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http://mewrun7.exblog.jp/23460942/
2015-07-24 06:01
安倍首相が、突然、新国立競技場の建設計画の見直しを発表してから1週間。(・・)
安倍陣営は、安保法案を強引の衆院通過させたことで支持率が大きく低下したことから、何とかこの件で国民の評価、支持を取り戻したいと考えたようなのだが・・・。
国民は安倍首相の決断を評価するも、支持率アップにはつながらず。しかも、今週にはいってからは、野党やメディアだけでなく、関係者からも責任の所在を明らかのすべしという声が上がるようになっている。(@@)
(関連記事『安保法案も民意重視で見直しを+競技場見直しは安倍保身のため+下村を辞任にhttp://mewrun7.exblog.jp/23436391/』『たった2500億円という森や自民の奢り+舛添が安倍内閣のご都合主義を大批判』http://mewrun7.exblog.jp/23445516/)
これから、この件の経緯を検証することになっているのであるが。ただ、アレコレ検証するまでもなく、政府で言えば、五輪開催やJSCを管轄している文科省&下村文科大臣に大きな責任があることは明らかだろう。(`´)<安倍首相もTVで言ってたけど、最終的に責任を負うべきは首相ね!(++)>
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実際、ここに来て、五輪関係者や与党内からも、文科省批判や下村更迭論が出始めているのだが。
mewは、安倍政権を倒すひとつのステップとして、ここは是非、下村大臣を辞任に追い込みたいと考えている!(**)
というのも、1・下村氏が安倍氏の盟友&超保守仲間である、2・下村氏が文科大臣として教育改悪や五輪を利用しての愛国心強化を進めようとしている、3・下村氏が不正献金疑惑の責任をとろうとしないからだ。(ーー)
下村氏は、安倍氏の日本会議系超保守仲間&盟友で、心の支えになっている閣僚のひとり。二人は90年代から一緒に勉強や活動をしており、いつか2人で「戦後教育の見直し(=破壊)」を実現することを目指して来た。
ちなみに前政権では、下村氏はまだ4期当選したばかりだったこともあって、内閣官房副長官として、官邸内でサポートしていたのだが。今政権で、安倍首相は満を持して、下村氏を最初から文科大臣に任命。ようやく2人で日本の行政を牛耳って、超保守政策を推進できる時期が来たと。とりわけ、日本の教育を自分たちの歴史認識や戦前志向の思想に合わせたものに改変することに懸命になっていたのである。<これを彼らは「教育再生」と呼ぶ。(>_<)>
ところが、今年にはいって、下村氏の不正献金事件が発覚。国会で追及を受けた際に答弁が二転三転して、説明がつかない上、証言者も次々にあらわれて追い込まれることに。<現在、東京地検が告発を受けて捜査中。>
そこで、下村氏が大臣を辞めようとしたのだけど。安倍首相が「辞めちゃダメだ」と強く引きとめたため、続けることになったと言われている。<しかも、いつのお間にか、下村大臣への疑惑の報道も消えちゃった(消されちゃった?)んだよね。(-"-)>
『支援組織の任意団体「博友会」をめぐる献金問題で厳しい追及を受ける下村博文文部科学相。3日、一時辞意を漏らし、夜の首相公邸で安倍晋三首相が「辞めちゃ駄目だ」と強く慰留した−。複数の政府、自民党関係者がこう証言した。・・・下村氏は第1次政権で官房副長官を務め、思想的にも首相に近い長年の「盟友」。政権への影響も格段に大きい。
「首相は下村氏を絶対辞めさせない」。自民党関係者の一人はこう断言する。(2015/03/06付 西日本新聞朝刊=)』
(関連記事・『下村が辞意も安倍が慰留か。お友達内閣を倒すべし!+中川妻の化けの皮』
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つまり、安倍首相はそれぐらい、下村氏に近くにいて欲しいし。閣僚として一緒に「日本の戦後体制(憲法、教育、社会の仕組み)の破壊」を実現したいと考えているわけで。
支持率の低下で窮地に追い込まれている今、下村大臣が辞任することになったら、政策面でもそうだが、何より精神的にかなりのダメージを受けるのではないかと。それが安倍政権の崩壊のきっかけになるのではないかと、(期待込みで)考えているのである。(++)
<何か膝からガクンと崩れ落ちるような感じで?_| ̄|○ >
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今回も野党は、下村大臣の責任を追及するつもりで、手ぐすねを引いて待っている状況。
民主党の枝野幹事長は「普通は恥ずかしくて辞める」と発言。また何と超保守系で半分与党の次世代の松沢幹事長までもが、「(下村)文部科学相の責任は免れず、辞職すべきだ」と言い出したという。 (・o・)
『自民党の内閣、文部科学両部会の合同会議が22日開かれ、新国立競技場計画の白紙撤回に伴って再検討される整備計画について、「コスト意識を持つべきだ」などの意見が出た。
安倍首相は22日、河村建夫元文部科学相から会議の報告を受けた際、「国民に説明がつかないから(撤回を)決断した」と述べ、総工費を圧縮する考えを強調した。
一方、次世代の党の松沢幹事長は22日の記者会見で、計画の白紙撤回について、「(下村)文部科学相の責任は免れず、辞職すべきだ。新しい組織で総力を挙げて取り組める環境を作ってほしい」と述べた。民主党の枝野幹事長も22日の記者会見で、下村氏について「普通は恥ずかしくて辞める」と皮肉った。(読売新聞15年7月22日)』
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しかも、安倍首相の後見役でもある森元首相からも、下村大臣や文科省に対する批判が続いているような状況だ。(@@)
『森喜朗氏「文科相は非礼」 次官には会議の予算ただす
2020年の東京五輪・パラリンピックの関連イベントの会合が21日、東京都内であり、議長を務めた下村博文文部科学相が途中で退席したことに、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相が「呼びかけた下村大臣がただちに退出するというのは極めて非礼」と不快感を示す場面があった。
来年10月に開かれる「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」の官民協働実行委員会の初会合。下村文科相はあいさつ後、新国立競技場の計画の再検討に向けた関係閣僚会議に出席するために退席した。会合の終盤、同フォーラム最高顧問でもある森会長は、自ら発言を求めると批判を展開。関係閣僚会議は安倍首相の予定に合わせて急きょ開催が決まったが、「総理に日程の変更を申し入れるべきだった」と述べた。
さらに、同フォーラムの予算規模を、文科省の山中伸一事務次官にただした。「具体的に幾らというところまで詰めていないが、額としては億単位」と山中次官が答えると、「新国立競技場では、国が幾ら出すか、ということをきちっと決めないから苦労した。やはり文科省の責任は大きい。同じことは繰り返さないでほしい。新国立競技場でこういう醜態をさらしたのだから、どの程度の費用がかかるのか、きちっとなさった方がいい」と話した。
委員会には安倍首相をはじめ、御手洗冨士夫・ラグビーワールドカップ2019組織委員会会長や財界人ら約80人が参加した(朝日新聞15年7月21日)』
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さらに、昨日は舛添都知事が文科省の担当役人か下村大臣が責任をとって辞任すべきだと主張、さらには安倍首相の任命責任にまで言及したという。(@@)
『2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の整備計画が白紙撤回になった問題をめぐり、東京都の舛添要一知事は23日、都内での講演の中で「文部科学省はきちんと役人に責任を取らせるべきだ。組織の長が信賞必罰をやらないなら、長は自ら辞任してください」と述べ、下村博文文科相らの責任に言及した。
舛添知事は、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)や所管官庁の文科省について、「責任は免れない。節目節目で相当ひどいことをやっている」と批判。下村文科相に対し、役人に責任を取らせるのでなければ辞任するよう求め、「それをやらなければ、その長(文科相)を任命したのは内閣総理大臣だから任命責任までいく」とまで踏み込んだ。(時事通信15年7月23日)』
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そして、日刊ゲンダイの記事にもあるように、ついには、与党内からも下村更迭論の話が出るようになっているという。(・o・)
『新国立迷走させた“A級戦犯” 下村文科相に「更迭説」が急浮上
「白紙撤回」で仕切り直しとなった新国立競技場の建設計画。それでも、「いったい誰が悪いのか」「責任者は誰なのか」と国民の怒りは消えない。そこで下村博文文科相の更迭説が急浮上している。
舛添都知事は「大失策に至った経過を検証し、責任者を処分することが不可欠」と公式ツイッターでつぶやき、森喜朗元首相は「文科省の責任は大きい」と強調した。2人とも自分のことを棚に上げる厚顔ぶりだが、舛添知事が「処分しろ」と迫ったのが、監督官庁トップの下村文科相であることは明らかだ。野党も「下村氏はお辞めになるべきじゃないか」(蓮舫)と引責辞任を迫っている。国会で下村大臣が集中砲火を浴びるのは確実だ。
ただでさえ、国会はこの先、「安保法案」の審議で大荒れになるだけに、自民党内から「攻撃材料になる下村文科相を早く切るべきだ」という声が上がっているのだ。
「そもそも、下村大臣は能力が低すぎます。問題が噴出した後も、収拾に動こうとしなかった。安倍首相から『いまから見直せないか』と聞かれても、『もう時間的に無理だそうです』と役人のレクチャーをそのまま伝えていた。さすがに、安倍首相も『この人ではダメだ。自分がやる』と途中から官邸にタスクフォースを立ち上げています。更迭されても文句は言えないでしょう」(政界関係者)
官邸周辺も、9月の自民党総裁選を待たずに下村大臣の更迭を模索している。
「文教族の遠藤利明五輪担当相に文科相を兼任させるプランが浮上しています。しかし、安倍首相にとって下村大臣は、“精神安定剤”といわれるほどかけがえのない“お友達”。まだ更迭すべきか逡巡しているようです」(永田町関係者)
政治評論家の伊藤達美氏はこう言う。
「下村大臣は悪あがきせず、今すぐ辞職すべきです。迷走劇の主体は紛れもなく文科省。そもそも“政治とカネ”の問題を追及された時点で身を引くべきでした。教育行政のトップに、金銭絡みのスキャンダルが浮上した時点で本来は大臣失格なのです」
安倍首相は第1次内閣で“お友達”を更迭せず、グズグズしている間に退陣に追い込まれた苦い経験がある。意外と“決断”は早いかもしれない。(日刊ゲンダイ15年7月23日)』
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先日も書いたように、野党、特に民主党と共産党は、国会でこの問題や安倍首相、下村大臣の責任を追及すべく、準備を進めているのだけど。<民主党では、衆院安保の辻元清美氏に負けじと(?)、参院の蓮舫氏が張り切っている。(・o・)>
下村氏は現段階では、辞任を否定している。^^;
『下村文科相は同日午前の閣議後記者会見で、自身の責任を問われ、「批判は謙虚に受け止めたい。ただ、遠藤五輪相と一緒に新国立を間に合う形で進めることが責任を果たすということ」と述べ、自ら辞任する考えがないことを明らかにした』という。(読売新聞15年7月22日)
<おそらく今回も、安倍首相は「辞めなくていい。辞めちゃダメだ」と考えている(伝えている?)のではないかと察するです。__(。。)_>
しかし、今回はさすがに、単に計画を変更するだけでなく、誰かそれなりの地位や職責にある者がきちんと責任をとらないと、野党や国民が納得せず、コトがおさまらないだろうという見方が強いようだし。
上の記事にもあるように、このまま新国立競技場の問題を引きずると、安倍内閣の支持率や総裁選、安保法案の参院審議への影響を懸念する声も高まりそうな感じが。^_^;
果たしてそんな中、安倍首相が、自らの延命のために、ついに下村大臣の辞任させるという手をとるのか。<総裁選&首班指名に再選した場合、10月に内閣改造を行なうらしいので(それをエサに自民党内のベテランを黙らせようとしている)、その時に下村氏を外すか。>
それとも、最後まで下村氏との友情や同志としての思いを優先させてツッパリ切るのか、実に興味深いものがあるのだけど。
何より、今度こそ、野党にしっかり下村大臣を辞任まで追い込んで欲しいと、また国民やメディアも是非それを後押しして欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
THANKS
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