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2015年7月28日 天木直人のブログ 新党憲法9条
私が偶然目にした朝まで生テレビは広島から中継されたが、その背景
には、やはり田原総一朗の原爆投下に対する思い入れがあったのだ。
きょう発売の週刊朝日の自らの連載コラム「ギロン堂」で書いてい
る。
そして、そのコラムの中で、彼は、かつてキッシンジャーにインタ
ビューした時、原爆投下の責任を厳しく追及したら、キッシンジャーは
苦痛な表情を浮かべた後で、投下しなければもっと多くの被害者が出た
と答えた事に言及し、ならば20万人ともいわれる原爆犠牲者はどうな
んだと怒って見せる。
私が注目したのはその後に田原氏が述べた次の言葉だ。
核兵器はもはや核保有国間では使用できなくなった。
しかしテロは別だ。テロに渡ったら使われる。だからこそ米国は核廃
絶を言い始めたのだと。
そのとおりである。
私が言い続けてきたことだ。
しかし田原氏と私の違いは二つある。
彼は、自ら認めているように、政府関係者から聞いた受け売りである
が、私はこの耳で聞いた。
かつてレバノンの大使であった時、レバノンに逃れたパレスチナ武装
抵抗組織の若者が私の前で確かにこう言ったのだ。
いま我々に核爆弾があれば、何のためらいもなくテルアビブに撃ち込
む、と。
誰も我々を止められない、被爆国の日本であってもだ、と。
近未来小説「アマル」の中の運転手は、彼がモデルなのだ。
もう一つは、もし彼が核保有国間の核戦争は起こらない、しかしテロ
の渡ったら別だ、と本気で考えているなら、日本が米国の核の傘に守ら
れているという言説は、もはや妄言だということだ。
そこまで言わなければ彼の「日本は核廃絶に貢献せよ」という言葉は
本物ではない(了)
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原爆を投下した米国を糾弾することこそ対米自立の切り札である 天木直人(新党憲法9条)
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