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シールズの集会(C)日刊ゲンダイ
小林節教授の心配は杞憂に 1カ月半で大化けした「SEALDs」 反安倍のうねり SEALDsが動かした!/横田一
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162172
2015年7月29日 日刊ゲンダイ
安倍政権を確実に追い詰めている安保法制反対の国民運動のうねり。その中心に位置しているのが「自由と民主主義のための学生緊急行動」、SEALDs(シールズ)だ。秘密保護法反対の時にできた学生団体がいまや、日本の未来を担っている。この団体を徹底解剖――。
憲法学者3人がそろって政府案を「違憲」と断言した翌日(6月5日)、小林節・慶応義塾大学名誉教授はシールズの応援に駆け付けた。
「心配で激励に駆け付けたわけ。僕は慶大の教授だったから分かるけど、今時の学生ってやわでしょう。彼らは僕ら団塊の世代と違って根性がない。それから、知的裏付けがない。高村弁護士(副総裁)みたいな人にガツンと言われたら、負けてしまうと思った。雨の日だったし、暗かったし。警察に囲まれて潰されたりしたら、続かない。オジサンとしては正義の闘いですから。最初に『気合を入れてやろう』と思ったんです。『なぜ正しいのか』を簡潔に伝え、『(私たちが)ついているよ』という安心感を与える。それから当然、警察がうろつくと思ったから『うるさい、黙れ!』と一喝して退かせるパフォーマンスとかもね。それで彼らは元気づいてくれたんです」
小林氏は若者の前でマイクを握るとこう訴えた。
「安保法制に反対すると、『憲法守って国が滅んでどうするのか』と必ず言われます。(日本は)70年間、憲法9条で専守防衛。これでいける。世界の警察などをやってしまったら経済的に滅びるし、世界中を敵に回します」
「もう一つ、『今はそんな議論をしている時じゃない』とも必ず言われます。だけど、憲法を政治家が無視する習慣がついてしまうと、民主主義国家ではなく独裁国家になってしまう。だからここは許さないで欲しいと思う」
「私は66歳。君たち世代のために良きものを残さなければと闘っていますが、君たちも連綿と続く民族の中で、さらに次の世代に責任があります。次の世代に責任を取るとの思いで闘って欲しい」
あれから1カ月半。シールズの集会参加者は回を重ねるごとに増えている。小林氏の心配は杞憂に終わり、大化けしたのである。24日の日比谷野音での集会ではシールズの中心的メンバーの紅子さん(24)が「安倍は辞めろ!」「憲法を守れ!」のコールで締めた。引き続き開かれた国会前集会と官邸周辺での抗議集会には計7万人が参加したとされる。
なぜ、これほどの人が参加するようになったのか。それは彼らの訴えを生で聞くと、よく分かる。普通の言葉で、普通に語っているのである。(つづく)
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