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建設計画の概要(新宿区HPから)と河野JSC理事長(C)日刊ゲンダイ
新国立の“戦犯”がこっそり温存 JSCに165億円ビル新築計画
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162064
2015年7月25日 日刊ゲンダイ
戦犯組織が、どさくさ紛れに「豪華ビル」を手に入れるとは、いい度胸だ。白紙に戻したはずの新国立競技場の敷地内に巨大ビルを新築する計画だけが、なぜか“無傷”で生き延びている。
建設地は神宮球場からスタジアム通りを挟んで真向かいの場所。都立青山高校の真横にあった国立西テニスコート跡地だ。地下2階、地上16階建て。高さ72メートルは近くにある「赤坂ツインタワービル」(66.35メートル)をゆうに凌ぐ。延べ床面積3万2000平方メートルにはオフィスの他、全1250席の劇場や全220室のホテルからなる複合ビルとなる予定だ。
入居するのは、今や悪名高いJSC(日本スポーツ振興センター)。当事者意識の著しい欠如から新国立計画の大混乱を招き、舛添都知事にまで「無能力、無責任」呼ばわりされた文科省の下部団体には、身の程知らずの贅沢だろう。
「ビル新築は旧国立の建て直しとワンセットで決まった“五輪便乗”計画です。旧国立に隣接していた旧JSC本部ビルは築20年しか経っておらず、新たな巨大ビルへの移転は必要なかったはず。しかも同一敷地内に建設するのに、JSCはビル事業の勘定項目を新国立から切り離し、予算を計上。2520億円まで膨らんだ新国立の総工費とは別立てにして、国民の目をそらしてきました。今年6月に入札を終え、すでにゼネコンの『安藤ハザマ』と建設契約を結んでいます」(文科省事情通)
契約金額は164億7000万円(税込み)。完成予定は2017年6月だ。新国立を迷走させた組織が“盗っ人猛々しい”ものだが。常勤職員360人のJSCには器が大き過ぎて、手に余りはしないか。
「新国立の改築に敷地を提供した『日本青年館』と同居するため、我々の専有分は延べ床面積にして6099平方メートル。劇場やホテルは青年館の施設となります。新国立は白紙に戻すのにビル計画を見直す気はないのか? 現時点では考えていません」(JSC広報室)
JSCの前身は1955年設立の日本学校給食会。いつしか国立競技場などを運営する組織となり、03年に「toto」を扱いだしてJSCに衣替え。現在は資本金2458億円を誇り、文科省の幹部OB2人が理事に名を連ねる有力な天下り先となった。安倍首相も本気で支持率を回復したいのなら、この「天下りビル」建設もゼロベースで見直したらどうだ。
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