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提供:スポーツ振興センター
新国立競技場問題は「“冤罪”だ」 森元首相、ラグビー協会の恨み節〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150730-00000003-sasahi-soci
週刊朝日 2015年8月7日号
新国立競技場は、2020年五輪の前年開催のラグビーワールドカップ(W杯)に間に合うよう急いだために、ずさんな計画となったのではないか。
一連の問題発覚後、こんな見方が広がった。その最大の要因は、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長である森喜朗元首相が、今年6月まで日本ラグビー協会の会長を務めていたことにある。その渦中の森氏が7月22日、日本記者クラブ(東京都千代田区)で反論会見をした。
「クラウンで走っていたら、後ろからセンチュリーがやってきて、一緒に乗るか?というので乗り換えたら車がパンクして降りてくれと言われた(ようなもの)。初めから誘ってくれなかったらいいのにな、と思うんだけど。迷惑している」
そもそも、日本ラグビー協会は00年ごろから本格的にW杯の招致活動を始め、05年に協会会長となった森氏も尽力。2度目の挑戦で、09年に19年大会の日本開催が決まった。
この時の招致計画では、主会場は横浜市の日産スタジアム。協会関係者は「招致の時点で、国立競技場は主会場でもないので、話題にもなっていなかった」と振り返る。
だが、同じころ、東京都が20年の東京五輪招致を目指して動き始めた。老朽化していた国立競技場の建て替えは必至で、前年のラグビーW杯でも使えるよう建設計画が立てられた。
だが結局、計画は白紙撤回。ラグビーW杯には間に合わなくなった。8万人収容の新国立と比べて約8千席少ない日産スタジアムでの開催となると、チケット収入が開幕と決勝の2試合だけでも単純計算で約3億2千万円の損失。大会組織委員会の嶋津昭事務総長は記者団に「ビジネスモデルは厳しくなる」と痛手を負ったことを語っている。
時系列を追うと、国立競技場の建て替え問題に、ラグビー界が巻き込まれてしまったことがわかる。
とはいえ、今回のとばっちりは、やはり森氏のキャラによるものかもしれない。
「新国立のこけら落としを、五輪ではなく前年のラグビーW杯としたのは、間違いなく森氏の政治力。そして、計画の白紙撤回に時間がかかったのは、周囲が森氏に遠慮したせいもあると思う」(前出の協会関係者)
(本誌・一原知之、西岡千史、小泉耕平、古田真梨子、森下香枝)
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