品で溝:マレーシアなど離脱する国も出てきそうなTPP交渉 投稿者 あっしら 日時 2015 年 8 月 01 日 15:52:03)


甘利大臣「今月末までに次回会合」[NHK]
8月1日 15時57分

ハワイで開かれていたTPP=環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合のあと、甘利経済再生担当大臣は記者会見し、バイオ医薬品の開発データの保護期間などで、意見の隔たりが埋まらなかったとしたうえで、大筋合意を目指して、今月末までに次回の会合を開くことで、各国が認識を共有しているという考えを示しました。
この中で、甘利経済再生担当大臣は、今回の閣僚会合で大筋合意に至らなかった理由について、「物品市場アクセスの交渉や知的財産分野の一部で、各国の利害が対立し、交渉を終結させるには至らなかった」と述べ、関税の取り扱いやバイオ医薬品の開発データの保護期間などで、交渉が難航したことが主な理由だと説明しました。

そのうえで、甘利大臣は、「多くの論点が決着し、残された課題は、相当、絞り込まれたので、もう1回、閣僚会合を開けば決着できると思う。『今月末までに会合を持とう』というのが各国の共通認識だと理解している」と述べ、大筋合意を目指して今月末までに次回の会合を開くことで、各国が認識を共有しているという考えを示しました。

また、甘利大臣は、「アメリカの政治日程からすると、もうすでに今回で相当厳しくなっているし、来月から先にいったら、ある程度の空白期間が生じてしまう。次回にまとまらないと、なかなか日程的には大変になってくる」と指摘しました。
さらに、甘利大臣は、ニュージーランドが各国に乳製品の輸入量の拡大を強く求めたことを念頭に、「いかに交渉をまとめる障害になっているかということを関係国が自覚させることが必要だ。もうちょっと妥当な要求をするよう頭を冷やしてもらわなければならない」と述べました。

一方、甘利大臣は、アメリカを含む、2国間の関税の取り扱いなどを巡る協議について、「日米間では、農産物の一部と自動車が残っているが、日米にかぎらず、2国間の交渉はかなり精力的に詰めることができた。次の会合で決着できる自信はある」と述べました。
===============================================================================================================
TPP アメリカに残された時間限られる[NHK]
8月1日 16時15分

TPP=環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合で、目標としていた大筋合意に至らなかったことで、オバマ大統領の任期中のTPPの協定成立を目指すアメリカにとって残された時間は一層限られることになり、交渉が漂流しかねないという見方もでています。

オバマ大統領の任期中に、TPPの協定を成立させたいアメリカは、ことしのうちに可能なかぎり必要な手続きを進められるよう、今回の閣僚会合に強い意気込みで臨みました。
アメリカでは、TPPのような通商協定は、大筋合意のあと、正式に署名するまでに90日、間を置かなければならないルールがあり、夏の間に合意しなければ年内に署名まで終えることが難しくなるという事情があったからです。

しかし、各国の意見の隔たりは埋まらず、アメリカが目標としていた大筋合意には至りませんでした。

来年に大統領選挙を控えるアメリカでは、今後、議会の関心が選挙に集中し、TPPのような賛否が割れる政策課題の審議は次第に進みにくくなるとされています。
アメリカは、交渉を継続し、速やかな合意を目指すことにしていますが、残された時間は一層限られることになります。

場合によっては、オバマ大統領の任期中にTPPの協定を成立させようという機運が失われ、成立は、新しい大統領が就任する2017年以降に持ち越される可能性も指摘され、交渉が漂流しかねないという見方もでています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150801/k10010175061000.html

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年8月01日 20:05:58 : LY52bYZiZQ
International | 2015年 08月 1日 19:57 JST 関連トピックス: トップニュース

焦点:8月末がTPP合意のラストチャンス、漂流なら日米に痛手
http://jp.reuters.com/news/picture/tpp-analysis?articleId=JPKCN0Q631L20150801&slideId=1068675488
 8月1日、米国の政治日程を考慮すれば、甘利明TPP担当相が言及した8月末までの次回閣僚会合がTPP合意のラストチャンスになる。写真は7月31日、大筋合意のないまま閉幕したTPP閣僚会合後の共同記者会見に臨む議長国・米国のフロマン米通商代表部代表(右)と甘利TPP担当相。米ハワイ州マウイ島で撮影(2015年 ロイター/Marco Garcia)

[ラハイナ(米ハワイ州) 1日 ロイター] - 環太平洋連携協定(TPP)は、今回も最終合意が先送りされた。交渉をリードする米国の政治日程を考慮すれば、甘利明TPP担当相が言及した8月末までの次回閣僚会合が「ラストチャンス」になる。

もし、TPPが漂流すれば、アジアインフラ投資銀行(AIIB)で勢力拡大を狙う中国に対し、日米は有力なけん制カードを失うだけでなく、日本は成長戦略の見直しを迫られる。日米にとってこの1カ月間は正念場だ。

「今回を最後の閣僚会合にする、すべての国がそういう思いだ」――。こう何度も会見で繰り返してきた甘利明TPP担当相。だが、その思いは果たされなかった。

12カ国の閣僚と交渉官は、7月28日から31日まで連日、2国間交渉を断続的に開き、詰めの作業を進めたものの、合意の前に立ちはだかる溝を埋めて前進することはできなかった。

<発足メンバーNZの意地>

TPPは、もともとはシンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランドの4カ国で交渉が始まったが、後から参加した米国と一番最後に参加した日本が、途中から主導権を握る。「例外なき関税撤廃」によって高度な自由貿易のルールを作るという当初の「高い目標」には、次々と例外的な条項が付加された。

最終段階になって、この動きに反発したのは、オリジナルメンバーのニュージーランドだった。一貫して自国の乳製品に対する市場開放を求めてきたが、米国、日本、カナダなど自国の酪農に対する保護政策をとっている国が例外規定を提案。対立はついに解けず、7月31日を迎えてしまった。

甘利担当相は、名指しこそ避けたものの「ある国が、過大な要求を他国に求めている」とニュージーランドの姿勢を批判した。

これに対し、7月31日の共同記者会見で、記者から「TPPを脱退しようと思ったことはないか」と質問されたニュージーランドのグローサー貿易相は「われわれはTPPの当初のメンバーだし、最初のペーパーを書いたのは私だった。TPPを脱退しようと思ったことはない」と答え、自国の主張の正しさを訴えた。

乳製品だけでなく、医薬品の特許をめぐり、12年間を主張する米国に新興国は5年間を提案。対立を解きほぐすため、日本政府は8年間の妥協案を提案したとされるが、最終合意は見送られた。

妥協が近いとみられていた自動車分野でも対立が残っており、甘利担当相が示した8月末ごろまでの次回閣僚協議までに、本当にこれらの対立点が解消されるのか、各国の交渉担当者からは、楽観的なコメントは出たものの、合意を確信していると明確に指摘した発言はついに出なかった。

<漂流なら対中けん制のカード失う日米>

今回の閣僚協議の前に、国際貿易に詳しい日本のある関係者は、TPPが合意できれば、AIIBを活用したインフラ整備の枠組みで、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国にくさびを打ち込もうとする中国の戦略的意図に対し、大きなけん制的機能を果たすことができると述べていた。

もし、1カ月たっても合意ができない場合、来年の大統領選を前にレームダック化が進むオバマ政権が、年内の合意に向けて政治力を発揮できるのか、かなり不透明感が強まる。

この1カ月間で他の10カ国を説得して合意を勝ち取れない場合、日米は貿易面での利益だけでなく、戦略的な面での「利益」をみすみす手放すことになりかねない。

一方、日本は経済的な面でも、推進エンジンの1つを失う構図となる。日本経済研究センターの試算では、2025年までに1050億ドルの所得押し上げ効果が日本にもたらされるという。

その中で指摘されているのは、TPPによって日本国内に外国資本の流入が活発化し、流通や物流などこれまで生産性の低かった分野での競争を促し、日本の成長率を押し上げるというメカニズムだ。

TPPが漂流した場合、こうした第3の矢にあたる構造改革の推進力が弱まり、そのことを海外の投資家が懸念すれば、株高トレンドにも影響しかねないとある国内金融機関の関係者は分析している。  

最終日の記者会見は予定より2時間半遅れて始まり、笑顔のないフロマン米通商代表部(USTR)代表と、甘利担当相がひな壇の中央に並んで座った。

関税撤廃を掲げてスタートしたTPP協議の中心に、農業保護政策をとる2つの大国が位置すること自体が、国益が複雑にからみあう貿易協定締結の難しさを物語っていた。

(宮崎亜巳 編集:田巻一彦)

http://jp.reuters.com/article/2015/08/01/tpp-analysis-idJPKCN0Q631L20150801?sp=true


2. 2015年8月03日 17:15:55 : 7ghTxYi16c
これはあれだな、米国のゴリ押しで、日米、二国間だけの協定にされかねないな。笑
そんなことになったら世界中が大笑いするだろう。トンマで無力で豚のように従順な家畜国家日本と。

3. 2015年8月03日 17:18:16 : 7ghTxYi16c
>TPPによって日本国内に外国資本の流入が活発化し、流通や物流などこれまで生産性の低かった分野での競争を促し、日本の成長率を押し上げる

そんなことはありえないでしょう。欧州、中国、ロシアなど主要経済大国が参加していない協定なんか、なんの意味もないクソですよ。米国の「強姦」です。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK189掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK189掲示板  
次へ