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今度は東京選挙区からの出馬を狙う三原じゅん子議員(C)日刊ゲンダイ
東京くら替えを画策か 三原じゅん子議員に冷ややかな視線
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162291
2015年8月1日 日刊ゲンダイ
自民党の三原じゅん子参院議員(50)に、冷ややかな視線が向けられている。全国比例選出の三原議員。来年夏の参院選は、神奈川選挙区から出馬したいと県連に公認申請している。ところが、「やっぱり、や〜めた」と、神奈川をソデにし、東京選挙区からの出馬を狙っているというのだ。
「神奈川選挙区ではなく、東京への鞍替えを画策しているという情報が流れています。理由はラクラク当選できるからです。先日『10増10減』の改正公職選挙法が成立し、東京選挙区は定数が1人増えて6人区になりました。自民党が2議席獲得するのは、ほぼ確実。ところが、現職は1人しかいない。もう1人、誰が公認されても当選できる。三原さんは、そう計算しているようです」(永田町関係者)
今度の参院選では、神奈川選挙区も改選数が1人増えて4人になる。だから三原議員は県連に公認申請したのだが、神奈川には不安材料もある。公明党が候補を立てたがっているし、自民党現職もいる。乱立により、与党3人の“共食い”が懸念されているのだ。
政治評論家の伊藤達美氏が言う。
「東京選挙区は、5年前に当選した松田公太氏が『みんなの党』の解党で勢いを失っていることもあり、三原氏が出馬すれば当確の可能性は高い。しかし、本当に東京選挙区から出るとしたら、あまりに節操がない。神奈川選挙区への鞍替え自体、全国比例が面倒くさいからと思った有権者もいるでしょう。さらに東京に鞍替えしたら、“ちゃっかりしている”と言うしかない。楽して選挙に当選しようとする姿勢も、二股をかけようとする姿勢も政治家としてよくありません」
三原議員の事務所に「東京選挙区から出馬するのか」と質問したところ、「ウワサとしては聞いてはいますが、神奈川県連への公認申請を取り下げているわけではありません」と回答があった。
三原が推奨していた子宮頚がんワクチンの副作用被害も社会問題化している。チョコマカと立ち回ろうとする三原の姿勢は、政治家としても、ツッパリとしても「らしくない」。キチンとケジメをつけたらどうか。
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