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国民の誰ひとりとして理解していないに違いない参院選合区制度
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2015年7月23日 天木直人のブログ 新党憲法9条
安倍首相が強行成立しようとしている安保法制案を理解できない国民が8割だという。
しかし2割も理解している国民がいるなら、まだましなほうだ。
きょう7月23日の朝日新聞が一面トップで報じた。
参院選合区制度改革が来年夏の参院選から導入されることが確実になったと。
こんなことが一面トップで報じられることなのか。
そもそも参院選合区制度とは何か。
これを正しく理解している国民はおそらく誰一人としていないだろう。
そもそも、この選挙制度改革は一票の格差が違憲状態であるとされ、その是正のために行われたものらしい。
その結果、広域の選挙区を合区して全体で10増10減し、格差を少なくしようとするものらしい。
しかし、なお3倍もの格差が残ることになり不十分であるらしい。
何のためにわざわざ10増10減したのか。
しかも、大もめにもめ、いまでも自民党の内部でもめている。
なぜもめるのか。
それは選挙区変更によって同じ自民党議員の間で死活的差異がでてくるからだ。
それにしても、国会議員にとってこれほど重要な選挙制度改革であるというのに、自民党議員の内部対立ばかりが報じられ、国会で当たり前のようにみられる与野党対決にならないのはなぜか。
どうせ勝てない選挙区の変更など、弱小野党にとってはどうでもいいからだ。
これを要するに自民党議員による自民党議員のための選挙制度改革ということだ。
これほど国民にとって無縁の政策論争はない。
それが連日の政治紙面をにぎわせた一大政治課題なのである。
これほど国民不在の馬鹿騒ぎはない。
既存の政治システムは根本的に叩き直さなくてはいけない(了)
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