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難問だらけのTPP交渉と日本の対米従属
http://new-party-9.net/archives/2283
2015年7月24日 天木直人のブログ 新党憲法9条
TPP交渉は待ったなしの最終局面に入っている。
なぜかと言えば米国の大統領選挙が本格化すれば米国のTPP推進に
対するモメンタムは完全に失われるからだ。
それにもかかわらず、TPP交渉の報道を見る限り難問だらけだ。
それに加え、ここにきてカナダが乳製品などの市場開放に難色を示し
て足かせになっているらしい。
10月に総選挙を控えているカナダは譲歩しにくいと言う。
驚くべき話だ。
間税撤廃はTPPの出発点だ。
その出発点において、国内産業保護という基本的な国益のぶつかりあ
いでもめているのだ。
何をこれまで話し合って来たのだろう。
私が注目したのは米国の対応だ。
いやなら参加するなと言い出したらしい。
あの時はイギリスだった。
すなわちイラク戦争の参加には国連安保理決議が必要だと主張した英
国に対し、いやなら英国抜きで攻撃を始めると米国は一蹴した。
腰を抜かしたブレアはあわてて参加表明した。
今度はカナダだ。
果たしてカナダはどういう反応を見せるのだろう。
それにしても驚くのは日本の対応だ。
米国と一緒になってTPP交渉の妥結のために参加国を説得している
という。
どこまで国益を無視した安倍・甘利政権の対米属国ぶりだ。
しかし、忘れてはいけない。
TPP推進を言い出したのは菅直人民主党政権だった。
国民生活を苦しめる消費税増税も、言い出したのは野田民主党政権
だった。
日本の政治の混迷は、自民、民主の二大政党がいずれも対米従属、反
国民的であるところにある。
ここまで国民が反対している安保法制案を一蹴できないのも、岡田民
主党の第二自民党さにある。
岡田民主党党首は眼鏡を変えてイメージチェンジしたつもりが、誰も食づいてくれないとぼやいたらしい(7月24日毎日新聞)
野党第一党の党首がこれでは日本の政治もおしまいである。
自民党に対峙する本物の国民政党がなんとしても必要である(了)
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