★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK188 > 808.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
政界地獄耳 主張鮮明に 新聞踏ん張れ(日刊スポーツ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo188/msg/808.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 7 月 18 日 12:15:05: igsppGRN/E9PQ
 

政界地獄耳 主張鮮明に 新聞踏ん張れ
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1508902.html
2015年7月18日8時41分 日刊スポーツ


 ★安保法制が衆院で通過した翌日、17日の一般各紙の東京版見出しからは各紙の同法案に対しての色合いが見えてくる。各紙とも本記と共に政治の部長や論説委員の解説がついているが、横並びにしてみると興味深い。見出しからは色彩が見えないのは朝日だけ。紙面は割いているが社説も迫力に欠け、解説記事も1面にはない。毎日は1面で「与党 9月成立へ強行」とし、政治部編集委員の署名入りで「参院を『消化試合』にするな」とある。

 ★日経は1面の見出しは平たんなものの、編集委員署名記事「合意づくりが政治の仕事」を掲載。読売も1面の見出しはおとなしいものの「東アジア緊迫度増す」と打っている。東京はなお過激だ。「『戦える国』衆院可決」の1面見出しと「民意は国会の外に」と打ち、論説担当が署名入りで「憲法が泣いている」とした。神奈川新聞は「国民理解より米国優先」との解説記事に論説主幹の署名記事「参院の意義懸け審議を」を併載した。

 ★一方、産経は唯一、同法案の可決を歓迎。政治部長の署名記事で「最後は多数決で決めるのが民主主義だ」と記し「これが民主主義」と打った。各紙の色合いは審議中のさまざまな出来事が記事にされるときにも顕在化したが、大切なのは各紙の主張が鮮明になる部分だ。法案の賛否だけでなく戦後70年の安全保障の大転換の時に明確な論調を主張しない新聞に未来はない。戦時中、大本営の情報を垂れ流すしかすべがなかった新聞が今踏ん張り切れるか、まさにこの法案議論の中で飛び出した「言論の自由」議論にもつながるだろう。その意味では朝日の低調ぶりには不安を持つ。委員会採決などの中継に消極的だったNHKは論外といえる。(K)※敬称略


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年7月18日 12:27:30 : vb7MAHOo3c
 スポーツ紙も書きますねぇ。

 論外と書かれたNHKはどうする? 
 フィギュアスケートと体操のNHK杯の取材証を日刊には出さないとか? でも、日刊の指摘は当たっているんだものね。NHKはもうジャーナリズムの世界にある報道機関とは言えないし…。NHKの看板を背負った記者さんたちも恥ずかしいね、自業自得だけど。

 朝日はどうする? 日刊と朝日って、系列ではなかったっけ? 日刊なりの激励か?

 産経はスポーツ取材の中でも変な奴らと思われているから、こいつらはもうどうでもいい存在。フジ・テレビと一緒に高校バレーで心中しなさい。だれも読まない、誰も見ない…。


2. 2015年7月18日 12:36:59 : NNRjIwKsFU
安保法案、衆院通過 民主主義の岐路に立って
2015年7月17日 東京新聞社説

 主権者である国民の多数が反対する法案がなぜ、衆院を通過してしまうのか。戦後七十年の節目の今年、私たち日本の民主主義は岐路に立たされている。

 憲法学者の多くが「憲法違反」と指摘する安全保障法制関連法案が衆院特別委で強行可決された十五日夜、国会正門前は法案に反対する人たちで埋め尽くされた。

 人の波は深夜になっても途絶えず、主催者発表の参加者数は十万人にまで膨れ上がった。法案が衆院を通過したきのう夜も、国会周辺には多くの人が集まり、安保法案反対の声が響いた。

 法案に反対する集まりは、名古屋、札幌など日本全国に広がる。

◆反対の大きなうねり

 石破茂地方創生担当相はかつて自民党幹事長時代、国会周辺で繰り広げられた、特定秘密保護法や原発再稼働に反対するデモ活動を「テロ行為」と同一視して、批判したことがある。

 その石破氏ですら、全国で反対デモが続く安保法案について「国民の理解は、まだ進んでいるとは言えない」と認めざるを得ないほど、この法案は異常さが際立つ。

 デモで示された安保法案への反対は、民意の巨大なうねりの一端にすぎない。

 共同通信社が六月下旬に実施した全国電話世論調査によると、安保法案に「反対」との回答は58・7%で、五月の前回調査から11・1ポイント上昇した。法案の今国会成立に「反対」との答えも63・1%で、前回より8ポイントも増えている。

 安保法案は、審議を重ねれば重ねるほど矛盾や欠陥が露呈した。衆院憲法審査会で参考人の憲法学者全員が「違憲」と主張したことを契機に、法案の合憲性に対する国民の疑念も一気に膨らんだ。

 時がたつにつれ、法案そのものや、今国会での成立に反対する意見が増えるのも当然だろう。

◆「白紙委任」ではない

 しかし、安倍晋三首相や法案を提出した安倍内閣、今国会成立を急ぐ自民、公明両党はいずれも、そうした国民の声を聞き入れようとせず、野党が反対する中、特別委や本会議で採決に踏み切った。

 自民、公明両党は二〇一二、一四年衆院選と一三年参院選で勝利した。その数の力を背景に、反対論を封じ、選挙で選ばれた自分たちの判断こそ、正しいと言わんばかりの態度だ。

 確かに、有権者にとって選挙は政治家や政党、政策を選択する最大の機会ではある。国民の負託をより多く受けた与党の国会議員が政策決定の主導権を握るのは、議会制民主主義としては当然だ。

 とはいえ、有権者は選挙で「白紙委任」をしたわけではない。それぞれが政治家や政党を選びながらも、熟議を通じてよりよい政策をつくり上げてほしい、というのが国民の率直な願いのはずだ。

 選挙ですべてが決まるのなら、議会で議論する意味はなくなり、議員は多数決マシンと化す。

 ましてや、憲法九条に基づく平和主義、専守防衛など戦後日本が守り抜いてきた憲法の理念や、憲法が権力を律する立憲主義に関わる問題では慎重な議論が必要だ。

 国民が、政府や国会の振る舞いをおかしいと思えば声を上げるのは当然であり、政治家が謙虚に耳を傾けることこそが、健全な民主主義の在り方ではないのか。

 にもかかわらず、自民党から聞こえてくるのは、安保法案を批判する報道機関の広告料収入をなくして「懲らしめる」などという威圧的な発言であり、沖縄県の地元新聞社をつぶせという作家に反論しない議員たちの姿である。

 言論の自由を定めた憲法を守れない自民党議員に、憲法や法律を語る資格はない。

 より深刻なことは、首相自身に戦後日本の平和主義や専守防衛、立憲主義を深刻な危機に陥れている、との自覚がないことだろう。

 海外での武力の行使に道を開く集団的自衛権の行使を認めたにもかかわらず、平和国家の歩みや専守防衛に変わりないと言い放ち、最高法規である憲法の解釈を恣意(しい)的に変更しても、立憲主義に反しないと強弁する。

 それは、戦後日本が目指してきた民主主義のあるべき姿や指導者像とは程遠いのではないか。

◆声を出し続ける覚悟

 安保法案の衆院通過を受けて、論戦の舞台は参院に移る。法案をこのまま成立させれば、安倍政権の誤った民主主義観を追認することにもなる。重大な岐路である。

 日本の民主主義が誤った方向に進まないようにするのは、主権者である国民の崇高な役割だ。おかしいと思ったことには国民自身が覚悟を持って声を出し続けなければ、権力は暴走を自ら止めることはないだろう。

 政治の決定権を、国民から遊離した権力から、国民自身に取り戻す。戦後七十年。正念場である。


3. 2015年7月18日 15:41:12 : S3gARP0eHU
東京新聞
「白紙委任していない」がァヘは、すべて白紙委任されたと言って
 国民を縛る法律を次々強行採決してここまで来た。すぐ終わらせないとな。
 後始末に国民が泣く事になる。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK188掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
政治・選挙・NHK188掲示板  
次へ