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会見場で曲を披露した制服向上委員会
政権批判アイドル・制服向上委員会「『子どものくせに』と言われても意見を言いたい」
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2015年07月28日 16時20分 弁護士ドットコムニュース
「自民党を倒しましょう」「諸悪の根源自民党」など、政治的メッセージの強い歌詞を歌うことで注目された女性アイドルグループ「制服向上委員会」が7月28日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見を開いた。
制服向上委員会は6月下旬、神奈川県大和市で開かれた市民団体主催のイベントで、自民党批判の歌詞を歌ったことで、同市からイベントに対する後援が取り消され、大きな注目を集めた。
メンバーは会見で、「3.11以降、何度も歌ってきたこの歌を歌わなくていい日がくるといいです」と述べ、脱原発のメッセージを込めた「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」を披露した。
質疑応答で、政治的メッセージの強い歌を歌うようになった理由を尋ねられると、卒業生で名誉会長の橋本美香さんが「思想を持て、という考え方のもとで、いろいろな活動に参加してきました。体験して社会に発信することの大切さを学ぶことで、今の流れになってきました」とこれまでの活動を振り返った。
メンバーの齋藤乃愛さんは「子どものくせに、とかよく言われますが、こういう言葉に負けて意見をいわないと賛成意見と同じになってしまいます。戦争を経験していない私たちでも意見をいうことはできます。積極的に意見を言いたい」と語った。
メンバーの西野莉奈さんは、「メッセージがない曲はありません。メッセージのある曲を歌うことが批判される日本はおかしいです。アメリカではあまり批判されません。(日本では)若い世代が発信することが少ないので、若い人にもっと政治に関心をもってほしい」と語気を強めた。
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