http://www.asyura2.com/15/senkyo189/msg/510.html
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安倍首相、磯崎陽輔首相補佐官、山本一太議員の3馬鹿トリオで始まる参院の戦争法案審議。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/997fda233a08b567f901bf8b4340e65e
2015年07月27日 Everyone says I love you !
参院安保法制特別委のトップバッターの質問者がこの山本一太議員なんだそうな。
なれ合いはニコニコ動画くらいにしておけ。
本日、2015年7月27日、いわゆる「安全保障法制」=戦争法案が参議院本会議で審議入りしました。
その中での、安倍首相の答弁をNHKが報じているのですが、突っ込みどころ満載!というより、全編突っ込みどころなので突っ込みたいと思いますw
まず、安倍首相は
「日本が危険にさらされたとき、日米同盟は完全に機能するようになる。それを世界に発信することで、抑止力はさらに高まり、日本が攻撃を受けるリスクは一層下がっていく」
と述べ、法案の意義を強調したというのですが。憲法論議に懲りて、抑止論一本で頑張る方針だそうです。
でもね、戦争法案が容認する集団的自衛権の行使って、アメリカが攻められたときに日本が助太刀することですよ。アメリカが危険にさらされた時の話です。
日本が危険にさらされたときのためには、個別的自衛権やその範囲内での日米安保条約があるわけでしょうが。
もし戦争法案ができて、日本がアメリカの戦争に参戦する集団的自衛権の行使が認められるようになっても、日本へ攻めるのを止めようという抑止力なんて高まりませんよ。日本が攻撃を受けるリスクが下がったりなどしません。
むしろ、アメリカが戦争している相手に日本が攻撃したら、向こうにとっては日本に反撃するのは自衛権の行使ですからね。日本が攻撃を受けるリスクは今より飛躍的に高まるのです。
安倍首相はまた集団的自衛権と個別的自衛権をごっちゃにして説明して誤魔化そうとしていますが、そんな騙しのテクニックが通用しなくなってきたから、安倍内閣の支持率は下がっているのです。
国民をなめきってますが、そうは問屋が卸すまい。
さらに、安倍首相は集団的自衛権の行使について、
「武力行使の新3要件は『砂川判決』と軌を一にする、これまでの政府の憲法解釈の『基本的な論理』の範囲内で、法的安定性は確保されており、将来にわたっても憲法9条の法的安定性は確保できる」
と述べ、憲法違反の指摘はあたらないという考えを改めて示しました。
まず、砂川事件判決と軌を一にするも何も、砂川事件は日米安保条約と米軍基地が個別的自衛権の範囲内かが問題になった事件ですから、集団的自衛権なんて議論にもなっていませんし、もちろんその際の武力行使の要件なんかも砂川判決には出てきません。
また、これまでの政府の憲法解釈では、集団的自衛権の行使は憲法9条に違反して許されないとなっていたのに、いきなり許されると言いだしたくせに「基本的な論理」の範囲内のわけ、ないでしょうが。
これまで数十年間も安定していた法解釈を覆したわけで、法的安定性なんてまるっきり確保されていません。
砂川事件最高裁判決は集団的自衛権の行使が合憲である根拠にはならない。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/757fe94d0909caec5963dbe1885df4af
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砂川事件最高裁判決から40年後、高村副総裁(当時外相)も集団的自衛権の行使は憲法違反だと認めていた。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/1b750051f0511e32ee000035f11b1c03
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7月27日の参院本会議にて。苦笑いしたいのはこっちだ。
さらに、安倍首相は、野党などから、徴兵制につながるという懸念が示されていることについて、
「徴兵制は、憲法18条が禁止する『意に反する苦役』に該当するなど明確な憲法違反で、徴兵制の導入は全くありえない。総理大臣や政権が変わっても導入の余地は全くなく、国民の皆さんは安心していただきたい」
と述べました。
けれども、さっきもいったように、安倍首相はこれまで集団的自衛権の行使は違憲だとしてきた憲法解釈、従来の法的安定性なんてまるで無視して、いきなり集団的自衛権の行使ができる戦争法案を作ろうとしているわけですから、徴兵制だけは憲法を守りますだなんて信じられるわけないでしょう?
集団的自衛権の行使が「明確な憲法違反」だと憲法学者がこぞって言ってるのに無視しているわけですから。
ここで憲法解釈変えて違憲なことする人が、どうして今後は違憲な解釈変更をしないだなんて言えますか。
首相補佐官が女子高生に論破された火事の例を、首相がまたテレビで延々やっているところが救いがたい(生肉みたいな気色悪いのが火事の炎らしい)。
現に、自民党改憲草案を作った、上のツイートのように先ごろ女子高生に論破されたことで有名な安倍首相の懐刀の磯崎陽輔首相補佐官が、昨日26日の講演で堂々と
「(従来の憲法解釈との)法的安定性は関係ない。国を守るために必要な措置かどうかは気にしないといけない。政府の憲法解釈だから、時代が変われば必要に応じて変わる」
と言ったばかりです。
つまり、政府の憲法解釈は政府の憲法解釈だから政府がコロコロ変えていい、ということ。
安倍内閣は、もう、なんでもありということです。存立危機事態がどうだの、新3要件で絞ってますだなんて言っても全く信用できません。
で、安倍政権は安保法制についての説明が足りないと国民から批判を受けているので、参院では与党の質問時間を大幅に増やすと言っています!与党からのなれ合い質問なんて、それこそ法案の中身がわかるわけがない!!
しかも、参院特別委での与党の質問者のトップバッターは俺だ、75分質問する!と、あの山本一太議員が特別委が設置される前に宣言して謝罪に追い込まれています。
山本一太議員と言えば、安倍首相のツイッターの「中に入っていた」=代わりにつぶやいていたことが分かったお間抜けな人。
そんなオマヌに何時間質問させても、ツイッターの中の人と外の人なんだから、中身が深まるわけないだろ!
ネット戦略アドバイザー(爆笑)。
ここまでアホな人は議員でなくても珍しい。
参考記事
【悲報】総理補佐官の礒崎陽輔 (@isozaki_yousuke)が、ツイッターで喧嘩をふっかけるも論破され、相手が10代女子とわかるとブロックして逃走←バカ
http://togetter.com/li/832562
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離れ、振り込め詐欺、生肉…安倍首相の安保法制説明がワケわからなさすぎで失笑! フジテレビへの生出演は逆効果
http://lite-ra.com/2015/07/post-1307.html
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安倍首相のTwitterアカウントで山本一太議員が「爆睡」と誤爆ツイートし謝罪
http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/01/yamamoto-itta-twitter_n_7187162.html
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ある意味、名コンビだよね。
磯崎補佐官と言い、山本議員といい、まさにオマヌな安倍首相と類友ですな。
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