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2015-07-18 05:11
昨日7月16日、職権で衆院本会議が開かれ、安保関連法案の討論&採決が行なわれた。(・・)
次世代を除く野党は採決で退席したものの、自公与党多数の賛成により、安保関連法案は衆院を通過することに。(>_<)
昨日の記事にも書いたように、自公与党は衆院で2/3以上の議席を有しており再可決が可能であることから、これでよ〜っぽどのことがない限り、法案が成立することになる。(-"-)
昨日、民主党の岡田代表が与党議員の皆さん、『あの時、賛成すべきでなかったと、あとから思っても、もう遅いのです。有権者、国民の皆さんに対して、強行採決を説明できますか」と訴えていたのだけど・・・。
平和の党を看板に掲げて、あれだけ集団的自衛権の行使や海外派兵に反対していた公明党の議員は、こんな安保法案に賛成して、良心の呵責を感じないのだろうか?(**)
自民党の中にも、平和志向の議員が少なからずいるし。たとえ保守派の議員でも、政府が主張する安保法案の合憲性の根拠に砂川判決を使うのはおかしいとわかっている人が、かなりいるはずなのだが。彼らは政治家として、誤った憲法解釈によって本のあり方を歪めてしまうことを、恥ずかしく思わないのだろうか?(`´)
もし自公与党の議員の中に、本当に日本の国、国民のことを思う人がいるのなら、民主主義や立憲主義、法の支配を大切だと思う人がいるとしたなら、今からでも遅くはないので、どうかいったん法案を取り下げることに協力して欲しい。(・・)
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『15日の衆議院特別委員会で、民主党などによる抗議が行われる中、安全保障関連法案は可決された。そして、16日午後に行われた衆院本会議では、大きな混乱はなく、民主党や維新の党など野党が退席する中、安保関連法案は可決された。
15日は、深夜まで安全保障関連法案に反対する抗議デモが行われていた国会周辺。
一夜明けた16日、その国会では、予定通り、午後1時から注目の衆議院本会議が開かれた。
民主党も本会議に出席し、岡田代表が反対討論に臨んだ。
民主党の岡田代表は「与党議員の皆さん、『あの時、賛成すべきでなかったと、あとから思っても、もう遅いのです。有権者、国民の皆さんに対して、強行採決を説明できますか」とただした。
民主党は、15日に行われた委員会での採決で、委員長に詰め寄り、反対のプラカードを一斉に掲げ、法案反対をアピールしていた。しかし、与党の賛成多数で、法案は可決された。
採決直後、「わたしは本当に怒りで震えています。本会議のベルは、押させない」と、涙混じりに訴えていた、民主党の辻元議員。しかし16日、本会議の開会を止めることはできなかった。
共産党の志位委員長は「憲法違反の戦争法案の採決は、断じて認められないことを強く訴えて、討論を終わります」と述べた。
共産党の志位委員長の討論が終わり、迎えた安保関連法案の採決。民主党と共産党は、本会議場を退席。
民主党の辻元議員は「(きのうはプラカードを持つなどしていたが?)国会の中では、退席というのは、一番大きな意思表示なんです」、「(ベルは鳴らさせないと言っていたが?)横暴だと思います。数を国会の中でとっていれば、何をやってもいいのかと」と述べた。
一方、維新の党は、自らが提出した対案が否決された直後に、本会議場を退席した。そして、午後2時すぎ、与党などの賛成多数で、安保法案は衆議院で可決された。
本会議には、法案に批判的な自民党の村上 誠一郎議員の姿はなかったが、事前に病欠の届けが出されていた。
安倍首相は「日本国民の命を守り、そして戦争を未然に防ぐため、絶対に必要な法案であります。国会での議論の場は、参議院に移りますが、良識の府ならではの深い議論を進めていきたいと思います」と述べた。
安保法案が衆議院を通過したことに、公明党の山口代表は「最終的に大きな混乱はなく、採決で可決を見たということは、大変良かったと思っています」と述べた。
自民党の小泉 進次郎議員は「これで終わりではなくて、これからは今まで以上に、謙虚に真摯(しんし)に、丁寧に説明しなくちゃいけないと。原因を作った一端は、自民党自身にあるわけですから」と述べた。
一方、民主党は、国会の前で抗議デモをしている市民らに、あらためて安保法案の阻止を訴えた。
民主党の枝野幹事長は「さらなる国民的な大きなうねりの中で、これにストップをかけてまいります」と述べた。
安保法案は、今の国会で成立する公算が大きくなったが、民主党など野党は、参議院でも徹底抗戦する構えで、与野党の激しい対立は、9月27日の国会の会期末まで続く見通し。(FNN15年7月16日)』
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『安全保障関連法案が与党の強行採決により衆院を通過したことを受け、野党各党は16日、「断固認めるわけにはいかない」(岡田克也民主党代表)などと一斉に反発した。これに対し、政府・与党は野党が採決に加わらなかったことを捉え、「採決するのが政党の責務」(菅義偉官房長官)と反論、双方が批判の応酬を繰り広げた。
岡田氏は維新などを除く野党が安倍政権への抗議の意思を示すため国会内で開いた緊急集会であいさつし、「(審議を)やればやるほど国民の反対が増える中での『追い込まれ強行採決』だ」と糾弾。「国民の支持をさらに増やし、廃案に追い込もう」と呼び掛けた。
憲法学者らからの「違憲」論が相次いだ同法案について、安倍晋三首相は15日の衆院特別委員会で「国民の理解は進んでいる状況ではない」と認めたが、当初方針通り16日に衆院通過させた。維新の松野頼久代表は「何でこんなに急ぐのか全く分からない」と批判。共産党の志位和夫委員長は、「国会論戦と野党共闘、そして国民の戦い、この三つで必ず廃案に追い込みたい」と訴えた。
「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表は「国民の支援さえあれば、まだまだ(成立を)阻止できる」と指摘。社民党の吉田忠智党首は佐賀市内で記者団に対し、「反対の世論が高まる中、強行採決は民意を踏みにじる暴挙だ」と批判した。(時事通信15年7月16日)』
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尚、民主、共産、社民、生活の4党は、「安保法制の強行採決に抗議する!! 緊急院内集会」を開き、安保法案を廃案に追い込むため協力して行くことで一致したという。(**)
『衆院本会議で16日、政府提出の安保関連法案の採決を与党が強行し、同法案は自民・公明両党などの賛成多数で可決され参院に送られた。民主・共産・生活・社民の野党4党は政府・与党の国会運営に強く抗議、「採決は断じて容認できない」として採決時に退席し、抗議のため緊急集会を国会内で開いた。
4党の幹部や所属議員が参加して共同で開いた「安保法制の強行採決に抗議する!! 緊急院内集会」では、民主党の岡田克也代表、共産党の志位和夫委員長ら各党の代表者が一言ずつアピールし、同法案の廃案に向けて今後も野党一丸となって闘っていくことを誓った。
岡田代表は、「質疑をやればやるほど国民の『反対』の声は増え、『理解する』という国民の数は変わらない。議論をしても国民は納得しない。『早くやるしかない』というなかでの『追い込まれ強行採決』」だと断じ、「これを認めるわけにはいかない。しっかりと国民の期待に応えようではないか。説明していこうではないか。これから参院で議論がスタートするが、そのなかで国民の支持をさらに増やし、廃案に追い込んでいこう」と力を込めた。
志位委員長は、「岡田代表の言われた通り。国民の空前の闘い、国会での野党の追及によって安倍政権は追い詰められ、『もう、持たない』というなかで強行採決に逃げ込んだということではないか。今度は参院で追い詰め、必ず廃案に追い込んでいこう。国民の世論と運動、われわれ野党一丸になって追い込んでいこう」と訴えた。
生活の党の玉城デニー幹事長は、「憲法違反に危険を感じた国民、戦争に行かされるかも知れないとわが身に降りかかることを思っての若い世代の行動、この国民の火はますます広がるばかりだ。参院でもこの不条理を暴き廃案に追い込むために、ともにがんばっていこう」と呼びかけた。
社民党の吉川元・政審会長は、「国会では日本の民主主義の危機を迎えているが、国会周辺を埋め尽くした人たち、全国各地でこの強行採決に怒りの拳を振り上げた多くの国民の皆さんの力によって必ず守られる。そのためにも一緒になって、参院で廃案に追い込むために全力を尽くしていく」と表明した。
最後は、衆院安保特別委員会委員の大串博志議員の音頭のもと、安保法案廃案に向け会場全員でガンバロウを3唱した。(BLOGOS15年7月16日)』
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残念ながら、野党各党(共産党を除く)の支持率はさほど復活しておらず。(共産党を除く)安倍自民党の「一強多弱」状態が続いているのだけど・・・。(ノ_-。)
本来だったら、もっと大きな支持を得て、第一党として野党全体を引っ張って行かなければならないはずの民主党も、いまだに10%の支持率を得られず。一般国民から見ると、かなり頼りない存在なのかも知れない。(~_~;)
ただ、ようやく民主党の幹部も腹が座って来たようで。安倍首相や自民党と真っ向勝負をする姿勢を示すようになっているし。
何よりも、ここはどの政党を支持しているのかはちょっとヨコに置いて、「安保法案の成立阻止」の一点で、みんなで協力できないものだろうか?(**)
自民党+公明党の支持率は30%台しかないのだから。支持政党なしの人たちも含めると、自公与党より多くの支援を得られる可能性は十分あるわけで。
野党だけでなく、できれば良識ある与党議員、支持者も巻き込んで、国民の力で、何とか今国会での安保法案の成立阻止に追い込みたいとマジで思っているmewなのだった。(@@)
THANKS
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