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懲りない森喜朗会長(C)日刊ゲンダイ
謝罪どころか逆ギレ 森元首相の「新国立問題」呆れた大放言
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162037
2015年7月23日 日刊ゲンダイ
オレは被害者だ――。東京五輪組織委員会の森喜朗会長(78)が22日、日本記者クラブで会見。建設計画の見直しが決定した新国立競技場の問題について、冒頭発言はナント「私は大変迷惑している」だった。さらに、メディアに対し、「(全体の費用を見ないで)新国立は高い、高いという。『何なんだよ』という感じ」と逆ギレ。相変わらずの大放言には、呆れ果てるばかりだ。
費用が2520億円にも膨らんだ新国立問題の“元凶”のひとりともいわれる森元首相。会見では謝罪はおろか、自らの責任を認めることはなく、言い訳や持論のオンパレードだった。19年のラグビーW杯の会場については、もともとは新国立ではなく、横浜の日産スタジアムを使用する計画だったと主張。こう皮肉った。
「我々としては、クラウンくらいの車に乗っていたら、後ろから大きなセンチュリーが来て、『こっちに乗せてあげますよ』と言われたので、乗ったらパンクして、『ラグビーだけ降りなさい』と言われた。初めからラグビーを誘ってくれなければよかった」
ラグビーW杯の新国立開催が白紙となった今、自分たちは被害者と言いたいわけだ。だが、そもそも、ここまで問題がこじれたのは、W杯までの完成を目指し、強引に工事を進めようとした結果、工費が膨らんだ側面もある。しかも、いまだに責任の所在がはっきりせず、森元首相、下村文科相、安藤忠雄氏、舛添都知事などが互いに批判し合い、泥仕合になっている。責任問題についてはこう説明した。
「どこに責任があるかを言うのは難しい。新国立については(森が会長を務める)組織委員会が造るわけでもなければ、『こうしてくれ、ああしてくれ』と言ったわけでもない」
一方で、こう自画自賛するのだから、訳がわからない。
「(東京で)第2回のオリンピックをやることで、国民の皆さんが喜んでおられる。その皆さんを取りまとめていくことが私の仕事だと思って今日までやってきた。私の仕事は天命なんだと思う」
“神の国”発言ならぬ、“天命”発言。ならば、新国立建設の見直しを早期に先導すべきだった。しかも、すでに60億円もの“損失”が発生しているのだから、その責任の一端は免れない。
他にも「(開催費は)最終的に2兆円を超すことになるかもしれない」「(20年の開催時には)安倍さんに首相をやってもらいたい」「(客席数)8万人にこだわっていたのはサッカー協会」と、まあ、1時間半の会見中、言いたい放題だった。
「まさに森氏の“独演会”。質問タイムでも突っ込んだやりとりがなく、新国立がなぜ、このような状況になっているのか、全くわかりませんでした。このまま“なあなあ”で済まされる問題ではないと思います」(スポーツ紙記者)
森元首相がいまだにエラソーにふんぞり返っていられる状況こそが、新国立問題のおかしさを物語っている。
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