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SEALDsの中心的メンバー・紅子さん(C)日刊ゲンダイ
反安倍のうねり SEALDsが動かした! 得意分野生かし「デモ班」「映像班」「デザイン班」が巧みな連携
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162258
2015年7月31日 日刊ゲンダイ
国会前と官邸周辺に延べ7万人(主催者発表)が結集した24日、SEALDs(シールズ)主催の国会前集会には身動きが出来ないほどの人が詰めかけた。ライトに照らされたミニステージでマイクを握っていたのは、シールズの中心的メンバーの紅子さんと福田和香子さんと本間信和さん。
「国民、舐めんな! 勝手に決めるな!」
「安倍晋三から日本を守れ!」
「戦争したがる総理は辞めろ!」
リズミカルなドラムに合わせたコールが響きわたると、若者たちが一斉に呼応する。周囲には「本当に止める」などと描かれたカラフルなプラカードが並び、コールと共に揺れ動いていく。まるで音楽ライブに参加したかのような雰囲気だった。
デモの定番のシュプレヒコールをリズミカルなラップ風のコールに置き換えることで、「政治的集会参加」という高いハードルを一気に下げたのがシールズ流だ。シールズがSASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)だった頃から彼らを脇で見てきた横浜国立大学講師の渡辺雅之氏は、こう話す。
「シールズの強みは、自発的に参加したメンバーが自分の得意分野を生かして、うまく役割分担をしていることです。そして自分たちの持っている文化=ラップや音楽などをそのまま出していく。彼らのコンセプトは『政治は特別なことではなく生活の一部』。学校やバイト、遊びに行くのと同じように、普段着で国会前に出かけているように見えます」
この日もコールをした紅子さんは2年前に音楽大学を卒業、今は働きながらプロの歌手を目指してレッスンに励んでいる。
「音楽家や芸能人の方も声を上げて欲しい。政治的発言をすると、干されてしまうのかも知れませんが」(紅子さん)
シールズには、国会前集会などを担当する「デモ班」や現場を撮影して配信する「映像班」、プラカードやフライヤー(ビラ)などを作成する「デザイン班」などがある。デザイン班には美術大学の学生がいるという。アメリカ全土に広がった「オキュパイ運動」など海外の抗議活動も参考にしているようだ。
同じくコールをすることが多い福田さんが流暢な英語で、「Tell me what Democracy looks like?(民主主義って何だ?)」と叫ぶと、「This is what Democracy looks like!(民主主義とはこれだ!)」という駆け合いが続いた。(つづく)
◇取材協力:ジャーナリスト横田一
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