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2015年08月01日
ハワイ州で開かれているTPP交渉の閣僚会合は7月31日、交渉参加12カ国による大筋合意に至らなかった。医薬品のデータ保護期間や乳製品の取り扱いをめぐり協議が難航し、各国間の対立が解けなかった、と概ねのマスメディアが報じている。結構な話だ。11か国は自分達の国益・聖域を掛けて交渉に臨んだのだから、日本一国だけが、突出してアメリカ様に追従しても、まとまる方が不思議だ。それにしても、一国のみ、国益を放り投げて、アメリカに隷属していた国がある。恥ずかしいッたらありゃしないね(笑)。
ウィキリークスは31日、米・国家安全保障局(NSA)が、少なくとも2007年以降、日本政府や日本銀行、日本企業を対象に電話を盗聴していたと発表した。盗聴した情報などに基づいてNSAが作成したとする、日本の温暖化防止政策や通商交渉(TPP)に関する機密文書も公表したと云う、醜聞だが、これにもまた呆れることに、日本政府からは、何ら抗議がなされていないので、アメリカとしては、答えようもないと、嘯いている。なんだか、この国は“隷属国家”を通り越しているのではないかと、愕然とする。隷属国家以下の概念が見当たらないのだが、マゾヒズム体質の国とでも言えるのだろう。虐げられ、鞭で叩かれ、火あぶりに遭って、ヒーヒーと歓喜の悲鳴を上げている(笑)。
上述の2項目で充分に安倍政権には痛手だが、更にさらに、痛手な訃報が届いていた。本土のマスメディアは、こぞって会話の継続を確認したと、如何にも致命的決裂が避けられたような表現にとどめている。しかし、翁長知事が、ここでまた仲井真のソックリさんを演じることは、ないだろうと筆者は信じている。
≪ 辺野古「再考」求める 知事、官房長官と会談
【東京】翁長雄志知事は31日午前、首相官邸で菅義偉官房長官と会談し、米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設計画について、県の第三者委員会が埋め立て承認手続きに「瑕疵(かし)がある」と検証結果をまとめたことを説明し、事前協議についても「再考してもらいたい」と取り下げを求めた。ただ菅氏は建設を進める政府の立場を示し応じなかった。
会談は非公開で約15分間行われた。知事は第三者委員会の報告書を踏まえ「これをベースに議論をしたい」と訴えた。菅氏は「それは承知しているが、今日までの経緯を踏まえながら話し合っていこう」と述べるにとどめた。
知事は辺野古の問題について「深化させていくのはこれからの議論になると思う」と述べ、新基地建設計画撤回を求めて政府と協議を続ける姿勢を示した。
菅氏は、8月7日に知事が来年度の沖縄振興予算の3千億円台確保を求めて政府に要請する際、安倍晋三首相との面談の席を設けることを正式に伝えた。
菅氏は会談後、午後の会見で「きょうはお互いの立場を確認した。今後も対話を続けたい」と述べた。ただ、翁長知事が埋め立て承認取り消しを示唆していることについては「行政の判断は下されている。できるかぎり自然、生活環境に配慮する」とし、予定通り工事を進める意向を示した。 ≫(琉球新報)
植草氏が翁長知事裏切者説で論陣を張っているが、筆者は、七三の構えで、翁長の慎重行動を見守っている。いま、翁長に、オマエ怪しいぞ!と言っても不毛だ。ここは、半分裏切る気があったとして、オール沖縄の期待を裏切ることが、琉球人のアイデンティティのすべてを捨てることになる圧力を加え続けることが肝要なのだと考えている。いずれにしても、安倍放逐網は、日に日に狭まってきている。
この状況で、70年談話で、今までの反省と詫びを飛ばした談話が出せるのであれば、そのアベチャンの蛮勇に敬意を表してやろうじゃないか。延命を考えているのなら、村山談話の趣旨をあまり変えないものになる。或いは、忸怩たる思いを表現するために、出さないでスルーというのもありそうだ。村山ソックリ談話では、日本会議の鉄砲玉に数発殴られたり、糞尿撒かれたり、ドローンで一発なんて不安も頭を擡げ、二進も三進もいかなくなる。まあ、来週からは、チャライ右翼・礒崎の特別委に参考人として招致される。安倍は「陳謝で幕引き」としたいようだが、それはないだろう。辞任は間違いなしだ。ヤケクソになって、「あれは、安倍首相がお酒の席で、毎晩言っていることだから、間違いであるわけがない。下村さんなんか、もっと凄いことを言っているのに……」磯崎が壊れたら面白そうだけど(笑)。
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